行列の女神~らーめん才遊記 第7話 ラーメンをサミットから排除?どうなる?ゆとりのラーメンは・・・あらすじ・ネタバレ

 

ドラマ「行列の女神 ラーメン」第7話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

[あらすじ]

芹沢(鈴木京香)は世界的な日本食イベントのラーメン部門責任者に抜てきされ、大忙し。
そんな中、90年代に名をはせたラーメン店店主・中原(石黒賢)がやって来る。
本店と同じ味を出しているが、新店舗に客が入らず困っているという。芹沢はある思惑で、
この依頼をゆとり(黒島結菜)に任せることに。一方、芹沢が担当すると思っていた中原は、
訪れたゆとりらに激怒する。

[ネタバレ]

芹沢達美(鈴木京香)は世界的な日本食文化発信イベント「ジャパンフードサミット2020」のラーメン部門の責任者として任命される。

委員長が体調不良ということもあり
芹沢は大忙し、仕事のしわ寄せは他の社員、特に部長の河上堅吾(杉本哲太)に集中し疲れていた。

そこに汐見ゆとり(黒島結菜)が駆け込んでくる。

前に芹沢に食べさせて貰い、
今まで食べたラーメンの中で一番美味しいとまで感じた「薄口醤油らーめん」の売り上げが悪いことに納得できていなかった。

夏川彩(高橋メアリージュン)は店で出す月替わり
ラーメンの新作開発を任されてたが苦戦し、思い悩んでいた。

バタバタする中、名店「麺房なかはら」の店主でラーメン業界でその名を知らない人はいない中原昌英(石黒賢)が
「清流企画」に依頼を持ってくる。

「ラーメン博物館」に本店と変わらない味で出展したが客が入っていないという。

中原は90年代に丸鳥ラーメンで一世を風靡した大スターで
芹沢のライバルとも言える人物。

こだわりが強くプライドが高かったが背に腹は変えられないという。

芹沢はゆとりを担当し指名し、夏川も憧れの中原の依頼ということでサポート
として付いてきた。

だが芹沢が来なかったことに中原は激怒、依頼も取り下げてしまう。

さらに「女にはラーメン職人は務まらない」と言い放ってしまう。

これには夏川も幻滅してしまった。

追い返されつつもゆとりは客として丸鳥ラーメンを食べる。

その味は確かに美味しかった。

「味は美味しいのになぜお客さんは入らないのだろう?」
と考えるゆとり。

店に入ろうとしたが止めてしまった客の反応と他の店を見てあることに気づくのだった。三日後中原の店は繁盛していた。

丸鳥ラーメンと聞いても客は具体的な味の
想像ができなかったのが原因で、看板に説明書きを加えただけで十分だった。

これには中原も大満足、「芹沢は分っていたからこそあえて素人目線に近い新人をよこした。ありがとよ。」と礼を述べる。

ゆとりは芹沢に報告するが「中原はまだ本質を分かっていない。しばらく様子を見なさい」とする。

部長の河上が疲れている社員に夕食のラーメンを作って持ってくる。

アンチョビを使ったラーメンで絶品だった。

食べながら昔話をする河上。

自分、芹沢、中原は同じ店で修行していた。

芹沢のセンスはバツグンで自分の店が失敗した後は芹沢に拾ってもらったという。

河上は芹沢のいう本質を説明するためにアンチョビの風味をわざと残して新しくラーメンを作る。

こっちの方が癖はあるがパンチが効いてより美味しかった。

河上「不安定ではありますがそのスリリングな側面がラーメンの魅力なのでは無いでしょうか?」

試作品の最終日、夏川は芹沢にラーメンを食べてもらう。

あえてパンチを効かせたが
今後は全体の調和が取れずに不合格を食らってしまう。

自分の実力不足が悔しくて泣き出してしまう夏川。

芹沢「あなたは確かに汐見のように天才では無いわ。」
「でも凡人には凡人の戦い方があるでしょう。」

「職人として一番ダメなのは歩みを止めてしまうことよ。」

芹沢は発破をかけて後一日だけ猶予を与える。一方ゆとりは中原の店にいた。

客足は増えたが横ばいで他の店には及ばなかった。

そこでラーメン評論家の有栖(石塚英彦)と遭遇する。

プライベートで来て食べ歩きをしているようで、締めは昔からペロッといける
丸鳥ラーメンと決めているという。

これを聞いたゆとりは原因にたどり着くのだった。

夏川は原点に立ち返るために父親が経営していたラーメン屋を訪れる。

そこに連絡を受けたゆとりもやってくる。

店のメニューを見返しているうちにある食材に目を付ける。

その後、中原が「清流企画」にやってきて有栖も交えて客の入りが横ばいである原因について話し合う。

中原の丸鳥ラーメンは
ボリュームが少なく、食事としての満足度が低かったのだった。

だが、中原はプライドを捨てることが出来ず量を増やし、こだわりを捨てるくらいなら撤退すると宣言する。

河上「中原さん、本気でおっしゃっているなら私は貴方を軽蔑します。」

「何も分かっていない。芹沢がどういう気持ちで貴方を見てきたか。」とハッキリと言い放つ河上。

ここで夏川のラーメンが完成し中原も交えて試食をする。

実家のラーメン屋で出していた三つ葉を加えたものでパンチが効きつつも元のスープとのバランスが取れていた。

これには芹沢も満足で合格を出す。

夏川「凡人には凡人の戦い方があります。」

夏川は今までの地道な努力や経験の積み重ねの末ラーメンを完成させたのだった。

この様子を見て物思いにふける中原。

芹沢は続けて自分の過去を語りだす。

かつて鮎の出しの風味を生かした薄口醤油ラーメンを理想としていたが、パンチがなく不味いラーメンというのが世間の評価だった。

自棄になった芹沢は鮎の出しの風味が分らなくなるほどの
大量のラードを入れて出したところ大うけしてしまった。

現実に合わせる形でそれを改良した濃い口醤油ラーメンを作ったら成功した。

芹沢「私は今でも現実と理想の間で戦っています。」と語る芹沢。

最初から中原が過去の成功にすがって現実から目を背けたことを見抜いていたのだった。

中原「俺はもう若くない、だから三日くれ。」

「美味いラーメンを食わせてやる」三日後、改良した丸鳥ラーメンを出す中原。

スープやボリュームは一緒だったが具は軟骨や砂肝に変更した。

その噛み応えが癖になり、さらに回数を増やすことで食事としての満足度も上げていた。

中原は三日間死に物狂いで考え、昔の気持ちを思い出していた。

そんな中原を芹沢は再びライバルとして認めるのだった。

帰り道にラーメンのワクワクの正体について話をするゆとりと芹沢。

ゆとり「料理とは普通1つに纏め上げるもの。」

「それとは逆のアンバランスさでしょうか?。」

芹沢「間違いでは無いけども答えの1つでしかない。」

「まだまだ未熟ね。」一方で、「ジャパンフードサミット2020」としてゆとりの母・よう子(高畑淳子)が就任した。

よう子「引き受けたからには条件があります。」

「ラーメンをサミットから排除することです。」とよう子はここにきてとんでもない条件を突きつけるのであった。

以上、ドラマ「行列の女神 ラーメン」第7話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!