JIN-仁-(第一期) 3話
ドラマ「JIN-仁-(第一期)」第3話のあらすじ・ネタバレを紹介します!
あらすじ
文久2年(1862年)秋。
仁はコロリへの対処方を緒方洪庵(武田鉄矢さん)らに伝えていました。
患者を隔離すること、消毒すること、
ORS(砂糖と塩を混ぜた液体)を作って飲ませること。
すぐに吐いてしまう人には、
胃に直接ORSを入れるべきなのですが、
ダメ元で仁は聞きます。
「ゴム管はありますか?」と。
この時代にあるわけないと思った仁ですが、
緒方洪庵は「ある。長崎から取り寄せたものが」と答えました。
さらに、注射針を腕のよい簪(かんざし)職人に使わせること、
点滴を使って直接血管に液体を流し込むこと。
これらを、緒方洪庵らに頼み込む仁。
そして、仁は治療所に戻り、まだ戻っている咲に言います。
「戻ってください」と。
しかし、咲は勘当されたこと、
これは私の戦なのだと、強く訴えました。
そんな彼女に、仁は手伝う方法を伝えます。
緒方洪庵の弟子たちも総出で力を貸し、
緒方洪庵自身も注射針を作るために、簪(かんざし)職人の元へ。
そんな彼を、西洋医学所・取締、伊藤玄朴(小林勝也さん)が見ていました…。
子供・喜一の容体が思わしくなく、仁は注射を施します。
そこに…竜馬(内野聖陽さん)が現れました。
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下痢をする人が多く、
肥溜めがいっぱいになっていることを聞きつけて、
周りのモノたちと競争で穴を掘ってくれたのでした。
竜馬は「先生は怖くないんかい」と聞きます。
そんな彼に「私は医者ですから」と答える仁。
「まっくらな中を歩いている感じぜよ」という竜馬に、
俺は本当はここにいない人間ではあるものの、
死んだら現代に戻れるんじゃないのか、とも思う仁。
死んだら、君のもと…恋人、未来(中谷美紀さん)の元に戻れるんじゃないのか、と。
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とうとう注射の容器ができてきました。
緒方洪庵らに、注射の打ち方を教える仁。
動脈と静脈の違い、アルコール消毒と、
注射針の入れ方、固定のしかた、生理的食塩水が流れる様子。
緒方洪庵らが屋敷に戻るときに、
棺桶の数…死人の数がどんどん増えていく中…
西洋医学所・頭取締、松本良純(奥田達士さん)らに、
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仁の治療法は有効だと進言します。
そして…勝麟太郎も将軍に進言しました。
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とうとうコロリ患者たちの調子がよくなりつつありました。
尿が出たのは、良好のサイン。
喜一の母は、涙するほど喜びました。
緒方洪庵の弟子、山田もしぶしぶではありますが、
仁の治療法を認めて。
恭太郎がやってきて、コロリ対策の援助を、
勝麟太郎が動いて、注射針、点滴の用意などが整うことを
知らせてくれました。
ようやく、コロリに打ち勝てるかと思いきや…
今度は、仁がコロリにかかってしまったのです…。
仁は、自分のことよりも、周りの患者を優先させることを選びました。
竜馬と恭太郎、咲は力をさらに貸すことを決意。
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診療所を任された咲は、患者たちの処置と、
そして仁へも対処を行いました。
「いつもとは逆ですね」と仁は力なく笑います。
必死に戦う咲に、
勘当を言い渡したはずの母・栄が物資の応援にやってきて、
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「戦いなさい、勝って、また戻ってきなさい」
咲への荷物へは、栄の手編みの白衣と、たくさんのおにぎり。
母の愛情を感じて、涙を流しながらおにぎりを食べる咲でした。
仁の容体が思わしくありません。
コレラの怖さを身をもって体験していた仁に…声が聞こえます。
「戻るぜよ、あの世界へ」。
そして胎児の顔。
仁の体が痙攣します。
咲の叫び声。
「南方先生が危ない…」
話を聞いた竜馬は仁の元に行こうとしますが、思いとどまり、
自分のなすべきことをしようとします。
コロリへ打ち勝つための診療所が着々と作られ、
緒方洪庵、恭太郎、いろんな人の力が合わさろうとしていた…
しかしそのとき。
仁の意識が遠のきます。
仁は現代の病院の中にいました。
しかし、わずかに自分が知っている病院とは違います。
仁は危篤状態…
緒方洪庵がやってきて言いました。
そこで…咲は仁の言葉を思い出します。
「股の付け根の静脈に点滴を入れる」
咲は仁の言葉を思い出しながら、注射を仁に施します。
夢の中…仁の恋人・未来がいました。
屋上で彼女に声をかける仁。
「きっとまたそこで会えるから…」
そういって笑う未来。
音を立てて、雨がふりだし、いきなり未来の姿が消えてしまいます。
そして…また意識が途絶えてしまって…
咲は必死に仁を呼び、竜馬も声を上げます。
咲の涙が仁の頬に落ち…
ゆっくりと仁は目を開けました。
「おかえりなさいませ…先生」
涙を流す咲と、微笑む緒方洪庵。
朝日が昇り、ようやくコロリが終息に向かいます。
隔離と予防が功を奏したのです。
だが…点滴による治療は完全には間に合わず、
救えない命もたくさんありました。
仁は緒方洪庵と面会していました。
仁はなぜ自分のことを信じてくれたのか?と聞きます。
緒方洪庵は、天然痘の治療をしていたときの
自分のことを思い出したことを話してくれました。
そして、大きなもう一つ、仁へ大きなお願いが。
「江戸の蘭方医の性根を叩きなおしてやってください…」と。
そこに、大きな知らせがやってきました。
喜一の母が、辻斬りにあってしまったのです。
喜一は必死に受け入れようとしていましたが、
泣き出してしまいました。
そんな喜一を、仁は強く抱きしめます。
一度は仁が助けた命…
一瞬で亡くなってしまう脆さ。
仁は再び、草むらの真ん中で夕日を見ていました。
そして、未来からやってきたことを告白します。
自分が何かをすることが歴史を変えてしまうかもしれないこと、
コロリの治療が仁が知っている誰かの人生を変えてしまうかもしれないこと。
だけど…
未来を変えてしまうなんて、とんでもない勘違いだったのかもしれない。
仁が治療をした人は、治療がなくても元気になったのかもしれない。
馬に蹴られて死ぬはずだった喜一の母は、
けっきょく、辻斬りに合って亡くなってしまったのだから。
だとしたら…
俺はいったい何をしているのだろう…。
そういって泣き出す仁。
しかし「先生は、私の人生を変えましたよ。以前よりも、何やら、いろんなものが明るく見えます。脈打つ音を感じます。咲は、生きておりますよ」
そういってくれた先の言葉に、仁は感情を押さえられませんでした。
無力かと思っていた自分でも…。
仁は思います。
人間は精一杯生きることしかできない。
だから、精一杯、人を助けていこう。
医学の針を少しでも進められたら…
それがほんの少しの歩みしかないとしても…。
竜馬は勝麟太郎に会っていました。
西洋の寝首をかく…。
竜馬は勝麟太郎の話に心を打たれ、弟子入りを決意します。
「自分の信じる道を歩きたいぜよ。信じる道が正しければ、信じる仲間はついてくるぜよ、ある男が教えてくれたんじゃ」
そして、仁は緒方洪庵の話を受け入れ、
蘭方医の講師を務めることを決意し。
次回、吉原で、もう一人の恋人・未来と出会うことになります…。
以上、ドラマ「JIN-仁-(第一期)」第3話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!
JIN-仁-(第一期) 2話 命を救うと未来が変わるかもしれない あらすじ ネタバレ
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