ハケンの品格 第5話 お時給インベーダーとナマコ大先輩 あらすじ ねたばれ
・会社のお荷物…仕事が出来なければリストラ…?
人事部が、嘱託の小笠原(小松政夫)の契約を打ち切ることにしました。
かつては出来る営業マンでしたが、今じゃ勤務中に寝たりパソコンも全く使うことが出来ません。
なので会社に残すことは出来ないと判断したのでした。
賢介(小泉孝太郎)は、部長の桐島(松方弘樹)に呼ばれ、小笠原にそのことを伝えるよう言われました。
桐島は、年は違うが小笠原と同期だったので言いづらかったのです。
賢介は、どうにか小笠原に手柄を立てさせて、会社に残そうと考えました。
そして《塩むすび》の商品化を提案し、春子(篠原涼子)と一緒にリサーチしにデパ地下に行きました。
しかし、おもちゃ売り場のゲームに夢中になって小笠原は迷子。
偶然居合わせた東海林(大泉洋)が迎えにいくはめに。
春子は会社に戻って《塩むすび》の企画書を作成します。
そして桐島に小笠原のことを聞かれ、パソコンも出来ない、迷子になってしまう等仕事の出来ない小笠原のことを『会社のお荷物』と答えたのです。
それを聞いた東海林は、春子に『お時給インベーダーだ!』と責めます。
賢介もなんとか分かってもらおうと話しましたが、春子は『派遣は3か月の契約で、リストラの恐怖を味わう!あの人は会社に甘えて危機感がない!』とキッパリ言いました。
その言葉に東海林と賢介は、言葉を失います。
そのつぎの日、とうとう賢介は嘱託の契約更新が出来ないことを小笠原に伝えました。
小笠原は了解しましたが、定食屋でも箸が進まず呆然としていました。
・粉飾決算で会社が大ピンチ!?
そんな時、年に一度の国税局の調査が会社に入りました
そして販売二課の過去の小麦の決済が粉飾決算の疑いがあると指摘されました。
無実を証明するために、マーケティング課も応援を頼まれ手書きの伝票を探します。
そこで春子は、以前営業マンの頃に何度も地下倉庫へ足を踏み入れていた小笠原に伝票を探させました。
すると、小笠原はいとも簡単に、その伝票の箱を見つけだしました。
すぐに国税局へと向かおうとしましたが、今度は賢介と小笠原の乗ったエレベーターが止まってしまう。
国税局は、17時までに提出出来ないと、警察に届けると言ってるので大ピンチ。
すると、春子がロープ片手に助けにきました。
2人を助け出したのですが、彼らは伝票を届けるの必死でロープを下ろすのを忘れ、春子一人が
エレベーターに取り残されることになりました。
春子は『ロープ!』と叫び助けを求めていると、ロープが投げ込まれました。
そのロープで上がっていこうとすると、なんと東海林の姿が。
東海林は、手を差しのべていますが、春子は『あなたの力は借りません』と言います。
そんな春子を東海林は、手を引っ張り助け出しました。
『ばっちぃ』と言って、手を洗ってこようとする春子に、『ありがとうございます。東海林主任だろう!』と反撃しますが、春子は無視して去っていきました。
・ナマコ先輩?派遣と正社員の違い
一方小笠原は、無事伝票を提出し、無実を証明する事が出来ました。
そしてその手柄が評価され、契約の打ち切りも白紙になりました。
リストラされなくなった小笠原さんを囲んで飲み会が開かれました。
その席で小笠原は春子に、契約更新しないことを打ち明けました。『私のために、みんなが花道を作ってくれた。その気持ちで十分だ』と。
そんな小笠原に、『”ナマコ”は、かっこつけないで下さい!』と言い出します。
そして、『会社をスパっと去るのは派遣の専売特許。社員は会社にしがみついて下さい!』といい去っていきました。
感想
ナマコ先輩=小笠原だったのですね!
“ナマコ”……ずっとなんだろうと思っていました!
ハエに電信柱、インベーダーにナマコ……。例えが面白いですね!
次はどんな例えが出てくるのか……?
それにしても、今回はナマコ先輩大活躍!
昔はやり手の営業マンだったみたいですが、昔とは違い今はパソコンが出来ないとかなり厳しくなってますものね。
パソコンも出来なければ仕事中に居眠りとなれば、会社から『不必要』だと思われてもしょうがないのかもしれませんね。
せっかく長年仕事をしてきても、時代の変化(パソコンや電子化)についていけないと、役職がない限り、リストラという運命になるのかもしれません。
しかし、今回の小笠原は営業マンの頃の記憶がとても役立ち貢献出来ました!
会社側も、小笠原がいなければかなり危機になっていたはずです。
むやみやたらに不必要と判断するのではなく、本当に必要な存在か?という所が大事ですね。
一方の春子と東海林……
遠くなっては近くなっての繰り返し……!
またまた言い合ったり…相変わらずです。
そのやり取りが安心するのですが…お互いちょっとは気にかけてるはず…。
次週もまたこんなやり取りが見れるのかな?
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