きのう何食べた？ 11話
あらすじ
12月のある日のこと。
実家に帰ってきた
史郎(西島秀俊)は、
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母親（梶芽衣子）である久栄
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と一緒に料理をしていました。
一緒に料理をしていて、
効率よく料理をしている母親の手際をみた史朗は、
自分の料理のルーツには自分の母親だということを悟る史朗でした。
久栄は、そんな史朗に
「女の子だったらな・・」と
ちょっと口をこぼしますが、
史朗は全然嬉しくないわけではないと微笑みました。
普段はそんなに作らない揚げ物をこの日は、大量のとんかつとおかずを作ります。
そして父親（志賀廣太郎）
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も交えて家族仲良く食事となります。
大量に作りすぎた分は
賢二(内野聖陽)にと
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タッパーに詰め込む母親。
そして、一緒に父親と何やら目配せをします。
今日はやけに穏やかな両親だったので、
ちょっとだけ不安に感じる史朗でしたがその予感は見事に的中します。
というのも、正月には賢二を連れてこいと言い出したのです。
そんなことを言われた史朗はすぐに
「男女間みたいな結婚とかじゃないし」
とか言ってどうにかこの場から逃げようとしますが両親から
「お前はそんな半端な気持ちで同性愛をしているのか！」と
怒鳴られてしまいます。
そしてその後日、史郎の料理仲間でもある佳代子に
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玉ねぎを分けてもらいに行く史朗でした。
佳代子の家に行くと、ちょうど玄関にて佳代子の娘に出会いますが
何やら元気がない様子でした。
気になった史朗は佳代子に事情を聞いてみると、
どうやら父親の家に長い間同棲している彼氏との結婚や
子供について口を出されてしまい喧嘩したようです。
娘は今更結婚なんて考えられないし
子供なんていらないなんて言いますが、
父親にとっては孫の世話をするのが何よりの楽しみだったので
少ししょげてしまいます。
そんな話を聞いていた史朗は、子供を思う両親の気持ちは、
たとえ同性愛者でも異性愛者でも変わることはないんだということを知りました。
その後、クリスマスの日。
小日向と
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航と
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賢二の4人でディナーを誘われました。
しかし、史朗さんはあまりお金を掛けたくなかったので、
自宅にて料理を振舞うことにします。
この日のメニューは毎年賢ニのリクエストでお馴染みの
ラザニア、鶏肉の香草焼き、ブロッコリーとあさりの炒め物、明太子のサワークリームディップ。
そしてデザートにはミルクティーのシャーベットでした。
そして、食事中、賢二は2人に史郎からもらった指輪を見せびらかそうとして指輪をつけます。
しかし、ワインクーラーに入った
シャンパンとキルフェボンのケーキを
お土産に持ってきた小日向は
指輪には気づきもしませんでした。
ですが、航はその指輪の存在に気づきます。
航は見た目が地味だとか色々と文句を言ってきます。
ですが、料理は気に入ったようで誰よりもたくさん食べていました。
その後、史郎は決意したように
「正月は賢二を連れて実家に帰る」と
言い出します。
その言葉に賢二はちょっと戸惑います。
そのまま航は
「下手したら余計ゲイなんて気持ち悪いって思われるよ」と
反対の意思を示します。
しかし、史朗はゆっくりと語り出します。
史朗は自分がゲイだということで両親が
「育て方が悪かったんじゃないか」と
思ったんだろうと考えます。
しかし、自分は今両親が思っているほど不幸ではないとわかって欲しいから
賢二を連れて行こうと思ったと言います。
賢二はその言葉に涙を流しながら
「絶対行く」と史朗の手を握ります。
食事後、航は賢二に指輪を見せつけられたことを悔しがって
小日向に指輪をせがみます。
そして、賢二は指輪を磨いてケースの中にしまい、史朗は両親に電話をかけ
「今度で行くから」と電話をするのでした。
感想
次回はついに、史朗の実家に賢二が行くことになります。
今まで両親は心配していましたから
賢二を連れて行ってどんなことを思うのかが注目したいところです。
ラザニア、鶏肉の香草焼き
ブロッコリーとあさりの炒め物
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