朝ドラ エール 第20話 音が文通を辞めた理由とは? あらすじ ねたばれ

 

ドラマ「エール」第20話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

[あらすじ]

祖父の源蔵(森山周一郎)が亡くなり、裕一(窪田正孝)を銀行の跡取りにするために、もしもの事を考えて養子縁組を急いでいる茂兵衛(風間杜夫)だったが、

母・八重(三田和代)からの入れ知恵で、一転して裕一の挑戦を認めるという申し出をする。

裕一は音(二階堂ふみ)にせっせと手紙を書いて送るが、妹の梅(森七菜)や

御手洗先生(古川雄大)に、自分と世界に旅立つ裕一は大きな差があるという現実を指摘された音は…

[ネタバレ]

「ええーーー!!!」喜多一では、まさ(菊池桃子)の耳打ちに、三郎(唐沢寿明)が叫びました。

「えええ!!!ほ…ほんとですか???」川俣銀行では裕一(窪田正孝)が叫びました。

「5年だ。ものにならなかったら帰ぇってこい!」

突然の茂兵衛(風間杜夫)の言葉…。茂兵衛は、苦虫をかみつぶしたような顔で店を後にします。

大喜びの落合(相島一之)、鈴木(松尾諭)、昌子(堀内敬子)を横目に、茂兵衛はちらりと恐縮そうにしている松坂(望月歩)を見るのでした。

急転直下…裕一の留学が認められたのです。

その真意とは…。早速、裕一は鉄男(中村蒼)に報告します。

興奮気味の裕一に鉄男も嬉しそうですが…。なぜ、急に茂兵衛は変わったのか…。

それは、茂兵衛にこんな連絡があったからです。

「裕一は、止めても行くだろうって、銀行の同僚から連絡があった。」「自分とこの家族がどうなってもかい。」「養子縁組を急ぎましょう!」

そういった茂兵衛に八重(三田和代)は提案したのです。

いっそ留学をさせよう…と。そうすれば、英語はうまくなるし、人脈は広がります。

独学の裕一がものなれるほど甘い世界ではない、打ちひしがれて帰ってくるだろう…と。

「もし…成功したら。」「万に一つもないね。」裕一が成功するわけはないが、そこで学んだ英語や人脈は銀行の役に立つ。そう計算したのです。これが、茂兵衛が態度を変えた要因でした。

そんなこととは露知らず、裕一はその喜びを音(二階堂ふみ)に手紙を書きました。

音は、嬉しい反面…さみしさが募っていました。

梅(森七菜)からも嫌なことを言われ、もやもやは広がります。

「現実受け止めんともっとつらくなるよ。」

音はわかっていましたが、裕一がロンドンに行き、新しく学んだり、一流の音楽家たちと出会ったり…そんなキラキラした世界の中に行けば、手紙でしかつながりのない自分の事が埋もれていくことを。

御手洗(古川雄大)に言われたこと、光子(薬師丸ひろ子)に言われたこと。

ぐるぐると頭をめぐります。今の自分では裕一に追いつけないことも音はわかっていました。

そして…音は裕一との文通を辞めました。

それでも、裕一からの手紙は届いていました。

吟(松井玲奈)が、その手紙を郵便受けから出していると、ちょうど光子が戻ってきました。光子は、その手紙を見て、吟に言いました。「少し、時間ある?」

そのあと、吟は琴の練習をする音の部屋に向かい尋ねました。

「これ、どうする?」無言の音にため息をつき、そっと未開封の裕一の手紙が納められている箱に入れました。「お姉ちゃん、最近、見合いせんね!」

「この歳にもなると、話が少なくなるのよ。…あんた音楽学校行きたいんでしょ?」

「そりゃ行きたいけど…。」「私と一緒に東京に行かん?お母さんが、東京ならなんとかなるって。」「ほんとう?…って…お姉ちゃんも行くの?」

「東京なら、ようけ残ってるわ。次男がね!」

要は…今でいう婚活に向かうというのでした。

次男狙いということは…お婿さんにきてもらうのでしょうか…。

さて、そのころの裕一といえば…。
「どうしたの?」「突然、返信がなくなったんだって。」

「女心と秋の空…。」「今、夏ですけどね。」

裕一は、おろおろと皆に尋ねます。「手紙が…手紙がこない理由は何ですか???」

「いや…それは…」「あ~~~~!!!!嫌われたんだあぁぁぁ!もう生きてけない~!」

「あ~昌子さん、何とかしてください!」「え~。でも、それしか思い浮かばない…。」「古山くん。気落ちすんのは、まだはえぇ。親だよ。親が、君の恋路を邪魔してんだ。」

「そうだ!親が男からの手紙を取り上げるなんてのは、よくある話だ!」

「じゃ~…どうすれば…。」「よし!女なら警戒されないわ!」というわけで、豊橋には新たに手紙が届きました。

その手紙を受け取った光子は、あて名を見ます。

「古山裕…子?子?…う~ん。だいぶ追い詰められているわね。」

光子は、すぐに裕一の心情を思い、良くないと思いつつも、音に渡したとて未開封になってしまうであろう手紙を読みました。

そして、その手紙を読んで、音に言いました。

「読んであげて。」音は、勝手に開封したことに憤りつつも、裕一からの手紙を開きました。

そこには、裕一が音からの手紙が来なくなって、曲が書けなくなってしまったこと。

音なしでは、音楽がつくれなくなってしまったかもしれないこと。

そして、せめて音の写真がもらえないか、それを胸に勉学に励みたいという気持ちが書かれていました。さて、その頃の喜多一では、浩二(佐久本宝)が、三郎に食い下がっています。

新しい商売を始めたい浩二は、その詳しい話をしたいのに、三郎が聞く耳を全く持たないからです。

「うちは呉服屋だ。」その一点張りで話し合いにもならない三郎と浩二。番頭の大河原(菅原大吉)も心配そうに見つめています。

業を煮やした浩二は言います。「俺、親父に聞きたいことあんだ。」

「さんざん聞いただろうよ。」

「もし、茂兵衛さんが留学認めず、それでも兄さんが行くって言ってたら、どうしてた?」「『もし』何て話に意味はねぇ!」

「もし、兄さんが無理やり留学したら、喜多一の融資は止められて、うちは潰れてたんだよ!それでも、行くこと許したか?」無言になる三郎に浩二は詰め寄ります。「答えてよ!」
「金貸し以外の商売持って来。人が喜ぶ仕事持ってこ!それだら考える。」その言葉は、暗に浩二の言葉を肯定してしまっていました。「何だよ。借りた金で生き長らえてるくせに!」浩二は、ショックを受けたまま、立ち去るのでした。

さて、一方、川俣では、裕一が仲介に入り、藤堂(森山直太朗)と昌子が食事にやってきました。余計なことをいう裕一をニコニコという仮面で怒りつつも、藤堂を逃すまじと昌子は猛アプローチしかけようとした時でした…。

その場に落合が飛び込んできます。音から裕一に宛てた手紙が届いたのです!そして、そこには返事が出せなかった理由が書いてありました。

音は、自分が裕一の足枷になる事が嫌だからと書いてありました。

そして、自分は裕一と立っている場所が違うこと。

自分の事は忘れて、作曲に勤しんでほしいと書かれていたのでした。

裕一はいたたまれず音に会いにいくと決めるのでした。

以上、ドラマ「エール」第20話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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