ドラマ「コウノドリ(シーズン1)」第3話のあらすじ・ネタバレまとめました!(^^)!
【コウノドリ 第3話あらすじ・ネタバレ】
BABYがいつものバーでピアノを演奏している。
昔のカイザーの頃の記憶を夢で見て、パニックになって起きる四宮春樹(星野源)。
みんなで病院のお昼休みランチ。食堂のような場所でみんなでテーブルを囲む。
マタ旅ですね~、と話す新人・産科医の下屋加江(松岡茉優)。
そこへ瀬戸(石田ひかり)と娘がやって来る。娘は杖をついている。
娘のはるかが胸が苦しいというので小児科医の今橋(大森南朋)に相談に来ていた。
よかったら、鴻鳥先生にも聞いてもらった方が良いのでは、という今橋の言葉に、瀬戸と今橋に同席する事になったサクラと下屋。
先天性風疹症候群の紹介で娘・はるかの元にテレビの取材がきているが、迷っていると瀬戸は話す。
はるかの目が不自由なのは妊娠中に風疹にかかったからだった。
妊娠中に風疹にかかると赤ちゃんの白内障、難聴、心臓疾患などの疾患が出ることがある。
先天性で根本的な治療方法はないとされている。
はるかは出たい、と言っている。でも私は出させたくない、とこぼす瀬戸。
テレビに出たら好奇な目で見られたり、あれこれ言われて、これ以上あの子に辛い思いをさせたくない、と。
少し離れて座っていたはるかはイヤホンでなにかを聴きながら一人で指を動かし、ピアノの練習をしている様子。目で見る楽しみはほとんど与えてあげられないので、音楽をたくさん聞かせてきた、と瀬戸は話す。
何を聞いているのかと訊ねに行くサクラ。
BABYの曲だ、とはるか。
来週の誕生日にBABYのライブに行くの、とはるかは嬉しそうに話す。テレビに出たら私もBABYみたいにピアノをひくの、と。今橋は言う。
「求められて、誰かの期待に応えるという体験ははるかちゃんにとってとても大きな意味ももつものになるのでは」、と。
もう少し考えてみます、と瀬戸は言った。病院の前の路上でたばこを吸っている妊婦の木村(山田真歩)。
突然の強烈なお腹の痛みに崩れ落ちる。
たまたまお昼の買い出しで通りかかかった四宮が名前を呼び掛ける。
そばに落ちていたたばこに気づく。力の限りに四宮の腕をつかむ木村。
「先生…、赤ちゃんを、助けて、…」
ふと昔の場面がよみがえる。昔のカイザーのあの時の。震える四宮。
早剥か…呟く四宮。早剥とは常位胎盤早期剥離のことをいう。
赤ちゃんがまだお腹にいる状態で、胎盤が子宮から剥がれてしまう状態。
赤ちゃんに酸素や栄養がいかなくなるのと同時に大量の出血が起き、母子共に危険な状態となる。
「先生、赤ちゃんを、助けて…」黙ってしまう四宮。
四宮を見つめているサクラ。緊急帝王切開となり、無事に赤ちゃんは生まれた。
しかし子宮の収縮が悪い。血が止まらない事にパニックになって行く四宮は、感情を見せ始め、子宮は取る、と叫び出す。
「5年前を忘れたのか、あの時も子宮を取っていれば死ななかった!」
そう叫ぶように言う四宮。「四宮、木村さんは5年前とは違うよ。」
サクラは穏やかに四宮に言葉を投げる。
残せる方法はある、と。冷静さを欠き、乱れる四宮に戸惑う下屋。
手術は終わり、休憩室で1人呆然としている四宮。
部屋に入ってくるサクラ。「運が良かったな、患者も俺達も。」
お産に絶対なんて、ないからね、とサクラ。
下屋はオペ中の会話についてサクラに聞く。
子宮全摘にこだわる感じも異常な感じがしました、と下屋。
「木村さんの時と同じ喫煙妊婦だった。」サクラは話し始めた。
同じようにやはり早期剥離を起こした。出血が止まらず死亡。
赤ちゃんは低酸素状態が続き、重度の脳性麻痺。
子供5人は欲しいって言ってた。
すぐに子宮全摘してれば助けられたかもなぁ、と四宮は呟いていた。
サクラはただ隣で聴いていた。
「怒鳴りつけてでも、たばこはやめさせるべきだった。やっぱりさ、患者に優しくなんて、するもんじゃないな。ちくしょう」、四宮は泣いた。
こんなに悔しいなら嫌われてた方がましだった、と。
「小児科病棟にいるのはその時の子供です。だから5年間あの病室に通い続けてるんだよ。」
木村の病室を訪ねる四宮。顔だけ見て立ち去ろうとする後ろ姿に声をかける木村。先生ごめんなさい、と。「助けてくれて、ありがとうございました。」
いつものようにつぼみちゃんの部屋に来る四宮。
「つぼみちゃん、先生今日ね、ちょっといい事があったんだよ」、と微笑みかけている。
瀬戸家。テレビの話を断りたい、と夫に打ち明ける瀬戸。
両親が言い合いをしている声が別部屋のはるかにも聞こえてくる。
夜、仕事が終わり、帰り道の下屋は、偶然同期で新米・小児科医の白川(坂口健太郎)と帰ることに。
下屋は話す。病院を回った時に思ったの。
最期を看取ることの多い場所だけど、産科だけは命が生まれる場所なんだなぁーって。
でもだからこそ上手くいかないお産が一つでもあったら、医者はそれを背負っていかなくちゃならない、と。
翌日、小児科の待合室で一人座っているはるかちゃんを見つけるサクラ。診察室で今橋と話している瀬戸。はるかに心臓カテーテル手術をすべきだという話に。そのあとにやっぱりテレビの話は断ると今橋に伝える瀬戸。守ってやらないと、と。残念だけど了承する今橋。
「私たち親は、どうしても子供が躓かないように、傷付かないように先へ先へと気を回しますよね でも誰でも転ぶし、傷付かないで大人になる子はいません。僕は転ばないようにと気遣うよりも、転んだ時の起き上がり方を教えたいと思ってます。ハラハラしながら見守るのは、手を貸すよりずっとしんどいですからね」頭を下げる瀬戸。
隣に座り、BABYの話をするはるかとサクラ。
はるかのせいでパパとママがけんかしたり、ママがこっそり泣くといけないから、結構大変なんだなぁ、これが、と明るく話すはるか。それを聞いて笑うサクラ。
「先生って私が生まれた時そばにいたんだよね?パパとママ悲しかったのかなぁ?」はるかの問いにサクラは答える。
「いや、全く。とっても喜んでたよ。お腹の中で風疹にかかると生まれて来られない赤ちゃんもいるんだ。でもはるかちゃんは生まれてきてくれた。ピアノも上手だ。素敵な女の子に育ったんだからね。」
「だよね!」笑顔のサクラ。「私、時々言われるの。はるかちゃんは目が不自由で可哀想ねって。でも私ちっとも可哀想じゃないよ、だって大好きなピアノが弾けるんだもん。」
サクラは自分の過去を思い出す。施設で自分がよく言っていた言葉だった。
「大丈夫、だって大好きなピアノが弾けるんだもん。」二人で並んでピアノのエアー弾きをするはるかとサクラ。
夜、ジャズバーでBABYがピアノを弾いている。嬉しそうに目を輝かせて聴いているはるか。
曲が終わるとBABYは立ち上がり、はるかに歩みよる。
ざわつく観客。はるかの手を取り、小さなお客さん、一緒に弾いてくれませんか?とささやく。「あたし?」「どうぞ、ステージに。」
あの、この子はちょっと!、と慌ててとめようと立ち上がる瀬戸。引き留める父。
「大丈夫、楽しもう。君は弾ける。」BABYははるかの頭を撫でる。
はるかはピアノを弾き始める。二人の演奏が重なる。すごく楽しそうだな、たいしたもんだ、と夫。涙が止まらない瀬戸。
「あの子、歩いていけるね。手を離してもきっと、笑って歩いていけるね。」
「ブライトネスなら弾けるよ、鴻鳥先生。」ピアノの椅子に並んで座ったかはるかが言う。「え?」「手と声で解っちゃった!」「みんなには内緒ね」
笑い会う二人。
数日後、ペルソナ医療センターの待合室のテレビにはるかの特集が流れている 風疹から赤ちゃんを守れというコーナーだった。堂々とピアノを演奏し、笑顔で出演していた。
ここんとこ毎日、四宮先生が木村さんの赤ちゃんを見に来ているよと話す今橋。
サクラの心:たくさんの試練を乗り越えて、赤ちゃんはこの世に生まれてくる。
出産はいつも奇跡の連続だ。でも奇跡を起こすのは神様だけじゃない。
家族、医者、助産師やナース、小さな命を守ろうとする人たちの、強い思い。
つぼみちゃんを見ている四宮。「頑張れ。」それが奇跡を起こす力になる。
以上、ドラマ「コウノドリ(シーズン1)」第3話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!
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