ドラマ「エール」第40話のあらすじ・ネタバレについて紹介します!
[あらすじ]
早稲田大学の応援団長(三浦貴大)から、早稲田を応援する気持ちをなぜ持ち続けられるのか、その想いを聞いた裕一(窪田正孝)は、
自分が音楽をはじめた頃の気持ちを取り戻して、応援歌「紺碧の空」の作曲に取り組む。あっという間に曲を書きあげる。今や売れっ子
になった木枯(野田洋次郎)に、もう一度頑張ってみると話す裕一。そして、いよいよ早慶戦の当日。裕一は音(二階堂ふみ)と一緒に
野球場で応援するのだった…。
[ネタバレ]
早稲田大学応援部・5代目団長の田中(三浦貴大)の旧友への思いを聞いた裕一(窪田正孝)は、一晩で『紺壁の空』を書きあげました。
「先生!」嬉しくも、笑いをこらえた田中は一言…。
「『紺碧』の『碧』が、『壁』になってます!」
「あ…ごめん…。」さて、すでに事務局長(徳井優)は、小山田(志村けん)に曲を依頼してしまったと叫ぶ中、それを強行した田中達。
部室に事務局長を監禁するとラジオをかけて、聞いてくれと告げ、試合に向かいました。
こうして、雪辱の早慶戦は始まったのです。
第1戦目は、慶応打線を3安打に抑え、善戦するも…1対2で敗北。
第2戦目は、千載一遇のチャンスが到来!
早稲田・三原のホームスチールが功を奏し、念願の勝利!1勝1敗で迎えた3戦目。
裕一も試合前に合唱指導を行い、試合では一緒になって応援しました。
そして、最終回…。最終バッターは三振!5対4!ついに11連敗の雪辱を果たしたのです。
試合の後、裕一と音(二階堂ふみ)は、屋台のラーメンをすすりながら、その興奮を語りました。
そこへ、田中率いる応援団たちもやってきました。
お互いにお礼を言い合うと、応援団の面々は全く曲が採用されない裕一のために、エールを送りました。「フレ~!フレ~!こ・や・ま~!それ~!!」
「フレフレ!こやま!フレフレ!こやま!」
そして、2人へと、『紺碧の空』を歌ってくれました。
その歌は、遠く九州の田中の旧友にも届いたことでしょう。
まだ、レコードを1枚も出していない、22歳の無名作曲家が作った第6応援歌『紺碧の空』は、ほどなく早稲田大学第1応援歌に昇格し、現在も力を与え続けています。
裕一は、コチコチになった頭がほぐれ、目が覚めていくようでした。
さて、ここから大変だったのは、事務局長です。
小山田に依頼をしてしまっていたものですから、その謝罪に平身低頭、机に頭をぶつけてしまいそうな勢いで謝ります。「それは、もういいと言っているだろう。」
「初戦で監禁されていたため、既成事実となってしまったため、そのあと取り消すことができませんでした!今後は、先生の曲を優先的に使用するよう指導いたしますので!どうか、ご了承を!」
「それは、もういいと言っているだろう!!!!」
机を激しくたたいて、事務局長を怒鳴りつける小山田でした。
さて、出勤した裕一は、すっかり売れっ子になった木枯(野田洋次郎)のデビュー曲のポスターを見つめます。
実は、当初A面と言われていたはずが、廿日市(古田新太)のさじ加減でB面にさせられていたデビュー曲『影を慕いて』は発売されるや、大変な評判となりました。
再販の時には、まるでそちらがA面だったかのような扱いです。
「変だろ。元々B面だったのに。」木枯は、苦笑いを浮かべています。
そして、1つの練習室に裕一を連れ込みました。
サロンでは、色んな人に話しかけられて、ゆっくり話ができないからでした。
木枯は、色々あったらしい裕一の話を耳にし、とても心配していました。
「もう1回、頑張ってみようかって思ってる。」
「そうか…。」「木枯くん、曲が書けなくなったって経験ある?」
「ギター持ちゃ…何かは浮かんでくるかな。…曲が浮かんでこないって、どんな気分なの?教えてよ。僕もいつか書けなくなる時がくるかもしれない。」
「僕…ずっと自分見てた。ひたすらに自分、自分、自分。僕の頭の中、僕でいっぱいだった。そこに誰も…。誰も入る余地なんてなかった。」
「へぇ~…。俺は、可愛い女の子でいっぱいだけどな。」
「僕は、自分の力…示すことに固執してた。そんな独りよがりの音楽…伝わるわけない。」そんな裕一に、木枯は座り直して言いました。「やっぱり、君は天才だよ。」「天才なら、とっくに気づいてるよ。」
「天才だから、気づくの。」
「ありがとう。といっても、これから何をしていけばいいかわからないけどね。」
「誰かを思い浮かべるんだろ?目を閉じてみれば?」言われた通り、裕一は目を閉じました。
すると…何かが降りてきたようです。
「あ!あぁ!!」「え?え?何?」「これまでのやり方じゃダメだ!今、今できることやってみるから!」ブースの外では、廿日市が何かを叫んでいます。
防音の効いた中にいる2人には、その声は届きませんでした。
木枯は、何かを見つけた裕一を嬉しそうに見つめました。
さて、音楽学校では、千鶴子(小南満佑子)が、音を呼び止めます。
2次選考まで2週間しかないというのに、先週の音は、裕一のために学校を休んでいたのです。
それが、千鶴子には理解ができませんでした。
「私がいるから、諦めているの?」
「もしかしたら、諦めていたのかもしれない。今から、千鶴子さんの技量を超すのは無理だって。でも、歌は…音楽は技量だけじゃない。心から生まれるものだってことを、彼のおかげで知りました。ヴィオレッタ、本気で勝ち取りに行きます。」
そんな音の背中を、千鶴子は満足気に見つめました。
そして、裕一はというと…一つの行動に出ました。
福島から鉄男(中村蒼)を呼び出したのです。そして、言ったのです。
「大将!一緒に曲を作んないか?君もそろそろ夢に向かって、進む時期だ!しかも、歌うのは久志だ!」
そこへ、久志(山崎育三郎)もやってくるのでした。
以上、ドラマ「エール」第40話のあらすじ・ネタバレについての紹介でした!
最近のコメント