ドラマ「初めて恋をした日に読む話」1話のあらすじ・ネタバレについて紹介します!
[あらすじ]
恋も受験も就職も失敗した32歳のアラサー女子・春見順子(深田恭子)は、やる気も希望も何もなくクビ寸前な三流予備校「山王ゼミナール」
で講師をする日々を送っていた。
そんな順子に、いとこで東大出のエリート商社マン・八雲雅志(永山絢斗)は、ひそかに想いを寄せているのだが、
恋愛方面には全く免疫がなく、スーパー鈍感な順子は雅志の気持ちに全く気付いていない。
ある日、ひょんなことから知り合ったピンク髪の
イケメン不良高校生・由利匡平(横浜流星)が「俺を東大に入れてくんない?」と順子のいる山王ゼミナールにやって来て――!?
名前を書けば
入れるおバカ高校の生徒が東大合格なんて…
ましてや東大受験に失敗した私が人を東大に合格させるなんて、絶対に無理!と断る順子だったが…。
いちいち残念な32歳しくじり鈍感女子は、運命の恋に巡り会うことができるのか!?
[ネタバレ]
2017年10月。
交際相手である安井(川島明<麒麟>)と遊園地デートを楽しむ予備校講師・春見順子(深田恭子)。
『順子ちゃん、別れてくれないかな?』順子は突然別れを切り出された。一緒にいて全然楽しそうに見えないこと、
とりあえず東大卒の自分で手を打っとくか感が見え見えだと安井に言われ、
順子は図星過ぎて何も言えないのだった。
順子は安井と婚活サイトで出会った。
安井に特に何のときめきも感じなかったが、東大卒というスペックを親が喜ぶかもしれないと考えたのが、
順子が安井と交際するようになった理由だった。
順子は本当の恋をしたことがない…
恋愛も、仕事も、趣味も夢中になれない順子がボーッと道を歩いていると、突然『お姉さん!』とバイクに乗った男子高校生らに声をかけられる。
南高校のエンドー (永田崇人)、
ナラ(堀家一希)、カブ(櫻井圭佑)、木佐(若林拓也)と由利匡平(横浜流星)たちだった。
後ろから見たら若く見えたので声をかけたものの、順子をよくよく見ると結構な年であることがわかり、エンドーたちは気まずそうに退散していくのだった。
実家に住んでいる順子が帰宅し、今度彼氏を家に連れてくるという話はなくなったことを両親に報告すると、母・春見しのぶ(檀ふみ)は『みっともない!本当に子育て失敗したわ』と辛辣な言葉をぶつける。
しのぶは順子が東大受験に失敗して以来、機嫌が悪い。
2003年3月。東大に落ちた順子が、不合格だったことを告げると、しのぶは思いっきり順子の頬を打った。
それから、しのぶと順子の間には深い溝ができたままだった。
順子は三流予備校・山王ゼミナールにて講師をしている。
しかし、順子の人気は全くなく、また生徒から講師の変更を希望されてしまった。
順子は塾長・梅岡 道真(生瀬勝久)から改善されなけらばクビ宣告をされてしまうのだった。
(本気で無職が視野に入ってきた…)順子が肩を落とし、帰路についていると、コンビニの前でこの間声をかけられたエンドーや匡平たちが花火をしている。
あんな青春をしてみたかったと順子が羨ましそうに眺めていると、順子はエンドーたちから水をかけられてしまった。
『誤導されないようにね!』怒りながら去ろうとする順子に、匡平が『ちょっと待って!やる』と上着をくれた。
直後、順子はいとこでエリート商社マン・八雲雅志(永山絢斗)に出会った。
順子は中高一貫校にて、雅志とずっと同級生で、一緒に東大を受けたが雅志は合格。
その後、順子とは違い、雅志は順調にエリート街道を進んでいる。
2人は居酒屋へ…『今付き合ってる人…』順子にずっと片思いをしている雅志は、勇気を出し切り出そうとするが、その時ちょうど着信があり、切り出すことはできない。
別れ際、雅志は再度最近の男方面はどうなのか?
と切り出した。
『俺も今たまたま空いてるちゃあ空いてるし…いいぞ、別に』
しかし、そんな雅志の好意に順子が気づく様子は全くない。
『誰か紹介してくれるの?助かる~!一から婚活するのとか面倒でさ!』
順子は雅志が男性を紹介してくれようとしていると勘違いしてしまった。
(まあ、いいか。とりあえずフリーみたいだし…)
雅志は胸の中でそうつぶやくのだった。翌日。
父・由利菖次郎(鶴見辰吾)に連れられた匡平が順子の予備校にやってきた。
せめて大卒くらいの肩書きをもたせてやりたいという考えのようだ。
菖次郎が『世間に顔向けできないだろう?
お前みたいに恥ずかしい息子がいたら!』と言い
順子はいつも母に言われている『恥ずかしい』という言葉を思い出す。なおも聞いていると、菖次郎は匡平のことをゴミ呼ばわり。
順子がキレた。
『逃げなさい!こんなね、人のこと、ゴミとかいう人間の言うこと、聞かなくていい!』
順子はそう匡平に向かって叫ぶと、言いたいことを言い、反抗するべき時に反抗しなければ、自分のような大人になってしまうと続ける。
『私みたいにつまらない大人になったら、絶対ダメ!!』順子は叫んだ。
『何だ?!ここは!』菖次郎は怒り、匡平を連れ、帰ってしまう。
翌日、順子がクビ覚悟で出社すると、突然匡平が1人でやってきた。
『俺を東大に入れてくんない?』という匡平は、名前と九九さえ言えれば合格できるという噂の不良の巣窟・南高校に通っている。
南高から東大に行きたいという匡平に、
順子も梅岡も空いた口がふさがらない。
とりあえず、順子は中3レベルのテストを差し出し、解いてくるよう、指示した。昨日。
菖次郎に連れてこられた時には、入塾を拒否していた匡平。
なぜ、気が変わったのか?という質問に、このクソみたいな塾から東大に行ってやろうという気持ちが湧いてきたと匡平は語る。
順子は匡平の東大志望の裏に、父への反発があることをすぐ見抜いた。
『誰かのために、進路を決めたらダメ!』親の言う通り、受験合格だけを目指し、青春らしいことを何一つやってこなかったことを後悔していることを順子は明かし始める。しかし、匡平には言い訳にしか聞こえなかったようだ。
『結局自分がそんなんだから、俺を東大へ合格させられる気がしないんだろう!クソババア!!』匡平は声を荒らげ、出て行ってしまった。
その夜、中学の同級生で、今はキャバクラのオーナーとなっている松岡美和(安達祐実)らと飲みに行った順子。
順子がクビ確実であることを告白すると、
美和はこの機会に本気で打ち込める仕事を探してみてはどうかと提案した。
『仕事は男と違って裏切らないんだから!』と美和から言われ、順子がふと店の中を見渡すと、向こうの席に女性と一緒に来ている安井の姿を見つける。
安井はものすごく楽しそうで、そんな顔を見たことがなかった順子はますます落ち込むのだった。
順子が飼い犬・とろろの散歩をさせていると、警察官に補導されそうになっている匡平たちを目撃する。思わず順子が間に入る。その時、コーヒーを買いに行っていたらしいカブが戻ってきて、つまづいた拍子に警察官の顔面にコーヒーをかけてしまった。
『走るよ!』順子は気がつけば、匡平たちを引き連れ、走り出していた。
警察官から逃げ果せた順子たち。匡平のつなぎ姿に気づいた順子が尋ねると、早く家を出たいため、夜勤のバイトをしていると匡平は語った。
また、順子はクビ寸前なことを明かし、『私は風より自由なニートだぁ!』と叫ぶ。匡平は『この前から思ってたけど、なんかあんたって大人っぽくねえな!』と言った。
『これ教えて』匡平が差し出したのは、この間順子がやっておくように伝えた中3レベルの学力テストだった。『何時からバイト?』順子は匡平の夜勤が始まるまでの間、近所の神社の階段で勉強を教えることにした。
今まで勉強をしたことがなかっただけで、匡平が実は意外と飲み込みがいいことに順子は気づいた。
『私は辞めちゃうけどさ、もう1回塾に通ってみなよ』順子はそう進め、自分のような大人になってほしくないからこそ、進路についてもう一度真剣に考えてみたほうがいいと勧めるのだった。
翌日、順子は梅岡に辞表を出した。
『塾の講師はつまらなかったですか?』梅岡はそう切り出すと、たまに塾に来ているのに、まるで遊園地にでも行ってきたかのように顔を輝かせて帰っていく生徒がいると語る。
それくらい、できなかったことができるようになるのは嬉しいのだ。
『あなたの授業にはそれが足りなかったような気がします』と梅岡は順子に残念そうに告げるのだった。
その夜、雅志と食事に行った順子は仕事を辞めたことを報告。
雅志は結婚をほのめかし、『永久就職という考え方はないのか?』と切り出すが、順子は終身雇用のことを言っているのだと勘違い。
今の自分に終身雇用の話は重過ぎるとなお落ち込んでしまう。
やりたいことを探してみろと雅志に言われ、順子は考えるような表情を見せるのだった。
その帰り道、美和のキャバクラの近くを通りかかった順子たち。
『高校生は帰れ!』ちょうどエンドーたちがボーイと美和から追い出されて、出てきたところだった。順子たちに気づいた美和は『7秒男~!』と嬉しそうに駆け寄る。
美和も雅志とは中学時代の同級生で、久々の再会だったからだ。
その後、この間ぎっくり腰を起こして、エンドーたちに運んでもらったお礼に、皆をファミレスへ連れて行った順子。
順子はエンドーたちから匡平の家庭の事情を聞いた。
エンドーたちは小学校の頃の幼なじみ。
中学生の頃、菖次郎にエンドーたちとは縁を切れと匡平は言われ、その翌日から匡平は髪をピンクに染め、父親との間に壁を作ってしまったらしい。
翌日、塾講師らに最後の挨拶へ向かった順子は、雅志との約束のレストランへ向かう。
すると、匡平がやってきて、答案用紙を差し出す。
『教えてくれ!英語だけがどうしてもわかんねえんだよ。これができたら、俺は中卒レベルなんだろう?頼む!』順子が確認すると、問題用紙は全て埋められていた。
匡平の本気に応えたい気持ちになった順子は雅志へ電話。
約束をキャンセルした。
『俺もまだ仕事だからさ!』雅志は順子を気遣い、嘘をついた。その後、数時間にわたり、順子は匡平に英語を個別指導。結果、匡平は英語で90点を獲得した。
『中学卒業、おめでとう』順子はそう言い、採点した答案用紙を匡平に返した。
『親父のいいなりになりたくなくて…』匡平はそう切り出すと、今までは父親を見返すために東大を志望していたが、順子の話を聞き、考えた結果、自分が東大に行きたいという結論に至ったのだという。
『俺がやりたいんだ、受験!協力してくれ!パイセン!』という匡平に、順子は手を差し出し『先生…でしょ?』と返す。2人は固い握手を交わした。
翌日、匡平は担任教師の山下一真(中村倫也)に、進路希望調査票を提出した。
一目見るなり、『真面目に考えろ』という一真。
そこには東京大学と書かれていた。
匡平は『俺、変な大人になりたいんです』と笑顔で一真に告げるのだった。
結局、順子は梅岡に頼み込み、辞表を撤回。
契約期間が満期を迎えるまで、予備校で働かせてもらうことになった。
順子が指導室へ向かうと、そこには匡平の姿がある。
これから順子はマンツーマンで匡平に勉強絵教え、2人で東大を目指すことになる。匡平の学びたいという本気に触れ、順子は生まれて初めて、仕事にやりがいを感じている自分に気づくのだった。
以上、ドラマ「初めて恋をした日に読む話」1話のあらすじ・ネタバレについての紹介でした!
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