ドラマ「ディアペイジェント」第7話のあらすじ・ネタバレを紹介します!
[あらすじ]
千晶(貫地谷しほり)のもとを、「息子の薬をくれ」という年配の女性・遠山秋絵(松金よね子)が訪れる。無診察診療はできないと千晶は当然断った。
ある日、秋絵が手の怪我で佐々井
記念病院に運ばれてくる。
どうやら、秋絵の息子は引きこもりで、手の怪我も息子の仕業らしい。
しかし、秋絵は息子をかばって本当のことを言わない。
秋絵は心臓の持病を患っていて、
千晶は、怪我よりも心臓のことを案じ、循環器内科が専門の陽子(内田有紀)に相談を持ち掛ける。そのような中、佐々井記念病院の事務長・高峰(升毅)は、厄介払いをするように秋絵
を別の病院に転院させた。
しかし、後日、なぜか秋絵とその息子・譲二(六角慎司)が二人とも佐々井記念病院に運ばれてくる。二人とも怪我をしていた。秋絵は譲二の将来を悲観して、
刺し違えようとしたのだった。
千晶は二人の事情を知るが、家族間の問題には立ち入れないと、無力感を痛感する。そのような中、医療訴訟を抱えていた陽子の身に大変なことが起こる。
[ネタバレ]
高齢女性の遠山秋絵(松金よね子)が来院。真野千晶(貫地谷しほり)に、全身の痛み等の症状を訴えます。
診察しようとする千晶に、息子のことだと言い出す秋絵。
薬だけ欲しいとのこと。
千晶は、無診察治療は法律で禁止されていると説明しますが、秋絵は「今すぐ、薬を出して」と騒ぎ出します。秋絵の息子の遠山譲二(六角慎司)は以前、金田直樹(浅香航大)の当直の際にも
アニサキス中毒で秋絵と来院したことがあるとのこと。
「20年も家に引きこもっているらしい」と金田から聞く千晶。
千晶は佐々井宗一郎(石黒賢)に譲二のことを相談しますが、佐々井は
「8050問題」を指摘。
医者はこの問題に何が出来るのか、結論は出ないまま。千晶がエレベーターを待っていると、座間敦司(田中哲司)が現われます。
千晶と一緒にエレベーターに乗り込んだ
座間は突然暴れ出し、浜口陽子(内田有紀)のこともブログに書くと言い出す始末。
座間の魂胆は一体何なのか?千晶は嫌な気配を感じるのでした。
そんな中、秋絵がケガをして再び来院します。
近所の女性が付き添っていました。
「台所で包丁が落ちてきた」と秋絵。
秋絵の呼吸の粗さも気になった千晶は、循環器専門の陽子に診察を任せ、付き添いの女性から話を聞きます。
女性は
「あの傷は息子にやられたのかもしれない」と言います。
いつも譲二から秋絵は暴力を振るわれているようで、今日も「ぶっ殺す」と譲二の叫び声が聞こえたとのこと。
一方、秋絵には虚血性
心疾患の疑いがあることが判明。
翌日、千晶と陽子は警察に通報するよう、高峰修治(弁毅)に依頼に行きますが、反対する高峰。
以前にも同様のことがあり、家庭内暴力を疑った当時の医師が
警察に連絡したが、秋絵は息子に対する名誉棄損と虚偽通報で訴えると騒ぎを起こしたとのこと。
高峰の指示で、秋絵は他の系列病院への転院が決まります。
座間の言葉通り、座間のブログに
陽子の悪口が書き込まれ始めました。
「はま愚痴ようこ」と書かれた陽子。「こういう時は、何か食べるのが一番」と言って、陽子はレストランに千晶を誘います。美味しいものを食べてストレス発散する2人。
帰り際に、陽子に弁護士から連絡が。
表情が曇る陽子を千晶は心配します。
その後、秋絵は転院。転院先の病院での検査の結果、大動脈弁狭窄症と判明しますが、もう手術はできない状態まで
進行していたとのこと。
そんな秋絵が、譲二と共に佐々井記念病院に搬送されます。
病院を抜け出して譲二を刺した秋絵。譲二は血まみれでした。
譲二を刺したことで興奮した秋絵の状態も思わしくなく、
千晶は当直ではないものの、心配して医局に残っていました。
何とか一命を取り留めた秋絵と譲二。医局に戻った陽子は「家族の問題には医者でも踏み込めない領域がある。医者として正しいことを
したとしても、それを患者さんの家族が受け入れてくれるかは分からない」と言います。
「医者も1人の人間。どうにもならない領域があると思うと絶望的になるが、それでも命を預からなければいけない」と陽子。
考え込む千晶を「千晶先生なら、どんなことでも乗り越えて行けるわ」と励まし、陽子は千晶を抱きしめるのでした。
その夜、1人ベランダに佇む陽子。
翌日、病院に姿を見せない陽子を心配し、千晶は
携帯に連絡を入れますが繋がりません。
外来の診察にも陽子は姿を見せず。そんな中、認知症の疑いがある浅沼知恵子(鷲尾真知子)が、ようやく息子の浅沼雅彦(夙川アトム)を連れて来院しました。
千晶は雅彦に知恵子の認知症の疑いについて話をしようとしますが、時間がないとすぐに帰ってしまう雅彦。その後、千晶は待合室で、1人で座っている知恵子を発見。
雅彦は先に帰ってしまったらしく、
タクシーの乗り場が分からなくなってしまったとのこと。
千晶が案内しようとしているところに、譲二が病室で暴れていると連絡が入ります。知恵子を伴い、病室に駆けつける千晶。
「施設に入らないと
いったら殺そうとした」と譲二は秋絵を叱責します。
全てを秋絵のせいにして、「暮らしていけるだけの金を残して自分1人で死ね」と叫ぶ譲二に、千晶は
「いい加減にしてください。自分がうまく
いかないことを、全部お母様のせいにしないで下さい」と叫びます。
秋絵はただ、ひたすらに譲二に謝り続けていました。
秋絵たちの様子を見ていた知恵子は「嘆かわしい親子関係ですね。でも、
あのお母さん幸せだわ。あんなに息子さんに必要とされて」と呟きます。
知恵子の言葉を聞いた千晶は、あらためて家族間には踏み込めない領域があるいうことを思い知るのでした。
千晶は陽子に再度電話を入れますが繋がりません。
そこへ座間が「風邪を引いた」とやって来ました。
仕方なく診察する千晶。「浜口先生、来ていないようですね。訴訟を抱えているとか。
何しているんでしょうね。浜口先生は」と呟く座間。仕事を終えた千晶は、事務局の渡辺美咲(小川紗良)と共に陽子のマンションへ。
管理人に鍵を開けてもらい、部屋の中に入る千晶たち。
寝室には、心肺停止状態の陽子の姿が。そばには塩化カリウムを注射した痕跡。「陽子先生」と千晶の叫び声が響きます。
以上、ドラマ「ディアペイジェント」第7話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!
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