ドラマ「トリック2」第5話のあらすじ・ネタバレを紹介します!
第5話 百発百中占い師の謎～解決編
[あらすじ・ネタバレ]
吉子が鬼気迫る予言をしたその夜、突然上田次郎（阿部寛）が現れた。
時間の穴で金儲けを企む瀧山(光石研)は、吉子(銀粉蝶)が予言した箱の中に時間の穴があると思い込み、怪しげな
蔵の中へ入っていったが命を落とすことになる。
文字と数字の巧妙なトリックを見破った超天才な奈緒子(仲間由紀恵)は、吉子と勝負をするはめになってしまう。
しかし奈緒子の予想は
外れ、吉子が予想した毒入りのコップを飲むことになる。
これも何かのトリックなはず。そうでなければ……やばい。
飲むのを躊躇していると、吉子は自分が飲むと言い出した。
そして
タネ明かしを始める吉子。
試しにそのコップの中身を飲んでみると、確かにそれは……。
証拠がなくなってしまい意気消沈しているところへ、奈緒子が鎧の格好が変わっていることに気がつく。
そんなとき信者の中野(大河内浩)たちが現れて、よってたかって奈緒子を嘘つき呼ばわりする。
そして改めて奈緒子に予言させる中野。
奈緒子は、ご飯がお金に替わり、時計の針が逆回転を
始め、炊いたご飯がお米に戻り、鎧武者が動き出しおまえたちを成敗する、と予言する。
中野はそれをメモにとり、もしそれが当たらなければ磔にし、市中引き回し、崖の上から突き落とす
と言われる。
矢部はもう付き合いきれないと激昂し、ひとり先に帰らせてもらうと行って逃げてしまう。そんなとき大内マツ（絵沢萌子）が現れて、上田次郎から預かったという手紙を
手渡す。
手紙には、時間の穴の捜査が着々と進んでいる。
これは現代物理学の歴史を覆す発見となる。さらには上田次郎自身が、時間の穴で恐ろしい未来…奈緒子が吉子とコップを使った
賭けに負け、やぶれかぶれになってでまかせの予言を乱発している光景をみたという。
もしこの予言が当たっているなら、助かる方法はただひとつ。
みんなの前で土下座をして、泣いて詫びろ。
心を入れ替えて優しく、しとやかで、胸の豊かな女性になりますと誓え、と言うのだ。
奈緒子はそれに一言で答える。廊下を歩いていると、再び上田次郎の声がきこえる。
上田と呼んでみるが
反応はない。そこへ現れる長部（伊藤俊人）。
奈緒子に早く逃げた方がいい。みんなあなたを本当に磔にする気だと告げる。
庭を見てみると、中野たちによって磔台の作成が着々と進められていた。
奈緒子と信者たちは再び大広間へ集められる。
さらには中野に「逃げるなよ」と釘を刺される。
次々と当たる奈緒子の予言。だが中野たち信者は奈緒子の仕業だと、総出で追い詰めていく。
そんなとき、最後の予言が当たる。
鎧武者が動き出し、中野の下へ向かっていくのである。
中野たち信者は蜘蛛の子を散らすように逃げ回っていった。その後、上田次郎とようやく合流できた奈緒子。
上田次郎は、奈緒子が占い師のところへ行ったとき、急な用事を思い出し、奈緒子のアパートに戻り、そしてしばらく連絡のつかないところにいたそうだ。
そして警視庁の石原達也（前原一輝）から、
奈緒子と矢部が上田次郎を探しに行ったことを知った。
慌てて奈緒子を追う上田次郎。
そしてしばらく隠れて様子を見ることにしたそうだ。どうして隠れる必要があるのかと尋ねると、奈緒子の
仲間だと気づかれない方がいいと考えたと答える。
そうすれば奈緒子が危なくなったとき、自分だけ逃げることができるからだと付け加えた。
案の定、奈緒子は次々と余計なことをし始めた。
仕方なく上田次郎は、手紙でここから離れるよう警告した。
上田次郎は、時間の穴など存在しない、と断言。
この暑さも空間が歪んでいるせいじゃない。
ただのフェーン現象だと説明する。
さらに上田次郎は、大内マツが病気で長くは生きられないということを話す。
そんなマツを元気づけるため、時間の穴に入ったフリをして、未来を見てきたと言う。
そこでマツは元気だったと
勇気づけるのだった。そのお陰で、マツは上田次郎を完全に信じ切っていたそうだ。
お金の入った弁当を用意することも難しくなかったらしい。次々とタネ明かしを披露する上田次郎。
そこへ現れたのは中野。
上田次郎が予言を的中させていたことがバレてしまう。信者たちに追い詰められてしまう奈緒子たち。そこへ割って入ったのは清水（升毅）だった。
自分が奈緒子たちの
処分を引き受ける、といってその場を納める。
清水と向き合った上田次郎は、自己紹介をして時間の穴について調査をしにきたと説明。
この場をやりすごすために上田次郎は、思いつくままに
時間の穴を褒め称える。
だが清水は、そんな上田次郎たちの虚を突くようなことを言う。
一番の側近だと思われた清水だったが、真相は別のところに隠されていたのである。清水に案内された
裏道を通って、脱出を図る奈緒子たち。
その前に現れたのはまたしても吉子だ。
吉子の制止もきかず、道の彼方へ走り去っていく清水。
直後にきこえる叫び声。一同が清水の後を追ってみると、
そこには血だまりと清水がいたと思われる痕跡が残されていた。
吉子はそこに時間の穴があるという。何も知らない者がそこへ入ると、時間の狭間によって潰されてしまうのだという。
取り乱した長部は、気が触れたように笑い始める。時間の穴に落ちたなら時間が経てば戻ってくる。
そう考えた彼は清水を捜し回る。
そこで発見したのは、想像を絶する清水の姿だった。
尚も信者たちに追われ続ける奈緒子たち。
隠れた場所で見つけたのは、何かの抜け道と思しき穴。
奈緒子たちはその中へ入っていく。
穴の奥からきこえるのは大内マツの声。ここは「祈りの岩」
といって、昔から神が宿るといわれた、神聖な場所なのだという。
村で大切な行事があるときは、長老たちがやってきて予定を読み上げて、神に奉納していたのだという。上田次郎は神隠しの
真相に気がつく。
ふと道の脇に、清水の靴が片方落ちているのを発見する。
そして清水の企みに気がつく奈緒子。さらに判明する驚愕の真相。奈緒子は吉子のインチキと罪を暴こうとするのだった。
以上、ドラマ「トリック」第5話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!
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