ドラマ「エール」第65話のあらすじ・ネタバレについて紹介します!
[あらすじ]
久志(山崎育三郎)や御手洗先生(古川雄大)がスターを目指して全力で挑戦した「コロンブス専属新人歌手募集」のオーディション。オーディションの翌日、
さっそく新聞でオーディションの合格者が発表される。ところが、発表の内容について、コロンブスレコードで久志(山崎育三郎)や御手洗(古川雄大)、
そしてイケメン候補者の寅田熊次郎(坪根悠仁)もかかわってひと悶着(もんちゃく)が起きる…。それというのも…。
[ネタバレ]
コロンブスレコードの新人発掘オーディションの最終オーディションは、強者どもの美声を披露し、幕を閉じました。
結果は如何に!?「いたた!痛い!痛い!」
バンブーには、久志(山崎育三郎)の声が響きます。
プリンスらしからぬ、鼻血を出して、ティッシュを詰めている顔に、裕一(窪田正孝)がおでこに濡らした手ぬぐいを当てています。
その後ろには、俯く御手洗(古川雄大)の姿が…。
音(二階堂ふみ)、華(田中乃愛)、藤丸(井上希美)、鉄男(中村蒼)、保(野間口徹)、恵(仲里依紗)も勢ぞろいです。
「一体、何があったの?」恵の問いに、時間を少し遡りました。
新聞が届くのを待っていた裕一と音は、新聞配達を待ち構え、受け取るとすぐに結果を開きました。そこには…。
“東京出身の十八歳 虎田熊次郎”そう書かれていました。
つまり、プリンス佐藤久志でもなく、スター御手洗清太郎でもなく…。
帝都ラジオ会長の息子がオーディションに合格したのでした。
それから少し時間が経ち、会社へ向かおうとしていた裕一は、久志の姿を探しますが、どこにも見当たりません。
御手洗も、外の空気を吸ってくると言って出掛けたといいます。
2人は、この結果に、相当なショックを受けていましたから、音も裕一も心配していました。
「まさか…変な気とか起こしてないよね…。」
「へ…変な気って…??」
「コロンブスレコードに乗り込むとか??」
「ははは…。まさかそんな!」
「まさかね!」
そんなわけないと笑ったものの…何だか不安になった裕一は、大慌てで出勤しました。
やっぱりいました。
そして、そこには、案の定、杉山(加弥乃)に詰め寄る久志と御手洗の姿が。
しかも、その横では、虎田熊次郎(坪根悠仁)におべんちゃらを使う廿日市(古田新太)の姿が…。
納得の説明をしろと詰め寄り、ついには社長を呼べとまで言いだした久志と御手洗に…まさかの声が。
「負け犬がキャンキャンキャンキャンうるさいんだよ。おっさんらが。」
好青年とは、程遠い熊田虎次郎でした。
「特にあんた…。」
そういって、御手洗を一瞥すると。
「本気で受かると思ってたのかよ?鏡で自分の姿見てみなよ」
「君さ、誰に向かって口きいてんの?」
「あんたこそ。僕が誰だかわかってんの?」
「言っておくが、彼の実力は、君の数百倍…いや、数千倍はある。」
「は?」
「人の痛みを理解できないやつに、歌を歌う資格があんのか?」
「もういいわ!」と御手洗ティーチャー
「みんな自分の可能性かけて、必死に努力してきたんだよ!ちょっと顔がいいからって…。」ゴツン!?
「お疲れっした~!」何と、熊田虎次郎は、久志に頭突きをぶつけると、しれっと帰っていたのです。
恵「やり返してやればよかったのに!」
「そんな隙なかったよ…。さっさと逃げやがって。」
村野「でも、おめぇは逃げなかったんだな!」
「昔ならいの一番に逃げてたのにね。」そんな裕一と鉄男の言葉に、少々居心地が悪そうな久志です。
でも、この話には続きがありまして…。
「で、その研究生の話、どうするの?」
そう、実は、この後、廿日市は久志を呼び止めたのです。
「おいそこ!」
裕一「あ!すみません!すぐに帰らせますから!」
「君、ちょっと残って。研究生として契約してやっから。
「け…け…研究生?」
「デモの仮歌とったり、新人のカバン持ったり、上手くいきゃデビューできるよ?」
そう、廿日市に言われたのでした。
「どうするの?」「断る!」
そんな条件を久志が飲むはずもありませんが…、それを止めたのは…もちろん御手洗でした。
「だめよ!断っちゃだめ!こんな機会めったにないわ。お金をいただきながら、歌の勉強ができるなんて。」
「確かに、悪い話じゃねぇ!」
「待ってくれ、あんな奴の荷物持ちなんて…。」
「あなたの歌なら、すぐに追い越せるわ!あなたは選ばれたの。選ばれた以上、輝かなくちゃ!」
「私も、この話受けてほしいです。」
「久志!」
久志は、意を決して立ち上がりました。
「あんたに勝ててよかったよ。正直…勝てないと思った。」
久志は、御手洗の実力を本当に認めていました。
「ありがとう。」「必ずデビューするから。」
「約束よ。プリンス久志。」固い握手を交わしたプリンス久志とスター御手洗。
このあと、久志は、一文無しの御手洗のために、夜の街へと一稼ぎに行きました。
プリンスとスターの『船頭可愛や』は、夜の街で大盛り上がり!こうして、御手洗はミュージックティーチャーに戻るべく、豊橋へと帰っていきました。さて、裕一はというと…、意にそぐわなくとも、
熊田虎次郎のための曲を書かないといけませんでした。
「はかどってる?」「うん。ここんとこ久志につきっきりだったからね~。」
「でも、裕一さん楽しそうだった」「音だって!」
「うん…。やっぱり、私、歌が好き!華がもう少し大きくなったら、またレッスンを始めたいんだけど…どう思う?」
「うん?いいと思う!僕にできることがあったら、何でも言って!協力するから!」
音もまた、今回の1件で歌うことの楽しさを思い出したようでした。
さて、コロンブスレコードの研究生として契約をした久志。
熊次郎と共に、社員たちに紹介されました。
完全に久志を見下している熊次郎の事を、
久志はもう微塵も気にしていませんでした。
「今、君のデビュー曲を古山君が書いてるから。」
「古山?誰それ?」「『船頭可愛や』の古山裕一。」
「何でもいいですよ。有名な人の曲なら。」
そんな不遜な態度の熊次郎に、廿日市はイライラを隠しつつ言いました。
「うんうん。じゃあ、今度会う時までに、うちの作家の名前と曲名、全部言えるように勉強しといて。」「え?そんな必要あります?それじゃあ…」
廿日市は、聞く耳もたぬ熊次郎を笑顔で羽交い絞めにして言いました。
「お前さ…あんまり舐めてると痛い目みるぞ。言っとくが、俺は、お前をまだ1ミリも認めちゃいない。上が気に入ってるのは、お前の歌じゃなくて、
お前の看板だから。努力しないで、売れなかったら、即契約解除な?覚えとけ。」
久志は、熊次郎が行くと、廿日市の前に立ちました。
そして、研究生の件を上に掛け合ってくれたことを、素直にお礼を言いました。
「あいつだけじゃもたねぇと判断しただけだ。一番歌のうまいやつは、テイコクに声をかけられて、辞退しやがるし。やってられっか!」
ふと、白いスーツという、目立つ格好をしている久志に、嫌味のように言いました。
「もうスター気取りか?」
「必ず、そうなりますから。」
「ふ…どいつもこいつも…。」
さて、裕一は、何とか熊田虎次郎のデビュー曲を書き上げました。
『輝く春』の楽譜を音に見せ、お墨付きをもらうと、一安心したようです。
そこへ…「裕一いるか!?」突然、久志がやってきました。
「どうしたの?」
「今日、初出勤だったんですよね?」
「ってか、結婚式?」「新曲は?」「結構いい曲かけたんだよね。」
「ダメだ!これじゃ、あいつが売れちまうじゃないか!これは、俺がもらう!」
「ダメだよ!!」
そんなわちゃわちゃと大騒ぎの最中、裕一の家に向かう、下駄の男が一人…。
「ごめんください!」
「はい?」「こちら、古山先生のお宅でしょうか?」
「はい。どちらさまでしょうか?」
「僕を弟子にしてくれねぇでしょうか!おねがいします!」
突然やってきた弟子希望の男(岡部大)に、裕一は目を白黒させるのでした。
以上、ドラマ「エール」第65話のあらすじ・ネタバレについての紹介でした!
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