ドラマ「エール」第64話のあらすじ・ネタバレについて紹介します!
[あらすじ]
「コロンブス専属新人歌手募集」のオーディションに向けて、プリンス久志(山崎育三郎)とスター御手洗(古川雄大)は他のライバルがいることも忘れて、ライバル心を燃やしていた。
合格できるのは一人だけ。裕一(窪田正孝)は久志が、音(二階堂ふみ)は御手洗先生が受かることを願っていたが、最終的には二人が悔いのない戦いができるよう精一杯応援しようと
考えていた。そして、オーディション当日がやって来る。
[ネタバレ]
応募総数なんと800通!
久志(山崎育三郎)と御手洗(古川雄大)は、コロンブス新人歌手オーディションの書類審査を通過しました!
裕一は、廿日市(古田新太)の好みの曲を探し出す
べく、久志通過のお礼を言いつつ、探りますが、逆に曲は書けているのかと反撃を食らう始末……。しかも、親のコネもあり、フランスに留学していた2枚目の大型新人がいるというのです。
裕一は、今度は廿日市の秘書である杉山(加弥乃)に、廿日市の好みを聞き出そうとしますが…。
「審査員の情報は出せません!」「いや、去年の宴会、何歌ってたかなぁって…。」
裕一は、無事聞き出すことができたのでしょうか…。
一方、自宅では、音(二階堂ふみ)と御手洗は、レッスン真っただ中!向かいのバンブーにまで歌声は響いていました。「彼も、なかなかやるね!」
「思い出すわ…ドイツのオーディションで歌ったこと…マママママママママ~」「初耳…。」保(野間口徹)は、また知らない恵(仲里依紗)の一面を聞いてしまいました。
レッスンの一休みにと、音と御手洗はバンブーにお茶に来ました。
「音さん。今日もレッスンに付き合ってくれてありがとう。」
「いえ、私も楽しんでますから!でも、よく決断しましたね。
コーチとしてのキャリアを捨てて、オーディションを受けに来るなんて…。」
「言ったでしょ?最後のチャンスだって。……実はね、3年前に、母が亡くなったの。父も…半年後に後を追うように
ぽっくりと…。人間なんて、いつどうなるかわからない。真面目に生きても、好き勝手に生きても。もう後悔はしたくないわ。」
「私の父も言ってました。
『やらずに後悔するより、やって後悔した方がいい』って。」
「人生一度きりだもの。」
「そうですね。」さて、自宅では三バカ…おっと失礼、のちの三羽烏が雁首揃えて、研究中。裕一は、音域の広い曲の歌い方まで含めて、渡しました。
「指示が細かいよ。流行歌ってのは、パッションで歌うものだろ?」
「この曲は、音域が広いの!研究しといて、損はないから!」
「まぁ、あとはお前次第だな。」
久志もまた、裕一と鉄男(中村蒼)
に背中を押されていました。
そして、最終オーディション当日を迎えました。
裕一と藤丸(井上希美)も見守る中、厳しい審査が続いていました。次にやってきたのは、帝都ラジオの会長の
息子・寅田熊次郎(坪根悠仁)です。
確かに2枚目でした…果たしてその歌声たるや…。
他の審査員は、悪くないそんな顔をしている中、ただ一人、廿日市は…厳しい顔をしていました。
続いて、岡島敦(徳永ゆうき)という駅員さんという人まで、登場します。
駅員らしい、セリフも交えながら歌う姿に。
「おもしろの人なのかな?」「でも…顔に似合わず、声はいいですね…。」
次は、林喜一(宮路オサム)という73歳の応募者もいました。
履歴書には、23歳と書いてありましたが…こちらも歌声は素晴らしいものでした。そして、ついに久志の番です。
『丘を越えて』を歌う久志の歌声は、やはり素晴らしいもので、ずっと仏頂面で聞いていた廿日市も、思わず手に持った鉛筆をリズミカルに揺らしていました。
次は、御手洗です。
御手洗の選曲は、裕一の曲『船頭可愛や』でした。
その歌声も、やはり素晴らしいもので、杉山も思わず目を丸くするほどでした。
この後も、水川ながし(彩青)という津軽三味線と共に歌う人もいました。
こうして、オーディションが終わる頃…。
バンブーでは、皆の帰りを待つ鉄男が、イライラハラハラといった具合で、ずっと机をたたいていました。そこへ、久志と裕一が帰ってきました。
「どうだった!?」「どうもこうも、僕が決まるに決まってる。楽勝さ。マスター!コーヒーとホットケーキ、ホイップ付きで!」そういって、着ていた上着を椅子に掛けると、そこから1枚の楽譜が落ちました。
鉄男は、それを拾い、目を通すと…。
裕一が書いたコツ以上にたくさんの赤字で、曲を研究していることが分かりました。「なんだ、おめぇ!余裕ぶって、ちゃんと研究してんでねぇか!」
「勝手に見るなよ!」そこへ、音と御手洗もやってきました。
他のライバルなど目もくれぬ熱き戦い。
2人は、当然自分が受かると思っていますが、ある程度自分とライバルで票が割れると思っていました。
「どうかな…」審査の場にいた裕一は言います。
「他にも強者ぞろいだったからね…。」
「僕がコロンブスと契約したら、君をボイストレーナーとして雇ってあげるよ。」
「私が契約したら、カバン持ちをさせてあげるわ!」
「2人ともダメかもよ?」華(田中乃愛)は、そんなみんなが言いたくても言えないことを、言ってのけるのでした。
そんなやり取りが繰り広げられる中、
コロンブスレコードでは、今日の最終オーディションの結果を話し合っていました。
ほぼほぼ満場一致で、ある人物に決まり、新聞社へ連絡するよう杉山に指示が入ります。
しかし、それを廿日市が止めました。
廿日市は、一体何があったというのでしょうか…。
さて、会議も終わり、合格者は決定しました。
杉山が片付け始めても、廿日市は一人座ったままでした。
「廿日市さん。不服そうですね。失礼ですが、あんな廿日市さん、初めて見ました。」
「当たり前だろう。あんなことやってるから、うちはダメなんだ。」
「ですが…。」
「結果。だしゃいいんだろう。」そんな不穏な会話が行われた翌朝…ついに、合格者発表の日を迎えました。
裕一と音は、新聞が待ちきれず、家の前でソワソワと待っていました。新聞を受け取った、裕一と音は、心を落ち着かせ、せーので新聞を開きました。
果たして…結果は!?
[どちらが合格するかの考察]
強者ぞろいのオーデションですが、久志と御手洗だけにスポットがあたりどちらかが合格するような感じで描かれてますが、結論からいえば両方とも不合格な気がします。実力がみな同じくらいに感じましたし、
であれば、合否を分けるポイントは、選曲やコネなどの他の部分だといえるでしょう。久志も御手洗もその部分では他より劣っていた感があります。が、…恐らく審査員は帝都ラジオの会長の息子・寅田熊次郎(坪根悠仁)を
押していたが、しかし、廿日市の反対でこのオーデション自体が合格者なしになる…。そこで、審査基準などを見直しコネなどを公表せずに選曲もコロンブスが準備する曲を歌ってもらう…そうして公平に
再びオーデションを行い決める。65話ではそんな展開になるような気がします。
以上、ドラマ「エール」第64話のあらすじ・ネタバレについての紹介でした!
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