なんもしない人 第3話 福原遥 めんどくさい友達づきあい あらすじ ネタバレ

ドラマ「なんもしない人」第3話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

[あらすじ]

「レンタルなんもしない人」というサービスを始めた森山将太(増田貴久)。そんなレンタルさんのツイッターに女子大生の島袋香奈(福原遥)からDMが送られてくる。
友達に気を使い誕生日だと言いづらく「明後日21歳の誕生日を迎えるので、日付が変わったら祝って欲しい」という依頼。前日の23時に香奈の家を訪ね、香奈が買ってきた
ケーキを2人で囲みお祝いをする。レンタルさんは21歳で先立った姉を思い出し特別な年だと言う。

[ネタバレ]

とある中年男性(竹内まなぶ/カミナリ)から「自分のニオイを嗅いで、どれくらい臭いか教えてほしい」という依頼があり、「自分が今臭そう」というタイミングで呼び出された『レンタルさん』こと森山将太(増田貴久)。

男性のうなじや口元に鼻を寄せて嗅ぎます。

が、とくにイヤな匂いはなく、むしろコケのようなさわやかさがありました。それを伝えると、男性は少し安心しました。

その後、21歳の女子大生・島袋香奈(福原遥)から「明後日21歳の誕生日を迎えるので、23時くらいに家に来てもらって、日付が変わったら祝って欲しい」という依頼がきました。


元々は、友人(柳美稀)と一緒に過ごす予定だったという。

けれどその友人が、彼氏からディズニーランドに誘われたとのことで、約束はキャンセルに。

代わりに他の友人を誘おうとも考えましたが、祝ってほしいアピールになりそうで気兼ねし、

かといって一人っきりでは寂しくて…という経緯でレンタルさんに依頼したのでした。

誕生日当日、時間通りの23時に香奈の自宅アパートにやってきた将太。

24時までの間、とりとめもない会話をします。

将太が21歳の大学生のときには地震学を専攻していたことや

でも地震を予知する難しさを知ってその道へ進む気をなくしたことなど。香奈も、友達付き合いに疲れてきたという悩みを打ち明けます。

グループLINEの返信ひとつとってみても、ほかの人とかぶると手抜きだと思われるし、かといって奇をてらったものだと空気を乱してしまうし、頭を悩ませる。観光地に行けば、記念写真を撮り合って盛り上がるものの、それで満足して帰っちゃう。

まるでスタンプラリーみたいだという虚しさが。また、ファッションや食べ物についても、流行りを意識して皆と合わせなければいけない暗黙の了解があって疲れるという。

そしてイチバン虚しく感じたのは、去年のクリスマスイブのこと。皆で一緒に過ごそうと言われ、香奈はバイトの休暇を苦労して取りました。

けれど当日、彼氏に誘われたというドタキャンや、スノボ帰りに渋滞に巻き込まれて戻れないといった連絡があり、結局、一人っきりで過ごすことに。

そういった不満がありつつ、でもその不満を直接友人にぶつけることもできないという香奈。友達といるのに、とてつもなく寂しくなるときがあるという。

そんな神妙な空気の中、23時59分を知らせるアラームが鳴ります。これは将太が、忘れたらいけないと、あらかじめスマホでセットしていたアラームでした。

その心遣いに、香奈は感動します。そして0時ちょうどになったとき、将太は「お誕生日おめでとうございます」とお祝いしたのでした。

その後、香奈が自ら買ってきた高級ホールケーキでお祝い。将太に、ケーキといっしょに写真を撮ってもらうことに。

すると、「写真の腕は中2レベル」と自称するだけあって、撮った写真には将太の指まで映り込んでいました。これに大ウケする香奈。むしろ、自撮りじゃなく誰かいる感があっていい、と気に入ります。

それをグループLINEに投稿した後、二人でケーキを食べました。終電の時間が近づき、将太は急いで帰宅。

それを玄関先で見送った香奈は、将太に心からのお礼を伝えました。その後間もなくして、友人たちから返信とお祝いメッセージが。それを読んで、顔がほころぶ香奈でした。

帰宅途中、またホームレスの金田(古舘寛治)と遭遇。

今日、55歳の誕生日だという。

けれど金田は「誕生日だからといって特別めでたいわけではなく、誕生日以外も毎日必死に生きているから、それだけでお祝いに値する」という持論を展開。

将太はその考えに共感します。そして誕生日祝いのつもりで、自ら「今日は1冊もらいたいです」と所望した将太。350円を支払いました。

すると金田は「そういえば俺の誕生日、来月だったわ。また来月頼むよ」と悪びれることなく言い、将太はこれに複雑な心境になるも、帰宅の途についたのでした。

その後間もなくして、金田のもとに、やる気漲るサラリーマン・神林勇作(葉山奨之)がやってきます。

彼女が好きなバンドインタビューが載っている最新号「ベターライフ」を買うため、わざわざやってきたという。

けれど最新号は、将太に売ったのが最後の一冊でした。

そこで、在庫を捜して、わざとらしく「あっ!1冊だけあった」と神林に手渡す金田。

それを手に取った神林はペラペラとめくり、全く違う内容に気付きます。

手渡されたものは前々号だったのです。

神林が、これじゃないと返そうとすると、金田は「返品不可」のプラカードを突きつけ、350円を要求したのでした。

深夜に帰宅した将太。

妻の沙紀(比嘉愛未)がうたた寝しながらも、帰宅を待ってくれていました。

いつものように沙紀に今日の依頼のことを話して、ふと、姉のことが脳裏をよぎります。

将太の姉は21歳のとき、就職活動などの心労がたたり、自ら命を絶ってしまったのです。

「姉は自分の能力を社会的な評価軸に当て嵌めて、過小評価していたのかもしれない。僕にとって姉は、ただ存在しているだけで価値があったのに」

そう感じていた将太は、もうすぐ1歳になる息子の寝顔を見ながら「いるだけでかわいい。そんな風に、みんな赤ちゃんみたいでいいのにな」と呟くのでした。

 

以上、ドラマ「なんもしない人」第2話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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