ドラマ「ドラゴン桜」のあらすじ、ネタバレ、気になる内容について詳しく書いていきます!
【ドラゴン桜 第10話あらすじ ネタバレ】
タイトル 「友情か受験か?最後の決断」
突如、東大受験を辞めると言い出した直美(長澤まさみ)。
桜木(阿部寛)はただ頷くだけで引き止める様子も見せない。
一方、直美の判断に驚き、理由を問いただす勇介(山下智久)だった。
「待てって!なんだよ受験やめるって」
「私だってわけわからないよ!なんで矢島にそんなこと言わなきゃいけないのよ 彼氏でもなんでもないのに!」直美は、うつむいて泣き続ける。
直美は、母・悠子(美保純)が脳梗塞で入院し、代わりに店を切り盛りしなければならなくなったのだ。
入院費を工面するために受験を諦めなければならない直美。
勇介は「受験諦めることないじゃん ここまでやってきたし簡単にあきらめるな。
あきらめなきゃどうにでもなるって信じてきたじゃんとにかく考えるから おまえも頑張れよ」
という。
「あんたには、関係ないじゃん、矢島には関係ないじゃん!」
「あるよ!おおありだよ!おれらみんなに関係ある!」
勇介は、なんとか直美を励まそうとしていた。
理事長(野際陽子)が派手な出で立ちで歩いているとある父兄たちに声をかけられる。
理事長は、自分がどこに行っていたか問い詰められるかと思い焦るが
その父兄たちは、東大進学率100%の龍山高校の見学にきた父兄たちだった。
桜木は、理事長を見つけ声をかける。私は、世界の教育の現場に…といいわけをする校長。
しかし、桜木の表情は、変わらず…。理事長は、特進クラスの状態を聞く。
真々子(長谷川京子)は、友人の山本希美(矢沢心)に現在の特進クラスの状態を話す。
直美のことを、お母さんの看病と村験勉強のどちらかを選ぶなんて無理…と話ていると
希美は、未だに田中(村上大樹)と沢松(唐橋充)を選べないという。
あきれた真々子は、選べないのなら、私が選んであげようと高卒だけど、自分で会社を立ち上げて資産100億円くらい稼いだIT長者にする!と言い電話を切る。
生徒が困っているのに一緒にしないでよ…とため息をついた。
勇介は、直美のことに何も触れない桜木をにらむ。
「いいのかよ このままで」桜木は、「しょがねーだろ」の一言のみ。
特進クラスのメンバーは桜木の突き放した態度にひどいと言い出す。
真々子も、わざわざ賭けまでして直美のことを特進に入れたことを話すが、現在は、5人で、公約どおり。
一人の取りこぼしも許さないという。
真々子は、自分さえよければいいんですか?と問い詰めるが
桜木は、「人間、自分一人が生きていくのに精一杯のはずだ。そうでない奴がいるとしたらよっぽどの愚か者か、自分で夢を追えない弱虫か、優しい人間と言われるだけが生き甲斐の偽善者野郎だ」と譲らない。
勇介は、それでもあきらめない。「あいつがどういう気持ちかわかるのかよ!」
直美には、お店も、母の看病も、店の準備だってあった。
東大をうけるのをやめたくないはずだった。
桜木は、現実におまえらになにができるのかと逆に問いかける。
麻紀(サエコ)は、「桜木先生、何かいい考えないの?」と聞くが「ない」と一言。
真々子にも考えが思い浮かばなかった。
「よくわかった。あんたらには、何も頼まない」と勇介は、怒りをあらわにする。
直美は、病院に看病に来ていた。母が、お通しひとつ作るのでも原価など考えていたことに気づいた直美は、お母さんのことだから、どんぶり勘定かと思っていたと謝る。
直美が店に行くと割烹着を着た真々子がいた。
真々子は、店に手伝いに来てくれたのだ。
以前手伝いに来ていたこともあり裏口の入り方や、ごみの捨て方を知っているという真々子。
お店を開けようとするが、素人二人でなんてお店が回らないという。
その上、東大受験なんて、無理としかいえなかった。
そこに勇介ら、特進メンバーたちがやってくる店の手伝いや母の看病を交代で手伝うという。
メンバーにとって、6人全員揃っての東大合格が絶対なのだ。
「あたしは、進学校化は、反対なんだから」と久しぶりのセリフを言う真々子。
直美は、みんなの勉強時間もなくなるし…と止めようとするが一郎(中尾明慶)は、ローテーションを組んで手伝おうとアイデアを出し受験勉強に加え、お店の手伝いを両立する特進メンバーたちだった。
特別講師から、2学期の授業のすごし方について話される。
9月10月は、得意なイメージをさらに伸ばし自分に自信を持つことが大事
11月、12月は、弱点克服苦手な部分をピンポイントで押さえる。
国語では、試験問題80分ものを60分で解く練習をする。
東大入試は、量が膨大なので、スピードアップを目指す。
授業が終わると、みんなは、クラスを出る。
その様子を桜木が見る勇介と桜木の目があうが無視する勇介。
「しょうがねぇ…」とつぶやく桜木だった。
直美の店では、ローテーションを組んで、店に出るものと上で勉強するものが分担して手伝っていた。
こっそりその様子をのぞく柳(品川徹)先生と桜木。
「彼らの決断を喜ぶべきか、悲しむべきか」という柳に対し「悲しむべきでしょ」という桜木。
「おまえがやめさせるか」という柳だが桜木は、やつらが気づき、身にしみなければ意味ないという。
「落ちるまで気がつかないかもしれないぞ」
「そうならないのを祈るべきです」という桜木だった。
直美の母の病気は、回復に向かっていた。
みんなは、勉強しながら買い物し、準備しながら、問題を出し合って勉強していた。
職員室では、真々子が、生徒をお酒を出すお店で働かせていたと問題になっていた。
真々子は、バイトではなく深い理由があって…と説明するが桜木は、ボランティアはやめさせるという。
ボランティアは、最初は、優越感や、陶酔感がある。
しかし、まだ自分のことさえ満足にできない生徒たちに誰かのために何かをするのは、早すぎるという。
真々子は、生徒同士の友情を否定するのかと反論するが人の人生をかぶるということは大変なこと共倒れになることが、おまえのいう友情かという桜木。
みんなは、店の手伝いを終えて帰っていく。すでに夜の10時をまわっていた。
直美は、みんなは、このあと何時間くらい勉強するんだろうと、手伝いで残っていた真々子に聞く。
真々子は、徹夜は、しないようにしてるみたいだという。
直美は、自分のかけ持ちのメモリアルツリーもやってもらっているし、倒れたのは、自分の母親であるのに負担を感じ始めていた。
「大丈夫だよ…大丈夫…」心なしか真々子の言葉は、心細いものだった。
職員室では、、特進クラス成績グラフを桜木は、眺めていた。
「制限時間40分。はじめ!」っと柳先生の数学のテストが始まる。
しかし、ぼーっとしている生徒たち柳は、竹刀を振り下ろす。
「またこれが必要になるとはな…」と竹刀を見つめる柳。
お店でも、ミスが目立つようになる。
味付けがしょっぱいものをお客に出してしまったりお盆がぶつかってしまう「もう、くるか!こんな店」お客は、怒り出し、店の雰囲気は悪くなってしまう。
店が終わり、直美は、上にいるみんなに終わったことを伝えにいくと部屋からみんなの話し声が聞こえてきた。
英喜(小池徹平)は、テストの点が下がってきているし手伝っているのが
やばいのでは、と感じ始めていた。
英喜は、秋から冬が大事な時期だという勇介は、そんな英喜の言葉に、お前抜けろという
オレは、最後まで、頑張る。おばさんが復活するまでという。よしの(新垣結衣)もまた、麻紀ちゃんだって、双子だって、限界だと漏らす。そして、勇介が直美のことになるとほんとムキになることを指摘。
勇介は、そんなことねーっておれはここまで頑張ってきた仲間を見捨てたくないという。
その言葉を直美は、聞いてしまった。
直美は、桜木を呼び出す。本当は、特進クラスをやめるといったときに、桜木は、ちょっとくらい止めてくれるのかと思ったが、わかったっていうだけで冷たすぎるよという。
桜木は、「おれは冷たい人間なんだ」とそのまま肯定する。
いや、冷たいのは、私のほうだった。
自分の都合でクラスのみんなを巻き込んで自分が、楽するためにみんなの足をひっぱっていたことに気づく。直美は、桜木に、勇介たちを止めてもらうように頼む。とりわけ、勇介は頑固だった。
しかし、桜木の答えは、「甘ったれるな」だった。最初に断らなかったおまえが悪い。
この落とし前は、おまえが一人でやれ100回断れ。きちんと嫌われろという。
そして、桜木は、ある問題を直美に出す体積1Lと500mlのビンがある。
この2つには、同じ空気が入っているが酸素分子も二酸化炭素分子も500mlのビンが多く入っている場合がある。それはどういうケースだ?と聞く
そんなの簡単じゃない…と直美があることに気づく。
桜木は、特進クラスだけが東大じゃない山があれば、そこには、100通りの道がある。
今の問題はそのうちの一つの答えだという。
直美は、一人店で、考えていた。勇介たちが店に疲れた顔で向かう。
直美は、「みんなに今までどうもありがとう。もういいから…もう手伝ってくれなくていい井野先生も」「なに言ってるんだよ」と驚くメンバーたち。
鈍感だな…迷惑なの。最初はさ、あたし楽できるし受験続けられるからラッキーと思ったけどあてが外れまくり。
常連のおじさんたちは、くつろぎたくてきてるのに何人も苦情が出ているという。
うそつくなよ。聞いたことないと言う勇介。
直美は、電話で、と言い直し退院するまえにお店がつぶれちゃうからみんな首と言い渡す。
メンバーたちは、これが今までに対する答え?と怒り出す。
「それはないんじゃない?」と真々子も驚く「なにがあったんだよ」と勇介「このまえのあれただ、からかっただけだから」と直美「おかえりください。さよならいままでありがとう…ほんとにありがとう」
みんなを押し出し店のドアを閉めた。
みんなは、とぼとぼ帰る麻紀もよしのも泣き始める。直美も店で泣いていた。
「水野さんってさ、へただよね」と一郎「へたすぎる…」と麻紀
「
わざと似合わない言葉つかってさ」と英喜勇介も泣いていた。
「みんな、ごめんなさい…」と直美は、謝っていた。
病院にお見舞いにきた直美は、母に特進クラスをやめたことを伝える。
そして、桜木から出された問題を母にも聞かせる。
2つのビンがあるでしょ2つのビンは同じ空気がはいるけど500mlの方に酸素分子も二酸化炭素子も多いことがある。それを母にわかりやすく説明するため、お店の常連客の人に出す焼酎で説明する。
見た目が一緒だけど濃さが違うという。じつはさ、桜木先生が一度お店にきてくれて…と直美が話す。
直美は、一人で細々とお店をやっていた。「お前一人じゃ来ないな」とビールと冷奴を頼む桜木。
桜木は、いい教師について学ぶのが最速で最短だと大半の連中は思うが
一人で学ぶと、勉強に打ち込む時間の濃さ、密度が違うという。
孤独ゆえに濃く、そして濃いがゆえに強い。
「おれがもっとも嫌いな言葉、一度だけおまえにやる。頑張れ。頑張れば必ず望みはかなう」
とか、えらそうなこといいながら司法試験で2回も落ちて…という桜木だった。
直美は、母に勉強したいことを伝える。「勉強して東大行きたいんだよねだから、特進は、やめるけど、受験はやめないことにした。それに、私の場合、一人は、一人でもみんなが作ってくれたノートがある。
メモリーツリーもある。一人だけど一人じゃない。だから、私は、絶対最後まで頑張れる」と誓う。
10月。特進クラスのメンバーたちは、歩きながら公式を唱える。センター試験でも英語のリスニングが導入される。川口(金田明夫)先生は、そのリスニングの英語を聞くなという。
英語をただ聞いているのでは、お経を聞いているのと同じ。
聞く力を鍛えるには、聞いてすぐそれを言う『追い読み』が効果的。
大脳に刺激すると説明する。
構内では、理事長が、特進クラスに興味を持った父兄たちを案内していた。
直美は、一人勉強を続ける。桜木は、集中力を切らさないようにトイレにも冷蔵庫の中にも、携帯の裏にも覚える事柄を貼り、脳を休めるなという。
頭から完璧にとき始めるな。平均点を狙い、得意分野で稼げという。
12月。センター試験対策が始まる。『まず、解き易そうな問題を見つけ、どのような順番で解けばいいか考える。』『センター試験の国語は、消去法が大切。強い否定、極端な主張、感情的な要素を持つ選択肢は
全て誤りとして、消去して考える。』『出題される問題は、完全にパターン化してるので、徹底的にセンター試験の過去問を解く。1日1教科、1週間で5教科、過去10年分をこなす。その傾向を分析し、イージーミスを避けるようにする』
12月24日。みんなは、ぶつぶつ暗記物をつぶやく。『クリスマスと正月は暗記物以外やるなシンプルなものをやり、集中力をキープしろ』
除夜の鐘が鳴る。職員室には、真々子と桜木がいた。桜木は、怖い顔をしてセンター入試2次試験直前カリキュラムを考えていた。真々子は、「年が明けちゃいましたね。直前カリキュラム作りで年越しなんて去年は考えてませんでした」という。
桜木は、「全員は、受からないかもしれない。全員落ちるかもしれないオレが受験の神様だったらやつらを全員を通してやる」とつぶやく。
「だったらお祈りしたらどう?」と警備服姿の理事長がやってくる。「まだいたんですか?」「日本の神は、木に宿るというこのドラゴン桜様に…」桜木は手をあわせる。理事長も、真々子も手をあわせる。
2006年1月21日。大学入試センター1日目。頑張ろうとみんなは、席につく。直美の姿もあった。問題が配られる。みんなは、緊張しつつもはじめる。
2日目。真々子は、構内から手を合わせ祈る。「どうかみんなが実力を発揮できますように…」「なんだよこれ、過去問より難しい…」「マークシート1段ずれている…」とよしの。
「下方定理…昨日やったのに…」と麻紀「どうしよう…全然解けない…」と一郎。「落ちついてあせらずにできるところから…」と勇介。
「みんな頑張れ!」
この時期に苦渋の選択と精神状態はかなりきつめなのが伝わってきましたが、桜木の手を緩めないところはさすが弁護士だと思いました。
優しい言葉はかえって裏目になるというのも今までの経験からなのかもしれませんね。
さて次はいよいよ最終回の東大受験発表ですが、
結果はどうなったのでしょう?さらに桜木は今後どうなっていくのか楽しみです。
以上が、「ドラゴン桜」のあらすじ、ネタバレ、気になる内容の考察でした!
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