特捜9 シーズン3 第4話 リュウソウジャー回?あらすじ ネタバレ

 

ドラマ「特捜9 シーズン3」第4話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

第4話

[あらすじ・ネタバレ]

とある日の休日のこと、警視庁捜査一課特捜班のメンバー・新藤亮(山田裕貴)はネットの生配信番組「マジシャンズ・ライ~マジシャンのトリック見抜いて100万円~」の収録に出かけていた。

この番組は期待のマジシャン・ミステリオ遠野(渋江譲二)と視聴者が対決し、見破られたら100万円が送られるというものだった。

ネット配信とはいえ撮影は古城で行われ、本格的だ。

対戦者で警備員の江上秀平(池内万作)は前回の対決でトリックを見破っており、今回見破れば500万円が送られることになっている。

本番中、マジックのネタとなる古文書を手に取りじっくりと観察していた江波が突如咳をして苦しみだす。

ADの坂本(西川可奈子)が持ってきた水を飲んだ途端、喉から煙を出しそのまま死亡してしまった。


現場に臨終した特捜班の浅輪直樹(井ノ原快彦)達は番組プロデューサー兼司会の磯山真司(水橋研二)らに聞き込みをするなど捜査を開始する。

ADの坂本によると江波の楽屋には鍵は掛かっておらず、本番直前に清掃員の少年が出て行くのを見たという。

青柳靖(吹越満)は態度が悪い遠野を怪しむも途中で腹痛を起こしてしまう。

ところがトイレは故障中で大ピンチとなってしまう。

特捜班に戻って情報を整理する一同。

そこに国木田(中村梅雀)もやってきていつもとは異なり「今回の事件は世界中で生中継されている。その為、早期解決が重要で進捗を報告するように」と命じる。

監察医の早瀬川真澄(原沙知絵)によると死因は気道が焼け腫れたことによる窒息死という。

また、被害者の遺品にはカップラーメンくらいしか無かった。

更なる捜査をする一同。

小宮山(羽田美智子)と村瀬(津田)は遠野に抗議を送ったマジック連盟の長から話を聞く。

江藤は15年前まではプロのマジシャンで突如失踪したという。

矢沢(田口浩正)と青柳は番組の関係者から話を聞く。

遠野は江波が元プロであったことに激怒していたという。

さらに次の番組が成功すれば長から強力なバックアップが受けられることになっていた。

捜査途中でまたしても青柳に腹痛が発生、トイレ駆け込むもまだ直っていなかった。

直樹と新藤は現場から出て行った少年の足取りを追ってある病院にたどり着く。

母親から話を聞いていたところに少年・志倉登(小原唯和)が戻ってきたが、警察と聞いた途端逃げ出してしまった。

新藤は登のことを追いかけたが逃げられてしまった。

直樹が母親に話を聞く。

登は自分のがん治療の資金を稼ぐために高校を辞めて働いているという。

ただ、江波の事は歯切れの悪い返事しか帰ってこなかった。

その後の調べで江波の口座から獲得した賞金の100万が無くなっていること、水と生石灰が混ざったことで高温が発生したことが判明する。

生石灰は弁当の加熱装置などで簡単に手に入るが問題はどうやって被害者の口に入れたかだ。

一方、新藤は逃げた登のことが気になり探すことにするのだった。

母親からの情報を元に新藤は公園で登を発見、確保する。

江波のことを訪ねるも「あんなクズは知らない」という。

酷評するということは知っているということだ。

登「あんなヤツは死んで当然なんだ!」

「100万は盗ったよ。逮捕すればいいだろう!」

「俺の人生終わったんだ!!」と自棄になってしまう。

新藤「舐めんなよ!」「生きたくても生きられない人もいる」

「簡単に人生終わったなんていうな!!」と登と激突する。

2人の意地がぶつかり合ったが何とか話を聞きだすことに成功する。

江波は父親でよく公園でカップラーメンを使ったマジックなどを見せてもらっていた。

ある日、登が木の上で火を使ったマジックを見ていたが驚いて落下してしまった。

肩に後遺症を負って野球が出来なくなってしまったが、江波は母親も捨てて逃げてしまったという。

先週マジックの動画で江波を発見、獲得した100万と次の500万も慰謝料と渡すことを要求、江波も承諾した。

だが、本番直前になって「やっぱり500万円は渡せない」と江波は約束を破った。「また裏切られた」と登は激怒、持っていた100万を奪って逃げたという。

その時、のど飴を運んでいたADとぶつかったという。

これを聞いた新藤は殺人のトリックに気づくのだった。

特捜班メンバーは次回の番組配信のリハーサルに乱入、殺人のトリックと犯人を暴いていく。

犯人は江藤が本番前に舐めることにしていたのど飴に生石灰を仕込んだ。

本番が始まった時に苦しみだすように量を調整、水を飲ませて窒息死させた。

つまり、犯人はのど飴を持ってきたADの坂本…ではなく水を持っていくように指示したプロデュサーの磯山だった。

残りの生石灰のど飴は証拠隠滅のためにトイレに流したので青柳が向かったときに故障していた。ただ、自宅から試作品の生石灰のど飴が発見されこれが決め手となった。

今度トリックを見破られたら長からの支援は受けられなくなり、稼げなくなる。

そう考えた磯山はネットの注目を集めるのも含めて生放送中に殺害したのだった。

身勝手極まりない磯山に江藤の真実が告げられる。

実は江藤はわざと負けるつもりだった。

遠野によると本に注目させてトリックを仕込むのがマジックの基本、江藤はそれを見ようともしなかったのでワザと負けようとしていたのは明白だった。

つまり、始めから磯山の殺人はまったくの無意味だった。

それを思い知らされた磯山は崩れてしまう。

一方で、直樹と新藤は登にその事実を告げる。

登「そんなの勝手すぎるだろう!!」
という登に新藤は江波の遺品であるカップラーメンを見せる。

それには生石灰が仕込んであり、幼いころに良く見せてもらっていたものだった。

新藤「もう一回やり直すつもりだったんだよ」

「人生終わったなんて言うな。何回でもやり直せる」

登「嘘に決まっている…ふざけるな…」

父の真実を聞いた登は崩れ落ちてしまう。

こうしてすれ違いから起きた悲しき事件は幕を閉じたのであった…。

以上、ドラマ「特捜9 シーズン3」第4話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!