ドラマ「エール」第47話のあらすじ・ネタバレについて紹介します!
[あらすじ]
木枯(野田洋次郎)が自身のヒット曲「酒は涙か溜息か」を作詞した高梨一太郎(ノゾエ征爾)を裕一(窪田正孝)に
紹介するために連れてくる。高梨は裕一の「福島行進曲」を聞いて、自分の詞の「船頭可愛いや」に曲をつけて欲しい
と頼みに来たのだ。一方、音(二階堂ふみ)は記念公演に向けて稽古に励むが、なかなかうまくいかない。居残りで
ひとり練習をしていると、環(柴咲コウ)が現れコツをアドバイスして音を励ます。
[ネタバレ]
木枯(野田洋次郎)に呼び出され、カフェにやってきた裕一(窪田正孝)。
そこで、高梨一太郎(ノゾエ征爾)を紹介されました。
高梨は、裕一にお願いしたいことがあったのです。
「早速ですが、古山さん。私の詩に曲をつけてもらえませんか?」
『福島行進曲』を聞いた高梨は、それをとても気に入り、裕一にお願いしたいと思ったのだといいます。
元々は、木枯が作曲する予定だった詩です。
裕一は、木枯に悪いと思っていました。
「俺の事は気にしなくていい。俺だって、君と高梨先生の歌が聴いてみたいんだ。」
木枯の気持ちを聞いた、裕一は高梨の願いを快諾しました。
「よかった~!実は、もう書いてきちゃったんです!」
そういって、高梨は詩を渡しました。
タイトルは『船頭可愛いや』。
読み始めた裕一の顔は、みるみる笑顔になっていきます。
そして、インスピレーションの湧いた裕一は、その夜から、五線譜にさらさらと音符を並べていきました。
音(二階堂ふみ)が持ってきたお茶にも気づかぬほどに。
音は、根を詰め過ぎぬよう、裕一の視界に入り、一息つくよう促しました。
裕一は、音の舞台の練習についても心配していました。
音の方は、正確に歌うことと表現をすることの両立が難しいと感じていました。
実際、翌日の練習でも、音はうまく歌うことができません。
ただ歌うだけではなく、演技をしながら歌うということは、歌うための姿勢ではなくても、それと同じように歌えなくてはいけません。
周囲も、中々進まぬ練習に、苛立ちの声が聞こえ始めました。
『本当なら、ヴィオレッタは千鶴子だったのに。』
そんな陰口は、千鶴子(小南満佑子)の耳にも聞こえていました。
久志(山崎育三郎)も、懸命に音を励まします。
音は、放課後も演技の体勢からの歌の練習をしていましたが、どうしてもうまくいきません。
「どうしてうまく行かないんだろう。」
「そもそも息をするタイミングが違うのよ。」
そう声をかけたのは、環(柴咲コウ)でした。
環の的確なアドバイスを、1つずつメモしていく音。
すると、環は音をどこかへ連れ出しました。
そして、環がパリで公演した『椿姫』のレコードを貸してくれました。
それは、日本では発売していない、貴重なものでした。
「本場の舞台を直接見るのが、一番勉強になるんだけどね。できれば、海外で。」
「本場のオペラか…見てみたいなぁ…。本当は、夫の留学について行きたかったんですけど…留学自体が無くなってしまって。」
「確か…ご主人は、国際作曲コンクールで賞を取られたとか。」
「はい。今は、コロンブスレコードの赤レーベルで専属作曲家をしています。…環先生は、流行歌なんてお聞きにならないですよね。」
「そんなことないわ。いい音楽なら、何でも好きよ。子どもの頃は長唄を歌っていたし。ご主人は、どんな曲を出されてるの?」
「それが…まだ1枚しか出せてなくて。実力は確かなので、何かきっかけがあればと思うんですけど。」「そうね…きっかけは大事。あなたは、それをつかんだんだから、無駄にしないようにね。」
さて、書き上げた『船頭可愛いや』を廿日市(古田新太)に見せた裕一。廿日市は作詞が高梨一太郎だとわかるやいなや。「採用!」そう、高梨は木枯と共に『酒は涙か溜息か』をヒットさせたばかり。
そのネームバリューに目をつけたのです。これなら売れるかもと。「最近、芸者に歌わせるの流行ってるじゃない?これもそうしよう!いい人見つけとくから!」
「録音の日程が決まり次第、お知らせします。」
「古山くん。これ、最後のチャンスだから。もし、売れなかったら、君、もう要らないから。契約金も返済してね。一括で。」
いきなりの最後通告に大慌ての裕一。
「今度は脅しじゃないからな。本気だからな。」
せっかく曲が採用されたのに、裕一は売れなかった時のことを考えて、お先真っ暗な顔です。
久志は、そんな裕一を励まし、売れた時のことを考えろと言いますが、そんな前向きな気持ちにはなれません。
「鉄男くんも、早々に仕事が決まったそうだよ。」「…何の仕事?」
「さぁ。飲食業だって言ってたな。この辺らしいんだが…。」「あれ?この辺り来たことあるな。」
すると、そこには、以前鉄男(中村蒼)と木枯と来たおでん屋の屋台が…。
しかも、そこでおでんを振る舞っているのは…鉄男です!
「まさか…鉄男がおでん屋とは…。」
「親父さんが故郷に帰ることになって、誰かにこの屋台を譲りたかったんだってさ。」
基本的には、煮込むだけのおでん。
空いてる時間に詩も書けるし、売り込みにも行けるという時間の融通が利く点もいい所でした。
親父さんの相談は、このことだったんですね。
というわけで、鉄男の再出発と裕一のレコード第2弾を祝して乾杯することに…。
「え?曲出すのか?」つい、食いついたのは鉄男です。
高梨一太郎の詩につけた曲を芸者が歌う。
そう聞いて、食いついたのは久志です。
この当時、芸者さんが歌うレコードは、よく売れていたのです。
3人は、とにかく成功を願い、乾杯するのでした。
そして迎えた、レコーディング当日。
芸者が会えるのではと、取材だ見学だと乗り込んできた久志と鉄男の姿に驚く裕一です。
その背後から、杉山が歌い手さんを連れてきました。
でも、見るからに芸者さんではありません。
裕一が、廿日市に尋ねると…何と…『下駄屋の娘』だというのです。
「本当の芸者さんは高いんだもん!いいじゃない。顔見えないんだから。芸者さんってことで。」
その言葉にぶち切れる鉄男と久志。
芸者を見たかった久志と、下駄屋でと職業をバカにされた鉄男。
廿日市にかみつきますが、杉山(加弥乃)の歌を聞いてから判断してはどうかという言葉に、録音が始まってしまいます。
歌い始めると…その歌声に、裕一・久志・鉄男は驚いて立ち上がります。
下駄屋の娘の歌声は、想像をはるかに超えるうまさでした…が。やっぱり、売れませんでした。
「あいつとの契約は終わり。借金は全部返済してもらう。」
こうして、裕一…いえ、古山家は、上京以来史上最大の危機を迎えたのでした。
以上、ドラマ「エール」第47話のあらすじ・ネタバレについての紹介でした!
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