半沢直樹 7話 あらすじ・ネタバレ 120億は回収できるのか?

金融庁検査1日目

金融庁検査の対応と伊勢島ホテルの経営再建という難しい課題を一気に引き受けることになってしまった半沢直樹(堺雅人)。

そして、なんと金融庁検査を先頭で率いるのは西大阪支店へ国税局査察統括官として査察に入って、一度半沢と争った黒崎俊一(片岡愛之助)でした。というのも、黒崎は国税局から金融庁に戻って、東京中央銀行に対する主任検査官として任命されたみたいです。

そんなある日、金融庁に復帰を果たした黒崎は東京中央銀行の本店に訪れます。そして、金融庁検査を始めます。その時と同じくして、他の全国にある東京中央銀行の支店にも金融庁検査がやってきます。

本部を訪れた黒崎は「伊勢島ホテルの120億円の損失に付いてきかせてちょうだい」と半沢に問いかけます。それに対して、半沢は「120億円は株式運用の失敗による特別損失です。それより、まずはホテル経営についてご説明します。」と言い、伊勢島ホテルの今までから現在までの状況を説明します。

伊勢島ホテルは20年ぶりに赤字になったので、海外の旅行代理店と協力し、「ナルセン・エンジニアリング」というIT企業にインターネット予約システムの開発を依頼していました。そして、黒崎は「120億の損失はどう補填するつもりなの?」と半沢に投げかけます。半沢は「社員寮や保有株を手放して資金を出します。」と答えます。

それを聞いて黒崎は「それじゃせいぜい50億円ってところかしら。てなると全然足りないじゃない」と激怒します。半沢はそれに対して、「伊勢島ホテルが黒字になれば、残りは数年で補填できます。」と答えます。

その話を聞いてもなかなか納得を示さない黒崎は「次回の聞き取り調査までに120億円の損失の補填案を示さないと、伊勢島ホテルは実質破綻です。そうなれば最後、あなたの銀行には1520億860万円の引当金を積んでもらう」と宣告し、その日の金融庁検査は終わります。

そして金融庁検査がなんとか終わった半沢は、休むことなく部下に伊勢島ホテルの資産状況を調べて、処分できる剰余資産を探すようにお願いをします。

貝瀬支店長を問い詰める半沢たち

その後、渡真利忍(及川光博)は半沢と昼飯を食べながら、「古里(手塚とおる)が書いた資料はちゃんと隠してあるか?」と聞いて半沢は「疎開資料としてウチにある」と答えます。しかし、渡真利は処分した方がいいんじゃ?と提案をします。

半沢は「あの資料は京橋支店と伊勢島ホテルが事実を隠した大事な証拠だ。」と拒否します。その後、渡真利は「それにしても、貝瀬支店長(川原和久)はどうして内部告発を握り潰したんだろ?」と疑問を感じると半沢は立ち上がり貝瀬会長の元に行きます。

半沢は金庫から盗んだ資料のコピーを見せつけ「あなたが200億円の融資を止められていれば、損害は少なくて済んだ」と言います。その勢いに圧倒され貝瀬は「私はただ・・」と釈明しようとします。半沢はつかさず「ただ?ただ、あなたは上から指示に従っただけ。この資料が上に渡ればあなたは終わりですよ」と追求します。

貝瀬は「私がその人の名前を言ったところで証拠は無い。君たちに勝ち目はない。」と忠告をします。すると、渡真利忍が「この資料を本部に報告しますよ?」と脅しをかけます。すると貝瀬は「そんなことしたら金融庁に知られてこの銀行は、大変なことになる」と答えます。

伊勢島ホテルの資産を見つけた半沢

そしてその後、半沢の部下が伊勢島ホテルの120億円の損失を穴埋めできる資産を発見します。しかし、その資産は「伊勢島ホテルの聖域」と呼ばれており、損失補填には使えなかったのです。

半沢は伊勢島ホテルの社長の湯浅威(駿河太郎)のもとに行き、「伊勢島ホテルには聖域があると。先代の持っていた絵画と美術館の建設のために買った土地だと。違いますか?」と問い詰めます。

湯浅は「本当です。しかし、その土地を売ることは父が許さないでしょう」と答えます。半沢は「伊勢島ホテルは経営危機を迎えてます。そんな状況だからこそできる選択もある。その聖域と向き合わなければ、先代の呪縛は解けないんじゃないですか?」と説得すると湯浅は父を説得することを承諾します。

大和田の会食と半沢の自宅に金融庁が・・

一方、貝瀬は大和田常務(香川照之)に電話をし、「半沢がきましたが、シラを切りました」と報告すると、「なんの話だね。君が勝手にしたことだろ?」と電話を切ります。電話を切ると、大和田は伊勢島ホテルの専務である羽根夏子(賠償美津子)と会食をしていました。

すると羽根は「いい部下を持ったものですね。それに比べて半沢は」と笑います。そして続けて「またいつものように半沢には銀行から離れてもらえば?」と助言をします。ですが、大和田は「ここはじっくりと半沢君の出方を楽しみましょう」と答えます。

そしてなんと翌日に半沢の自宅に金融庁の捜索が入ります。それを聞いた半沢は慌てて花(上戸彩)に電話をかけ、疎開資料を隠すようにお願いしますが隠す時間がありませんでした。にもかかわらず、調査員がいくら探しても疎開資料を見つけることはありませんでした。

感想と見どころ

120億円は果たして補填することができるのか?話が進むにつれて、その疑問がどんどん気になってきますね。そして、驚いたのが金融庁が半沢の自宅にまで押しかけてくるところですね。

いくらなんでもプライベートは空間にまで押しかけてくるのか!って正直ビックリです。でも、結局疎開資料は見つからないというね。花が何か知ってそうです。次回も気になりますね。

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