死役所 4話
あらすじ
「シ村(松岡昌宏)が死刑になったのは自分の娘を殺したから」
と衝撃的な事実を知らされ言葉を失ってしまうミチル(黒島結菜)。
参照 tv-tokyo.co.jp
そんな彼女にシ村は
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成仏に関する条例を渡し
「期限は後1日、手続きしなければ冥土の道を永遠にさまようことになります」
と告げます。
他の職員達も
イシ間(でんでん)「俺たちなんかに関わらない方がいい」
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ニシ川(松本まりか)「私達の過去を知っても面白くないわよ」
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ハヤシ(清原翔)「さっさと成仏して生まれ変わったほうがいいっすよ」
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などとミチルは自分達と違って
まっとうに生きてきたのだから成仏するべきと勧めます。
気持ちの整理が付かないミチルは
全身に大怪我を負ってフラフラになっている少女と出会う。
足も満足に動かせない痛々しい姿で
ミチルは自身のキャミソールを貸して介抱するのでした。
そこにシ村が現れて交通事故課に案内するも
大きな事故があったのか多くの死者がいて
手が回りそうもありませんでした。
そこでシ村が成仏の手続きと話を聞くことにします。
彼女の名前は伊達夏加(豊嶋花)、
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中学2年生で最初で最後の初デートの際に
交通事故にあって死亡してしまったのでした。
ミチルも交えて夏加から話を聞いていくと…。
ネタバレ
現世にて憧れの彼・智也(山井飛翔)との初デートの日、
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夏加は可愛い靴、身だしなみもバッチリと気合い十分でした。
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映画館~町をブラブラ~タピオカ~雑貨屋で
彼とおそろいのボールペンを買いました。
ぎこちないながらも初々しく楽しいデートを思い出す夏加ですが、
彼女は今の酷い自分の姿を嘆いていました。
話は現世に戻り、合わない靴を無理に履いていた夏加は
靴擦れを起こし踵をすりむいてしまいます。
絆創膏を買いに行こうとする智也に
「手をひっぱて欲しい」とお願いするも、
テレなのか断られてしまいました。
そして、絆創膏を買いに行った智也を追いかけようとしたとき、
ボールペンを落としさらに靴も脱げてしまいます。
その拍子に道路に飛び出してしまい
トラックに轢かれてしまったのでした。
智也には片思いで告白したがフラレてしまい、
転校することになったからせめて最後にデートを、
とお願いしたのでした。
これに対してシ村は
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「彼にとってずっと忘れられない思い出となったでしょうね」
そして、「姿はどうあれ誰かの心に残り続けるのはいいことのなのかもしれませんね」
と話します。
あまりに無神経な言い草に不快になるミチルでしたが
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「ふざけるな!!」と、
それ以上に夏加が激怒し、シ村にビンタを食らわせました。
「こんな姿で心に残っても嬉しくない…」
「忘れられてもいいから…綺麗なままで生きてお別れしたかったのに…」
と夏加は泣き出してしまいました。
ミチルはシ村を非難するも、
夏加は綺麗なままで死んだミチルにも当り散らしてしまいます。
そんな夏加にミチルは何も答えることが出来ませんでした。
申請書を書き終えて3人は成仏の扉へと向かいます。
シ村は血をふき取った思い出のボールペンを夏加に渡し、
「これで書いてもいいですか?」と
夏加は成仏許可書に最後となる自分の名前を記入するのでした。
そして、キャミソールをミチル返し再び泣き出してしまいます。
そんな夏加をミチルは強く抱きしめるのでした。
シ村はその様子の見ながら娘・美幸の死の様子を思い出していました。
無事夏加が成仏した後、ミチルはシ村と話す。
「辛く当たるのはわざとですか?」、
「自分の死と向き合って欲しいから」と訪ねるも
「どうでしょうね」とシ村は本心をはぐらかします。
成仏期限が目前となる中、
ミチルは死刑課を訪れて職員達の人生史を読んでいきました。
ハヤシの本名と犯した罪を知り、
ニシ川はあまりの恐ろしさに目を背け、
イシ間に対しては「こんなの相手が悪いじゃん」と驚愕しました。
そして、シ村の過去を読み進めていくと「えっ?」となり、
全てを知ったミチルは大粒の涙を流すのでした。
その後ミチルは殺人ではなく生活事故死として成仏申請書を書き、
ハヤシに提出しました。
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「現世を振り返るのはもう止めました。」、
「生まれ変わったら今度はもっと人生を楽しむ」とミチルは前向きに話します。
シ村に連れられ成仏の扉にやってきたミチルは旅立つ前に
「私知っちゃいました。シ村さんの過去。」、
「冤罪だったんですね。」と話を始めました。
「どうして成仏しないんですか?」
という問いかけにもシ村は答えません。
「まあいいや、がんばってね。」と
最後の別れにミチルはシ村のほっぺにキスをします。
これには思わずシ村も素の顔になってしまうのでした。
ミチルが成仏した後、ハヤシは死刑課に向かい、
ファイルを片付けていたシ村と話をするのでした。
「自分の罪の反省ってどうやるんすっかね」と、
ミチルとのあるやり取りを受けてハヤシは
自分の過去と向き合うことにしたのでした。(続く)
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