ドラマ「エール」第67話のあらすじ・ネタバレについて紹介します!
[あらすじ]
裕一の弟子として、古山家に居候して作曲家を目指すことになった五郎(岡部大)と、文芸ノ友新人賞の受賞をきっかけに上京してきて、古山家の空いている部屋に住んで執筆活動をすすめる
ことになった梅(森七菜)。
正反対の性格の2人がなかなか仲良くなれないのを見かねた裕一は、まずは2人が話す機会をつくろうと五郎の歓迎会を開くことにするが、そこに久志(山崎育三郎)
が現れて…。
[ネタバレ]
裕一(窪田正孝)の弟子として、五郎(岡部大)の新しい生活が始まりました。
サラサラと五線譜にメロディーを書き出していく裕一を見て、五郎の口はあんぐり。裕一の作曲は、大体こんな感じ。
もちろん、手直しや編曲はありますが、大まかなメロディーはこれで完成です。
「先生!…コツは何ですか?」「あ…頭じゃなくて、心で感じること!…?」裕一の作曲方法は…中々、指南することは難しいようです。
「先生できました!」裕一は、五郎の五線譜を受け取ります。
「名曲かも??」そんな風に笑いながら、楽譜を見つめる裕一です。「…ん?あ…これは…『赤城の子守歌』と同じかな?」
「あれ?…もう1回やってみます。」中々、前途は多難です。
さて、コロンブスレコードへと出勤していった裕一を見送った音(二階堂ふみ)。台所仕事を再開した音の背後を狙うものが一人!
それは…背後の棚に置いてあるお饅頭を狙う華(田中乃愛)でした。
そ~っと、お饅頭を1つ盗み出し、逃げ切ることは…できませんでした。抜き足差し足で逃げようとする華を音は呼び止めます。
バタバタと逃げ出した華を追いかける音!『甘いものは、ごはんの後!』そういう決まりでした。
華の逃げた先には、梅(森七菜)の姿が。お鍋を吹き零しかけた音は、続きを梅に託します。
うるさい音がいなくなったと、しめしめ顔の華は、徐にお饅頭にかぶりつこうとします。
「食事のあとって言われたでしょう?」もちろん、梅も甘くはありませんでした。「今、食べたいの…。」
「いかんでしょう!」そこへ、通りがかった五郎が、突然、こんな提案をしてきました。
「華さん。お饅頭を賭けてにらめっこしましょうか!」
「いいよ!」そういって、2人でにらめっこ。
五郎の面白い顔に、華は思わず吹き出してしまいました。
「負けた(笑)」「じゃ~、これは、ご飯の後に頂いてください。」「はい!」素直に言うことを聞く華を見て、びっくりな顔を浮かべる梅。
「ああいう時は、上手く興味を逸らしてあげるといいですよ!」
「私、子守じゃないんで。」「ほら、その顔!それじゃ、子どもが怖がっちゃいます!」「元々こういう顔です!!」
どうも、梅と五郎は、今一つ、打ち解けられていないようです。
それもそのはず、梅は焦っていたのです。
1か月後には、2作目を書き終えなければいけない梅。
その書き出しが…、全く浮かんでいませんでした。
一方の、五郎も…作曲家の弟子というよりは…、華の召使いでした。
思い切り遊んでくれる五郎に、華はすっかり懐いていました。今日も、お馬さんごっこで楽し気です。しかし、そんな楽し気な声が、今の梅には耳障りでした。
思わずその部屋に飛び込み、怒鳴り散らします。
「うるさ~い!」華は、びっくりして泣き出してしまいました。そう、こんな感じで、梅と五郎はま~ったく打ち解けられていないのでした。
そんな2人を案じた裕一と音は、遅ればせながら五郎と梅の歓迎会を、鉄男(中村蒼)のおでん屋さんで開くことにしました。
最初の乾杯こそ、並んで座っていたものの、あっという間にその輪から外れてしまう梅。
裕一は、そんな2人を取り持とうとしますが、経験がなさ過ぎて、何をどうしていいかわかりません。こんな時には役立ちそうな久志(山崎育三郎)は、遅刻気味です。
少ししてやってきた久志に、裕一は梅と五郎
の間を取り持ってもらうべく説明を…。
いえ、時すでにおすし…いや、おでん…、いやいや遅し…。可愛い梅を久志がロックオ~ン!お得意のウインクで、梅を東京案内という名のデートに連れ出そうとします。
久志のウインクの威力を知る音は、大慌て…大慌てだったのですが…。
ウインクを連発する久志に、梅は言いました。「目に、ごみでも入りましたか?」警戒心MAXの梅には、なんと久志の必殺ウインクが効かなかったのです。
改めて、久志に今日の歓迎会の意図を説明しようとする裕一でしたが、もう久志の耳にそんな言葉が入るはずもありません。
モテる男は、自分に興味を示さない女に、恋心を抱いてしまう…性でしょうか…。
そんなある日のことです。
梅と五郎は2人で出かけていました。今日は、梅の新人賞の授賞式。
五郎は裕一からの依頼で、ビデオカメラを持って、梅のハレの日を撮影するよう頼まれたのです。
授賞式の間もビデオを回しながら、梅の晴れ姿を、自分の事のように嬉しそうにしている五郎です。
その時でした、1人の女性が花束を持って梅に近づいてきました。
通り一遍の、心のないお祝いを述べたその女性は、
梅の小学校時代唯一の友人・結(森田想)でした。
梅は、懐かしそうに話しかけますが、握手をした結は耳元でささやきました。「私は、いいと思わない。この場所を譲るつもりなんてない。」
「ゆ…結ちゃん?」「その名前は捨てたの。二度と呼ばないで。」今は、幸文子として作家活動をしている結は、もう梅の知っている結ではありませんでした。そんな2人に、近くにいた雑誌記者が声をかけました。
若い女性作家の2人で対談を組みたいというのです。
快諾する文子に戸惑う梅。
2人並んだ写真を撮りたいといわれ、そんなことにも戸惑います。梅は、写真が嫌いだったのです。ところが、梅は『容姿がいいのも売り』だ
といわれ、更にモヤモヤ…。
五郎は、その梅の苦しさがすぐに理解できました。隣にいた記者も、口さがないことを言っています。
文子は、すでに落ち目で、可愛い梅が作家を始めたら、自分の立場が脅かされるため…
つぶしにかかるだろう…そんな言葉に、五郎は心を痛めました。
梅は、たまらず会場を後にしようとしますが…、その時、下駄の鼻緒が切れて転んでしまいました。会場中に響く文子の笑い声を聞いて、五郎は怒鳴りました。
「笑うな!」梅は、ますますいたたまれなくなってしまうのでした。
後日…。五郎は、いつにもまして作曲が進みませんでした。一方、梅は久志とデートをしていました。
高価そうなブローチを渡された梅は、恐縮しきりなのでした。
以上、ドラマ「エール」第67話のあらすじ・ネタバレについての紹介でした!
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