ドラマ「初めて恋をした日に読む話」3話のあらすじ・ネタバレについて紹介します!
[あらすじ]
順子(深田恭子)は教え子・匡平(横浜流星)の勉強法について悩んだ末、親友の美和(安達祐実)に相談する事に。
美和は仕事も大事だけど婚活もすべき
と昔からの知り合い男子はどうかと順子に提案をする。
その帰り道、順子は山下(中村倫也)と遭遇、2人で飲みに行くことに。
“昔からの知り合い男子”の美和の言葉を思い出しひとりドキドキする順子。
しかしある事実が発覚する…。後日、順子が山下と2人で飲んでいた事を知り、嫉妬する匡平。
いつも子供扱いを受ける匡平は順子にいら立ち、授業中に教室から出て行ってしまう。
匡平がこのまま授業に来なかったらどうしようと嘆く順子。そんな中、月末に順子とデートがしたくて仕事で無理を重ねた雅志(永山絢斗)は、ついに過労で倒れてしまう。
偶然にも匡平たちが雅志を見つけ救急車を呼ぼうとするが、仕事を理由に雅志はそれを拒否。順子も慌てて駆けつけ、雅志のピンチを救おうと奮闘する中、ついに雅志が動き出す。
[ネタバレ]
順子(深田恭子)は教え子・匡平(横浜流星)の勉強法について悩んだ末、同じ塾で講師をする勅使河原(高橋洋)に相談していました。
しかし、勅使河原は、頭から「無理」と決めつけ、全く相手にしてくれません。塾長の梅岡(生瀬勝久)は、具体的に順子に説明してあげてほしいとお願いします。
勅使河原は言います。
東大を受けるには、センター試験で7科目必要であること、そして、その後の2次試験が本番であり、理系学生にとっての要は『英語』と『国語』だと言います。
理系学部を受けてくる人は、基本的に理系科目は得意なので、差が付きにくく、文系寡黙でどれだけ点を取れるかが決め手になると言います。
そして、『現代文』は、とにかく短期間では、伸びにくいという代物です。
勅使河原は、東大受験に必要なものを4つ言いました。
前向き!素直!同じことを毎日コツコツできる!情緒が安定していること!
特に最後の『情緒の安定』が大事だと言います。
どれだけ勉強ができても、試験本番で同じようにできなければだめだからです。
その時、順子の脳裏には、匡平と初めて会った日に言われた『情緒不安定』という言葉を思い出しました。「私が、東大に落ちた理由がわかりました。」
順子は、がっくりと肩を落とすのでした。
そんな順子が考えた勉強方法は、目にするもの、耳にするもの、口にする言葉、すべてを吸収できるようにと匡平に接することでした。
匡平は、先日のお好み焼き屋での出来事で、ずっとドギマギとしていましたが、順子が何も覚えておらず、ガッカリしています。
そして、順子の勉強方法で、あからさまに子ども扱いされていることに、不服そうです。
そんな時、雅志(永山絢斗)から電話がかかってきたのを見て、更に不機嫌そうです。
雅志は、順子に「話がある」と、約束を取り付けることに成功しました。
ところが、雅志には、大きな仕事が飛び込んできてしまいます。
雅志が、東大出からという理由で大きな仕事ばかり任されているという嫉妬を話す先輩や同僚の不始末を、怒りの勢いで、引き取ってしまったのです。
後輩の西大井(浜中文一)は、そんな雅志を、軽く窘め、「デートできないですね。」と、言います。
雅志は、青ざめますが、何としても終わらせると張り切るのでした。
その夜、順子は、がり勉じゃない勉強方法を親友の美和(安達祐実)に相談する事にします。
美和は仕事も大事だけど婚活もすべき、と昔からの知り合い男子はどうかと順子に提案をします。
その帰り道、順子は山下(中村倫也)と遭遇、2人で飲みに行くことになりました。
“昔からの知り合い男子”という美和の言葉を思い出しひとりドキドキする順子。
苦し紛れに出した雅志の名前で、場を持たせることに成功します。しかし、その話の中である事実が発覚します。
「あ~そういや、結婚式でも八雲の話をしてるやつがいたな…。」
「結婚式?誰の?」「俺。」
実は、24歳の時に山下は結婚していたことがわかりました。
思いがけず、人様の旦那と2人で飲んでしまったと順子は慌てて帰っていくのでした。
後日、順子が山下と2人で飲んでいた事を知り、嫉妬する匡平です。
その頃、匡平に想いを寄せる美香(吉川愛)は、熱心に匡平にアプローチしていることを友人の桃(加藤小夏)とさくら(黒崎レイナ)にバカにされてしまいます。
美香の恋愛体質の重さを知っている桃とさくらは、そんな美香に大爆笑です。
美香は、その言葉を聞いて、ショックを受けます。
それでも、美香は負けずに、授業終わりの匡平を誘いますが、「迷惑」とつっけんどんに返されてしまいます。その時、順子は匡平を夕飯に誘い出しました。
そこには、美香も、そして匡平の仲間たち、エンドー(永田崇人)、ナラ(堀家一希)、カブ(櫻井圭佑)、木佐(若林拓也)も一緒にいます。順子は、匡平に一つの漫画を渡しました。
それは、源氏物語を漫画家した『あさきゆめみし』という漫画です。
それは、息抜きというわけではなく、古典を勉強するための漫画です!
古典の原文をいきなり読んでも、日本語に見えないので、まずはストーリーや時代背景を知ることが大事と考えたのです。その中で、順子は美香にもフランス革命の頃を学ぶことができる『ベルサイユのばら』を持ってきていました。
しかし、匡平が順子に想いを寄せていることを知っている美香は、順子にきつく当たります。
そして、言いました。「匡くんの東大受験だって、本当は自分のためじゃないの?匡くん使って、自分のリベンジしたいだけでしょ?」そんな物言いの美香に匡平は、怒って「帰れ」と言ってしまいます。
美香は、お店を飛び出して行ってしまいました。
美和の『あの子は気を付けてみてやった方がいい』という言葉を思い出し、追いかけますが、以前のぎっくり腰に邪魔され、店の外に出た時には、もう美香の姿はありませんでした。
美香は、これまでの男たちに、連絡を取りますが、誰からも冷たい返事ばかりが返ってきます。
そして、一番会いたくないはずの男からだけ、「明日ならOK」という連絡が返ってきます。
「どうして、こいつだけ。」美香は、がっくりと肩を落とすのでした。
翌日、いつも子供扱いを受ける匡平は順子にいら立ち、ついに授業中に教室から出て行ってしまいます。匡平がこのまま授業に来なかったらどうしようと嘆く順子。
しかし、梅岡はそんな順子に言います。
「本気でなければ、悩まない。」と。
自分たちの仕事は、人間相手だから、本気で相手をしないと、伝わらない。そして、それをしなければ仕事をしたうちには入らないと。そこへ、突然、美香がやってきました。
「美香、塾辞める。」
匡平から、突き放されてしまった美香は、この塾に通う意味など、根本的に持ち合わせていないのです。そして、自分の恋愛体質で、好きになると一直線すぎる思いは、最初こそ喜んでくれますが、どんな男もすぐに重たく思い、自分を裏切ると。何とか慰めようとする順子ですが、美香はそれだけ言うと、順子の手を振り切り帰ってしまいました。
そして、昨日返事をくれた男と、繁華街を歩く美香。
空いてるホテルを見つけ、中に入ろうとする男の後を追いかけますが、入り口で立ち止まりり呟きました。「誰か…間違ってるって言ってくれないかな…。」
人目につく前に、中に入ってほしい男は、美香を促しますが、そこへ順子がやってきます。
「うちの生徒に何か用ですか?」すると、男は手のひらを返したように、美香を切り捨てます。
順子は、美香に言いました。
「顔をあげてよく見なさい。このゴミを。」
男は、逃げるように立ち去りました。
美香を連れて、繁華街を抜けると順子は、自分の気持ちを伝えました。
「エトミカ…。『裏切られた』…なんて言葉、簡単に使うのはやめなさい。
られたされたじゃない。好きになった自分に、もっと責任を持ちなさい。
たとえ、相手が気持ちに応えてくれなくても、相手の気持ちが変わったとしても…。それでも…好きになってよかったと思える、そんな人を好きになりなさい。失恋でも、それは、きっと素敵な恋だと思えるはずだから。」
美香は、涙を浮かべ、「先生…経験ないくせに」と憎まれ口をたたきますが、少しだけ順子に心を開いたようでした。
その夜、美香は匡平の家を訪れました。
カブに『チーズインハンバーグ』をおごって、聞き出したのだと言います。
そして、明日は順子が塾を休むかもしれないと言います。
美香を探すために、順子は超ダッシュを繰り広げ、また腰を痛めてしまっていました。
そして、そんな順子の事を匡平に話します。
「ホントちょっとだけだけど…分かったよ。春見先生のよさ。なんやかんや言って、あの人…大人、マジな大人だった。だから、子供扱いされてもしょうがないんじゃん?
なんで好きになってくれるわけない人のことを、そんなに好きになれるの?…そんなに好きだからか。もしかして匡君…意外と初恋だったりして?」
匡平は、美香に言いました。
「やることねえなら、お前も勉強してみれば?一度、マジで勉強してみたら、何かみつきあるかもしんねぇし。」
「美香も初恋かも…。決めた!美香も負けないから!匡くんの恋に!」
匡平は、そんな美香の背中を呆れつつも優しいまなざしで見送りました。
一方、順子は、このまま匡平が、塾に来なくなったらどうしようと、うじうじ考えていました。
そこへ、しのぶ(檀ふみ)が、お風呂に入るよう言いに来ました。
そして、順子の部屋にあった、東大の赤本について尋ねます。
それは、教え子に目指している子がいるという話をすると、しのぶは怒りの表情を浮かべて言います。「頑張って、どうなるの?自分ができなかったことを子供にしょわせて…。たとえ合格したって、あなたの人生は、何にも変わんないのよ?
塾講師なんて、早くやめなさい。」
そう吐き捨てると、部屋を出ていきました。
順子は、しのぶが、自分の東大合格に熱心だった理由を考えるのでした。
翌日、時間になっても匡平は現れませんでした。
順子は、ため息をついて、教室で匡平を待ちます。しかし、匡平は不貞腐れて遊んでいるわけではありませんでした。
順子に教えてもらった古本屋へ、歴史を扱った漫画を探しに来たのです。
そんな中、月末に順子とデートがしたくて仕事で無理を重ねた雅志は、ついに過労で倒れてしまいます。
偶然にも匡平たちが雅志を見つけ救急車を呼ぼうとしますが、仕事を理由に雅志はそれを拒否します。順子も慌てて駆けつけ、雅志のピンチを救おうと、仕事を手伝うことにしました。
美和の車を借りて、雅志を乗せて、仕事先に向かうことにした順子。
雅志を美和の店まで運ぶのを手伝った匡平たちに、美和は、「受験生に迷惑をかけてごめんね」と声をかけます。匡平は、美和に思わず尋ねました。
「迷惑ですか?32歳の人が、高校生から好きって言われたら…迷惑ですか?」
美和は、そこで、匡平の気持ちを知ってしまいました。
「うっそ…面白くなってきたぁ」
3年前に運転したきりの順子は、匡平がさりげなく同行していることにも気づかないほど余裕がありません。怯える匡平の姿に、しばらく運転してから気が付く順子。
何とか横浜港についた順子たちは、荷物を車に積み込みます。
雅志はふらふらながらも、順子に指示を出していきます。
そんな中、あまり弱さを見せない雅志がこぼしました。
「東大行ってもな、別にそんないいことなかったぞ。マウンティングに、よけいなやっかみ、そういうの跳ね返して…欲しいもん手に入れるには、人の倍やるしか…。それに、本当に欲しいものは、まだ…。」
荷物を積み終えて、伊勢志摩に向かおうという時、そんな雅志の姿を見た順子は匡平に言いました。
「連絡くれて、ありがとう。だけど、最近のあなたには、腹が立って仕方がない。本気じゃないなら、受験なんてやめなさい。今のあなたに、回り道してる時間はないの。塾をさぼる人間が東大だなんて、笑わせないで。
あなたが塾をさぼっている時間にも、他の生徒達は勉強してるの。
毎日、毎日、当たり前のように努力できる人達が受験して、その中の一握りの人間が合格するの。雅志みたいに。次、さぼったら、私は、もう二度とあなたに期待なんかしないから。」
「すいませんでした。」
その時、順子は、前回の授業の時に、途中で終わってしまった『梓弓』和歌の返し歌を言います。匡平は、その意味を答えました。
「正解。」眠りながら、雅志が呟きます。「やった!ゆりあん!」順子は、匡平の頭を撫でます。
「おい!だから、前見ろ!」
その後、順子の余裕のない運転ながら、何とかオープン前に届けることができました。
雅志が目を覚ますと、高速に乗る前に、朝ごはんを食べることにした順子は、匡平に近くのコンビニに調達してもらいに行ったと聞きます。
そして、眠る直前に聞いた『梓弓』を思い出し、呟きました。
「思いは…伝えないと。」
「雅志の頑固なところ、好きだけど…あんまり無理しないでね?」
雅志は、一世一代の勇気を振り絞り、後部座席から順子を抱きしめ言いました。
「順…俺…お前が好きだ。」
驚く順子は、パニックで硬直してしまいます。
その姿を、匡平も目にしてしまい、立ち尽くしてしまうのでした。
以上、ドラマ「初めて恋をした日に読む話」3話のあらすじ・ネタバレについての紹介でした!
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