ドラマ「エール」第51話のあらすじ・ネタバレについて紹介します!
[あらすじ]
娘の華が生まれて4か月。
音(二階堂ふみ)は炊事洗濯や育児に追われるが、裕一(窪田正孝)は作曲よりも
娘に夢中の毎日。
作曲のために出かけた喫茶バンブーでも、裕一は仕事そっちのけで、保(野間口徹)や
恵(仲里依紗)、お客さん相手に娘のかわいさを自慢する始末…。
そんなある日、恩師の藤堂先生(森山直太朗)から
福島の小学校の校歌を作曲して欲しいという手紙が届く。
裕一は音に励まされ曲をつくるのだが…。
[ネタバレ]
娘の華が産まれて、早4か月が経ちました。
裕一(窪田正孝)は、愛娘にすっかりデレデレの甘々になっていました。
音(二階堂ふみ)は、そんな裕一を呆れ顔で見つめるのでした。
『船頭可愛いや』の大ヒットで、裕一は悠々自適な生活が送れるようになっていました。
すっかり、華にメロメロの裕一は、仕事も手につかない状態でした。
仕事にならなすぎると、
音は華を抱きかかえると、よそで仕事をしてこいと家を追い出しました。
しかし、追い出されたとて、裕一が行くところと言えば…、
もちろん向かいの喫茶店のバンブーです。
もう、うんざりするほど娘自慢を聞かされてきた恵(仲里依紗)は、笑顔ながら裕一の娘自慢を上手に聞き流していました。
そこへ、保(野間口徹)が帰ってきました。
その後ろには、1人の男性が…。
バンブーの常連客だという男性は、裕一作曲した『船頭可愛いや』を毎日聞いているというファンでした。
そんなファンにまで、娘自慢を始める裕一。
しかし、この男性にも、最近孫が産まれ、それはそれは目に入れてもいたくないほどの可愛がりぶり。
「ご両親も、さぞ喜ばれたでしょう。」
それを聞いて、裕一は表情を曇らせました。
裕一は、福島を…家族を捨てて上京してきました。
その事を知らせたくても、そうできない状況でした。
「ゆ…裕一くん、忙しくてね、まだ一度も…。」
保も助け船を出しますが、現在爺バカ進行中の男性は、そんな裕一を叱責!
早く会わせてあげるよう進言するのでした。
そんなことがあると、すぐに顔に出るのが裕一です。
自宅に帰ると、音にはすぐわかりました。
裕一が暗い顔をしていることに。
裕一は、バンブーのお客さんに孫をすぐ両親に会わせてあげるよう言われたことを話します。音も、その言葉に口を噤みます。
暗くなりそうな雰囲気を流すべく、音は裕一に手紙が届いていることを伝えました。
その手紙の送り主は…裕一の小学校の恩師・藤堂(森山直太朗)でした。
その用件とは…。
福島のある小学校が校歌を新しく作ることになり、その作曲をお願いしたいという者でした。
裕一は、その申し出そのものは嬉しいものの、福島を捨てた身という負い目から、
この依頼を受けてもいいものかと、心が揺れていました。
そんな裕一のやりたいのに迷っている気持ちに、音はすぐに気が付きました。
「裕一さんにしか作れないものがあるんじゃない?それに、大恩人の藤堂先生のご依頼を断るなんて、罰が当たるわ!」
その言葉に、裕一は、この依頼を引き受けることにした裕一は、音と一緒に故郷の校歌を作曲しました。
その曲を届けると、またすぐに藤堂から手紙が届きました。
手紙には、いい曲を作曲してもらったことのお礼…そして、その校歌完成披露会を行うということが書かれていました。
しかも、その披露会に作曲者である裕一とその家族を招待する旨が書かれていたのです。
「これ…福島来いってことだよね…?」「うん。」
さすがに福島に帰ることを躊躇っていた裕一でしたが、手紙はもう1通ありました。
その送り主は…母・まさ(菊池桃子)でした。
藤堂から、裕一が小学校の校歌を作曲したと聞いて、手紙をくれたのでした。
その中には、裕一の躊躇いを溶かす言葉が書かれていました。
“どうぞこの機会に、ぜひ福島に来てはいかがですか?みなさんに会えるのを心待ちにしています。”
それでも、裕一はまだ悩んでいました。
鉄男(中村蒼)の屋台で、うじうじしている横には…「納得できな~い!」
藤丸(井上希美)が、叫んでいました。『船頭可愛いや』は、元々藤丸名義で出した曲です。
それなのに、ヒットしたのは双浦環(柴咲コウ)のおかげ。
どうにもそれに納得がいっていないのでした。
「藤丸さんは、ヒットしてるからいい。俺なんて、ヒット曲無しだ!」
これに便乗して、『福島行進曲』が売れればよかったのですが、そううまくは回らなかったようです。
「鉄男さんが、ヒット曲無しなのは、詩がうまくないからでしょ!」
「何ぃ!」
「いい詩が書けたら、曲つけるよ!」
そんなひと悶着起きそうなところに声をかけたのは、木枯(野田洋次郎)でした。
裕一は、木枯に相談します。実家に帰ることはあるかと。
木枯も実家を捨ててきた身でした。
それでも…「でもさ…時々無性に母ちゃん思い出すんだよね…夜中になるとさ…母ちゃんが作った芋の煮っころがしが食べたくなったりして…。」
「私は、亡くなったおばあちゃんが作ってくれたお雑煮が食べたくなるなぁ…。」
「俺も、時々母親の夢見るよ。本当に優しくしてくれた。」
「そっか…そうだよね。」「どうした?福島、帰んのか?」
鉄男の問いに、言葉を濁す裕一。
そんな裕一を見て、木枯は歌いだしました。
「帰りたいのに帰らない~男のやせ我慢~」
「う…うるさいよ~も~…。」
家に帰っても、裕一はまだ迷っていました。
裕一は思い出していました。
全てを振り切って、上京を決めた日、音を見送りに行っていた三郎(唐沢寿明)と駅で話したこと…
“おめぇが捨てたって、俺はおめぇを捨てねぇ。安心しろ。
”荷物をまとめている時に弟・浩二(佐久本宝)に言われたこと…“兄さんが、この家出ていったら、どうなるかわかってんだろ?”
全力で行くことを止めたまさに言われたこと…“あなたには無理!ここにいて!そばにいて!”こうして、迷って、迷って、裕一は結論を出しました。
「福島のこと…やっぱり、このままってわけにはいかないと思う。」
「そうだね。」
「華が大きくなった時、お父さんの故郷は福島なんだぞ~って、胸張って言いたい。」「うん。」「音、どう思う?」
「私は…、早くにお父さんが亡くなってるでしょ?お父さんに恩返ししたかった。裕一さんが、お父さん・お母さんに親孝行できたらいいなぁって思ってるよ。」
「…帰ろうか。」「うん!」
こうして、裕一は愛する音と華を連れて、福島へと向かいました。
まずは、校歌完成披露会の会場に向かいます。
会場に着くなり、記者のような人たちに囲まれ、凱旋を喜ばれる裕一。
思いがけない反応に、裕一はしどろもどろ。「古山!」そこへ、藤堂がやってきました。
裕一は、藤堂との再会を、とても喜ぶのでした。
以上、ドラマ「エール」第51話のあらすじ・ネタバレについての紹介でした!
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