ドラマ「エール」第33話のあらすじ・ネタバレついて紹介します!
[あらすじ]
コロンブスレコードの専属作曲家に裕一がなってから半年が経ちましたが…相変わらず裕一(窪田正孝)の作った曲が採用されない中、
先に同期の木枯(野田洋次郎)の曲がレコードになると聞いて、裕一は複雑な気分になります。一方の木枯も、レコーディングで自分
の思ったようにならず不機嫌な様子でした。そして、木枯は、裕一を連れて気晴らしに夜のカフェーにやってきます。
女給たちの接客を受けて動揺する裕一でしたが、木枯は「大衆が求める歌を作るには、大衆を知らなきゃ始まらない」と言うのでした。
[ネタバレ]
裕一(窪田正孝)は、同期の木枯(野田洋次郎)の曲がレコードになると聞き、複雑な気持ちを抱いていました。一方の木枯も最初に聞いていた話と違うと…自分の思っていた通りにいかず、苛立っていました。
木枯は録音を終えると、裕一を待っていました。
裕一は、努めて明るく、曲が採用されたことを祝しました。
裕一に言いそびれていた木枯は、バツが悪そうな表情を浮かべつつも、曲が採用されたことを言い
そびれていたと謝り、採用されたからといって、思う通りにはいかないと浮かない顔です。
「なぁ、今日、時間ある?」木枯は裕一を誘いました。
連れていかれた先は…カフェーと書かれたお店。
現代風に言えば…銀座のクラブなんていうのを思い浮かべてもらえれば近いかもしれません。
「こういうとこ高いんじゃないの?」
「いいんだよ!取材費なんだから、大衆が求める歌を作るには、大衆を知らなきゃ始まらない。」
音(二階堂ふみ)にばれたら怒られる、すごく高額なお代を請求されるのでは…、そんな不安からいつも以上に狼狽する裕一に木枯は言います。
「なんだか生々しいだろ?ここ。見てると自然と音が浮かんで、書きたい衝動が湧いてくる。」
「木枯さんの音楽って、こう何か古傷にそっと沁みる感じがするのよねぇ…」
「うん。木枯さん!今日も一曲歌ってくださらない?」
女給たちにせがまれ、1曲披露する木枯。
皆がうっとりと聞き惚れるのを見渡す裕一。
帰り道、ふと思います。
「なんで、あんなに単純なメロディーなのに、なんで心を打つんだろ…。」
もう音は寝ているだろう。そんな気持ちで、考え込みながら居間を通ると…起きていました。
別に後ろ暗いことをしたわけでもないのに…びくっとしてしまう裕一。
帽子を受け取った音は、鋭く指摘します。
「ん?裕一さん、何か変なにおいする。何か…甘い?」
裕一は、焦って苦し紛れひねり出した話を音に披露します。
「こ…こ…香辛料!何かね、木枯に連れてってもらった洋食屋で…変わった料理が出てきて…なんかね…甘い香りがする…し…塩。」
「塩なのに甘いの!?」
「な…なんか、魚を…うまくしてあって…うまかったなぁ…。」
何とかうまく言いくるめられたと思った裕一が、安心して上着を脱ぐと…残念。
ワイシャツに女給が口紅をつけていました…。
さすがの音も、それで勘づきました。
「女!」「違う!誤解だから!」
しかし、火のついた音を止める術が裕一にはありません。
「いや、違うんだって、木枯が…。」
「木枯さんの話はどうでもいいわ!人は人。あなたは、自分のやり方でやればいいでしょ!」しかし、色々とため込んでいた今日の裕一は、ついに言い返します。
「そんなこと言われなくたってわかってる!僕だって、努力してんだから!」
「だったら、それでいいじゃん!カフェーなんかついて行かなくたって!」
「だから!」「あぁ!?」「あ~…もういい!」
「あ!開き直った!」「君がそんなわからず屋だとは思わなかった!」
「はぁ!?え?何?私が悪いの?」
「あ~疲れた。寝よう。もう寝よう!」
「あんたに布団はないわ!」さて、迎えた翌朝です。
気まずい雰囲気の朝食の食卓。
音は、朝食は用意するものの、裕一の茶碗には、ほんのちょっぴりしかご飯を盛りません。
それを見た裕一は、外に出ていきました。
そして、帰ってきたその手には…納豆!
「あ~いい匂いだなぁ。」「臭っ。」
これ見よがしに美味しそうに納豆を食べる裕一。
音は、自分の食事を下げて、離れて食べます。
そして、仲直りのできぬまま数日が経っていました。「まだ仲直りしてないの?」
「強情で嫌んなりますよ。」
「でも、楽しかったんでしょ?カフェー(笑)」
「いやいや、そんなことないんですよ。」すぐ隣にある喫茶店バンブーのオーナーの保(野間口徹)と、その妻・恵(仲里依紗)は、大体の話は聞いていました。
「でも、納豆攻撃ってやるね(笑)」「いや、こっちは、結婚以来八丁味噌攻撃くらってますからね…。」「嫌なら、嫌って言えばいいのに。」
「いや…嫌ってわけでは…ないんですけど…毎日は、ちょっときついんですよ。」
「八丁味噌か…。味噌まんじゅう…昔、よく届けに行ったな…網走に…。
「あ…あ…」「あ…網走?」
「最後の面会何て…『俺の事は、もう忘れてくれ』って…鉄格子の向こうで涙してたなぁ…」
恵の過去とは…一体…いつか語られる日は来るのでしょうか…。
「でもさ~!ヤキモチなんて、音さん可愛いじゃない!裕一さんは音さんのこと心配にならないの?」
「うん?べっぴんだし、言い寄ってくる男がいるかもよ!」
「いやいやいや、ないないない!」
裕一は、手をひらひらさせ、ひとしきり愚痴をこぼし、すっきりしたのか、また仕事へと戻っていきました。
さて、その頃、音はというと学校で発声練習をしていました。
裕一とのケンカが尾を引いている音は、思わず大きなため息を漏らします。
すると…「ため息なんて、似合わないな!」
またも、どこから入ってきたのか、背後にプリンスの登場です。
「姿勢を正したら、声がよく通るようになったね。」
その言葉を聞いて、音は気づきました。
あの池であった謎の男とプリンスが同一人物であるということに。
「のびる人ほど、助言は素直に聞き入れるものだ。君は見込みがある。」
「あ…ありがとうございます。」「僕でよければ相談に乗るよ。」
音は、早速バンブーにプリンスを連れて行きました。
ちょうど…そんな話をしていた保と恵は、思わず息をのみます。
保はうろたえていますが…、恵は面白そうです。
2人の話の内容は、いたって真面目な音楽の話なのですが…。
野次馬夫婦は、ついついメロドラマのようなアテレコをしてしまいます。
「ダメよ、私は夫がある身。」
「そんなこと関係ない。愛してるよ音さん。」
「もっと早く出会いたかったわ。伝吉さん。」
「…伝吉さんって、誰?」
音に真面目な音楽のアドバイスをするプリンスと、真剣に聞く音。
その姿は、真剣に愛を語り合いカップルのようでした。
「こんなの裕一くんに見られたら…。」
そんな予言ほど当たるものです。
「忘れ物しちゃったよ~!」裕一が、戻ってきたのです。
思わず、音とプリンスの姿を隠そうとする保と恵。
しかし、決して広くはない店内。あっという間にその場面をみてしまいました。
「ん?」「裕一さん…。」「ゆういち?」
しかし、修羅場になるよりも先に、プリンスは立ち上がりました。
「古山…裕一?」「え?」「古山?僕だよ!佐藤久志!」
裕一は、思い出しました。『存在感はあるのに、気配を消すのは得意なんだ。』
いつも洋装を身にまとい、ちょっと大人っぽいもの言いの、小学校時代の同級生・佐藤久志(山崎育三郎)であることに。
「え?久志?久志~!」大喜びで、ハグし合う裕一と久志。
そして、この再会が、やがて裕一の運命の大きく変えていくのです…。
以上、ドラマ「エール」第33話のあらすじ・ネタバレついての紹介でした!
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