コウノドリ シーズン2 第6話 甲状腺クリーゼの妊婦 あらすじ ネタバレ

ドラマ「コウノドリ(シーズン2)」第6話のあらすじ・ネタバレまとめました!

【コウノドリ2 第6話あらすじ・ネタバレ】

アレスト(心配停止)で緊急搬送されてきた妊婦は神谷カエ(福田麻由子)で、甲状腺クリーゼの可能性もあった。

甲状腺クリーゼとは、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)が重症化するものです。

甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されて、免疫が自分自身の体を攻撃してしまう病気の事。人口1000人あたり5人程度と比較的多い病気で、20代~40代の女性に多いと言われています。

その症状は、高熱、持続性のある発汗、手の震え、動揺、落ち着きがない、下痢、意識消失などがあります。下屋は、カエが胸の圧迫感を訴えていた事や、手の震えなどがある事は気にはかかっていた。

まさか、こんな事態になるとは!下屋は、不安が現実となった事でショックを受け、オロオロするばかりだ。

カエの血圧は180で39度の発熱、手術台に移されて蘇生を試みるが心拍が戻らない。

このままだと、赤ちゃんも危ないと判断したサクラは、緊急カイザー(帝王切開)で赤ちゃんを取り出していく。しかし、赤ちゃんを取り出したはいいが、鳴き声がない。

その間にも、救命救急医の加藤(平山祐介)がカエの蘇生を試みているが、以前として心拍は停止したままだった。

その後、サクラらの懸命の処置で赤ちゃんは泣き出すが、カエは心拍が戻らず亡くなってしまう。

カエの夫が駆けつけてくるが、妻と対面したのは霊安室で彼の哀しみは止まらない。

下屋はその様子を見て胸が張り裂けそうになり、自分が犯した事の重大さを感じて絶望感に襲われる。

「なぜあの時、強く検査を勧めなかったんだろうかー?!」

「どうして、甲状腺を触診しなかったんだろー?!」

私のせいでカエは命を落としたと、下屋は思い悩んでしまう。

神谷カエのカンファレンスが行われ、血液検査と症状により甲状腺クリーゼと診断された。

それにより、急激な心不全や心配停止となり亡くなる原因となった。

「なぜ、産婦人科は誰も気づかなかったんだー?!」

ペルソナ救命科部長・仙道(古舘寛治)は疑問を口に出す。

甲状腺機能亢進症の症状である動悸や頻脈は、妊娠時にはよくある症状である。

切迫早産で入院後は状況が悪くなっていたようだが、正常の範囲内だったと判断されていたと四宮は告げる。

「ほんとは、見落としなんじゃないのー?!」仙道が言った言葉に下屋は動揺する。

産科は毎日、妊婦相手にお世辞を売ってる感じなので、君たちは危機感が足りないと仙道は言い放す。

妊婦全員をスクリーニングしていれば、今回のようなケースは防げたのではと意見が出る。

甲状腺機能亢進症を持つ患者の中でも、甲状腺クリーゼまで発症するのは極わずかなケースだ。

そのためにすべての妊婦をスクリーニングするのは、コスト面や医療費を考えると医師だけの判断では難しい。

下屋は、切迫早産で入院中の神谷カエに、甲状腺クリーゼの症状が出ていた事は流石に言えなかった。そ

んな中、ペルソナ産婦人科はいつになく混んでいた。

下屋が、来られた妊婦全員の甲状腺の検査をした事が原因で、心配するのは分かるがこれでは余計に不安を煽ってしまう。

サクラは下屋を呼びつけて、しばらく仕事を休めと告げる。

母体が亡くなったのは産科医に取っては一番辛い。

時間を置いて冷静に考える事も大切だと、サクラはいうが「私はもう大丈夫です」と下屋は聞こうとしない。

「邪魔だって言ってんだよー!」四宮は罵る。

泣き崩れて辞めるならまだしも、立ち直った振りして妊婦の採血しまくっている。

「患者の心配をする振りをして、自分が神谷さんの死を乗り越えたいだけじゃないのか?」

四宮は甘ったれるな~と言い放し、下屋は本心を見透かされて何も返す言葉がなかった。

一週間後、自宅で休んでいた下屋は、小松(吉田羊)から誘われて天才ピアニスト「BABY」のライブに行く。

病院内で「BABY」がサクラだと知っているのは、小松と院長の大澤(浅野和之)だけだった。

「BABY」はコウノドリ2のメインテーマ曲【For Tomorrow】を弾いていく。

下屋は「BABY」が弾く曲を聴きながら、様々な想いが交差していき涙が溢れてくる。

「帰りたい~やっぱり私は産科に帰りたいですー!」

下屋が嗚咽しながら呟く中、「BABY」は病院からの呼び出し音に気付いて、1曲だけでその場を後にする。サクラは急いで病院に戻ると、苦しんでいる妊婦を診断する。

お産が進まなかったのは、赤ちゃんが横を向いてしまったのが原因だった。

小松と下屋も駆けつけて来て処置していくと、赤ちゃんは縦になって無事に出産を迎える。

 

その後、下屋はサクラと病院の屋上で向かい合っていた。
「答えが出ましたー!」下屋は呟く。

下屋は、休んでいる間仕事の事ばかり考えていた。

嬉しかった時の事や、哀しかった時の事などが駆け巡っていた。

やっぱり私は産科医なんだと、改めてよく分かった。私は産科に戻りたい、だから…..

「私を、救命に行かせて下さいー!」救命に行って、総合的に患者さんを見られるスキルを身に付けて、母子共に救える産科医になりたいと彼女は告げる。

「救命はきついぞー!」サクラは黙って聞いていたが本音をいう。

でも、これが私の乗り越え方だと下屋は覚悟を決めていた。

「下屋さー、患者さんを亡くしてしまった事、それを乗り越える事は出来ない!」

「あの時、もっと早く気付いていれば~もっと早く勇気を出していれば~救えたんじゃないのか!」

サクラの胸にもいろんな後悔が残っていた。

「その後悔を乗り越える事は出来ない。悔しい事も嬉しい事も、一つ一つ胸の中に積み重ねて医者として進んで行くしかない!」

サクラは自分の想いを下屋に告げて、おまえなら出来ると励ましていく。「行ってこい、そして強くなって帰ってこい!」

サクラから勇気づけられた下屋は、必ず産科に戻ってきますと強い信念で誓う。

そうした中、下屋の救命への移動が決まり、彼女はみんなに「お世話になりました」と挨拶する。

四宮は「どんなに忙しくても食事だけは取れよ」と、ホイップクリーム入の特別なジャムパンを餞別で差し出す。

よくない頭の回転がさらに悪くなるからなと、四宮は毒づく事も忘れない。

「みんな、待ってるから!」サクラや他のみんなは、笑顔で下屋を送り出していく。

今橋(大森南朋)と一緒に救命に挨拶に行くと、まさかほんとに来るとは思わなかったと、嫌味をいわれる。

産科は人手不足で下屋が抜ける事は痛かったが、成長した彼女とまたいつか一緒に働きたいので、仲間として救命に送り出した。

今橋がその場を後にすると「1年で産科に戻るんだよね?」救命科部長の仙道が聞いてくる。

1年は目安で、必要であれば2年でも3年でも頑張りますと下屋はいうが….「そういう意味じゃなくて、1年モタナイって言ってんだよー!」仙道は吐き捨てる。

動揺する下屋をよそに、さらに追い打ちがかかる。

「学生気分なら今すぐ帰れ!救命は勉強する場じゃないんだよ!」加藤は冷たく下屋を突き放し、この先どうなるのか彼女は不安が増大していく。

一方産科では、下屋の代わりとなる即戦力が入ってくる。

シングルマザーの倉崎恵美(松本若菜)だった。

彼女は四宮とサクラの後輩で、しばらくお産で休職していた。

つい先日ペルソナで娘を産んで退院し、その後復帰となって帰って来たのだ。

そんな中、小松が腹痛を訴えて倒れてしまう…。

以上、ドラマ「コウノドリ(シーズン2)」第6話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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