朝ドラ『エール』の主人公を注目させたり、注目したりする職場の同僚についてまとめてみました。
2020年3月30日(月)から9月まで新作朝ドラ『エール』が放送されます。
モデルは戦前から戦後にかけて、『六甲おろし』や『長崎の鐘』など5,000曲もの作品を生み出してきたと言われている、昭和の音楽史を代表する作曲家、古関裕而(こせき ゆうじ)さんとその妻で歌手としても活躍された金子(きんこ)さん。
音楽とともに生きた夫婦の物語が描かれる予定です。
今回は、主人公である古山裕一(窪田正孝)が商業学校を卒業後、働くことになる銀行の同僚2人について紹介させてもらいます。
1人は裕一の親戚でありながら、銀行の経営者でもある権藤茂兵衛(風間杜夫)。
1人は次期頭取候補の裕一にすり寄りながらも、音楽の道に進もうとする裕一を応援する先輩行員の松阪寛太(望月歩)。
簡単ではありますが、各キャラクターの紹介とモデル、役者さんについてまとめさせてもらいました。
権藤茂兵衛は叔父でありながら、職場のトップ
主人公である古山裕一が商業学校を卒業後、川俣銀行(現:東邦銀行川俣支店)で働くことに。
というのも、川俣銀行を運営しているのが、裕一の母まさの兄で裕一の叔父にあたる権藤茂兵衛だったから。
いわゆるコネ入社ってやつですね。
裕一が商業高校に在学していたときに実家の呉服問屋が倒産したとはいえ、親戚に銀行の頭取がいるなんて、お金持ちの家系ってスゴいですね。
以下では、裕一の上司であり、親戚でもある権藤茂兵衛について紹介していきます。
権藤茂兵衛のモデルは地元の大金持ちの武藤茂平
権藤茂兵衛のモデルとなったのは、実際に川俣銀行の頭取を務めた武藤茂平さん。
実際に、古関裕而さんの母の兄にあたる人物です。
武藤家は代々、川俣町で醤油や味噌を作っていた「ちりめん屋」を経営しており、かなりの大金持ちでした。
姉妹がいたことはハッキリしているようですが、ちりめん屋を継がずに銀行の頭取を務めましたので、兄弟がいたのかもしれませんね。
多彩な演技が魅力の 風間杜夫に期待!
そんな川俣銀行の頭取、権藤茂平を演じるのは、風間杜夫さん。
出典:thetv.jp
作品によって、多彩なキャラクターを演じ分ける演技は俳優として有名ですので、今回の役もピッタリ似合わせてくれるのではないでしょうか?
1950年代から活躍していますが、最近の作品だと、ドラマ『ケイジとケンジ』の大貫誠一郎や『インハンド』の江里口新、映画では『のみとり侍』の勘兵衛などを演じています。
裕一にすり寄る先輩社員、松阪寛太
出典:headline.yahoo.jp
コネで入行することになった裕一は、周りの同僚から注目を集めます。
当時の経営者の近縁である裕一が入行してくる=将来の後継者であると考えられたでしょうし、さらに言うと、権藤には子供がおらず、裕一を養子にして川俣銀行を継がせる可能性も高かったためです。
川俣銀行で働いて2年目、裕一の先輩にあたる松阪寛太もその1人です。
将来出世させてくれるように、次期頭取候補である裕一にすり寄りますが、その一方で、音楽の道に進みたいと考える裕一を応援することもあるそうです。
同僚の中ではもっとも年が近い2人の関係性に期待ですね。
モデルは不明ながらも、特定できないだけ?
松阪寛太のモデルとなった人物がいるかどうかは不明のようです。
もしかしたら、ドラマのオリジナルキャラかもしれません。
しかし、裕一のモデルになった古関裕而の周りには、媚を売ろうとする人間が数多くいたでしょうから、松阪寛太のモデルになった人物は特定できないというだけかもしれませんね。
松尾を演じる望月歩の演技は賞賛の嵐
そんな松阪寛太を演じるのは、望月歩さん。
ヒラタオフィスに所属する19歳で179.5cmのA型、趣味は乗馬のようです。
デビュー作は宮部みゆきさんの長編推理小説を原作にした『ソロモンの偽証』。
他には東野圭吾さん原作の『疾風ロンド』、2019年に公開された主演映画『五億円のじんせい』などが有名ですが、『3年A組‐今から皆さんは人質です‐』にも出演しています。
出典:mdpr.jp
オーディションでデビュー作『ソロモンの偽証』の出演が決まっただけあって、「演技がヘタ」という意見はほとんどなく、演技力が絶賛されています。
泣く演技に引き込まれたという意見や複雑な感情を演じ分けることができる演技の豊富さだけでなく、声の演技もいいと賞賛の嵐です。
ドラマ『エール』ではどんな演技を見せてくれるのかはまだわかりませんが、媚びを売るということ になるので、どちらかというとコミカルな役なのかな~。
ということはドラマ『女子高生の無駄使い』の「ロボ」に想いを寄せる男子高校生を演じた時みたいな感じなのかな~。
でも、同じ「コミカル」といっても方向性は違うんだろうな~と勝手に想像しています。
2人とも魅力的なキャラクターですね。
実はほかにも同僚がいて、裕一とヒロインの関内音(二階堂ふみ)との関係を深める役割があるであろう菊地晶子(堀内敬子)や裕一の初恋?の相手に引き合わせる鈴木廉平(松尾諭)などが登場します。
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