ドラマ「高校教師」最終話 永遠の愛と死 あらすじ・ネタバレ

 

ドラマ「高校教師」第11話のあらすじ・ネタバレについて紹介します!

第11話 高校教師「永遠の愛と死」

[あらすじ]

紅子(ソニン)は藤村(京本政樹)が悠次(成宮寛貴)に刺されたと知り、行方を捜すが、手がかりがつかめずパニックに陥る。一方、雛(上戸彩)は、死の恐怖から精神的に不安定に
なる湖賀(藤木直人)に「ハクチョウを見にいこう」と提案。新潟の瓢湖に向かう。ハクチョウを眺め「君も僕から飛び立っていく」とつぶやく湖賀は、「先に帰る」と伝言を残し、
姿を消す。

[ネタバレ]

湖賀(藤木直人)と、雛(上戸彩)はバスで東京へと向かっていた。

一方、紅子(ソニン)は悠次(成宮寛貴)の元を訪れる。

部屋に点在する鮮血に驚く紅子。

悠次は「これ、誰の?」と問う紅子に、
「オオカミ。」とだけ答える。

その頃、湖賀の携帯に藤村(京本政樹)から連絡が入る。

湖賀にあのビデオを見たか?と確認する藤村。

そして、東京へ湖賀が向かっていると知った藤村は、あの
ビデオを手島(眞鍋かをり)と紅子に見せてほしいと頼む。

「僕を思い出にしないように。」

藤村から、悠次の所へ行った事を聞き、「全て終わった、僕は消える。」という藤村の言葉を湖賀は不審に思う。

そんな折、紅子から雛の携帯に連絡が入る。

紅子は、藤村がどこの病院にもいない、自分のせいだと取り乱していた。

一方で藤村の告白は続いていた。

自分が高校時代好きになった女性が夏休みの
ある日交通事故死したこと、その恋人の影を追い求めて、生まれ変わった彼女を探すために高校教師になり、女子高生に酷い仕打ちをしたこと、やがて諦めたこと、そしてその犯した罪の報いがいつか
訪れるだろうと思っていたこと。

その頃、雛から藤村が学校の視聴覚室にいると知らされた紅子は、タクシーを飛ばして学校へ向かっていた。

ようやく学校へ着く紅子。

湖賀と雛もタクシーで学校へ
向かっていた。

藤村はなおも話し続ける。

紅子に救いを求めたこと、手島との平凡な幸せを求めたこと。

湖賀にも因果が訪れるという藤村。

そして、10年前の生物教師のことを湖賀に話す。

10年前の
生物教師と同じように、湖賀も雛に救われるだろうと…。

必死の思いで学校に入り、紅子がやっと視聴覚室へ駆けつけた時、藤村は既に息絶えていた…。

藤村の亡骸を前にし、泣き叫ぶ紅子。

そして、ようやく学校に着いた湖賀と雛だったが、藤村の携帯から聞こえる紅子の泣き声に、二人は全てを悟る。

翌日、学校では緊急会議が開かれる。

藤村の事は瞬く間に学校中の噂となる。

湖賀は、藤村の遺言どおり、手島にあのビデオを見せる。

驚きを隠せない手島。

そこに村松(大倉孝二)も現れる。

その頃、紅子は藤村からのホワイトデーのお返しであるテープを聞き、遺体を前に「先生は、私を
悠次から引き離してくれた。」と涙を流す。

雛は、霊安室を覗いていた橘医師に「先生はどこにいるの?」と尋ねられる。

答えない雛。謝る雛に、橘医師は「あなたが謝る必要はないのよ。」と言い去ってしまう。

ホテルに戻った雛は、橘医師が紅子の側にいる事を湖賀に話す。

明日が葬儀だと伝える雛。

湖賀は藤村の死を目の当たりにして、今度は自分の番だとまた恐怖を感じはじめていた。

そんな湖賀に、雛は明日
早くから出かけないかと提案する。

「白鳥が見たい。」、

新潟にある”瓢湖”に二人で行く約束をする。

雛にあのビデオを紅子に渡してくれと頼む湖賀。

部屋で一人になった湖賀は、再び死への恐怖に怯える。

そして、薬を全て流してしまう。

紅子は病院のベッドで眠っていた。

紅子は、紅子の両親が藤村のために最高の葬儀をやると言ってくれたので、安心して眠ったという橘医師。

死への恐怖に怯える湖賀の事を、
橘医師は悟っていた。

自分の亡き夫と湖賀の症状が似ているという橘医師。

橘医師の夫は、手術を拒否した事、手術しても後遺症が残る可能性が高い事、再発の可能性もある事などを聞く雛。

そして、手術を
すれば助かる見込みがあるのに、それをしなかったのは自分の為じゃなかったと橘医師は言う。

「男の人の美学なのかしら。死の恐怖に立ち向かうための。」

「男の性が死ぬ性なら、女の性は生きる性なのね。」
橘は、湖賀を看取ろうとした事を、夫に対する無意味な復讐だったと言う。

それを聞いた雛は、湖賀が何を望んでいるのか一人思い悩む。

翌朝、瓢湖へ向かう列車の中で楽しくお弁当を食べる二人。

一方、悠次はその頃警察で真美(蒼井優)と面会していた。

ナイフをすりかえたのはお前か?と問いただす悠次に、真美はとぼける。

そして、ドアを出た後ニヤリと微笑む。

藤村の斎場。そこには藤村を慕う
生徒が集まっていた。

そこに紅子が現れ、あのテープを藤村の棺の元へと置く。

瓢湖に着いた二人は、白鳥を眺めていた。

雛は、白鳥のように自分も毎年戻ると湖賀に言う。

藤村の斎場では、紅子を
はじめとした生徒達が「仰げば尊し」を涙しながら歌っていた。

その頃、雛は喫茶店で湖賀とはぐれてしまう。

雛に黙って湖賀は先に帰ったのだ。

一方、悠次の元へ紅子が面会に訪れていた。

悠次に
人生はゲームだと思ったらつまらない。

「愛する人は、愛さない人より素敵なんだから。愛する人は、愛さない人に負けない。」と涙ながらに訴える紅子に、悠次は一筋の涙を流して微笑むのだった。

その頃、湖賀は東京へと戻ってきていた。

雛はホテルに戻ってきていた。

そこには、紅子や橘医師も集まっていた。

もうすぐ左半身も麻痺して動けなくなるという橘医師。

湖賀は雛が引きずらないように
強さが見せたかったのだと言う橘医師に、雛は「先生はわざと約束を破ったの。ずっと先生を思って生きるって言ったから。誰も好きにならないって言っちゃったから。…自分のエゴじゃない。私のためだよ。」
そして、紅子と雛は湖賀を探しに行く。

雛は湖賀を一人にした事を後悔する。

そして、自分と湖賀の運命を恨む。

そんな雛を優しく説得する紅子。

雛は、湖賀の死を受け入れる事に怯えていた。

湖賀を
探しながら、湖賀との思い出が走馬灯のように甦る雛。

その頃湖賀は、公園の土管の中に居た。

そこにキューブが投げ込まれる。雛だった。

湖賀はとうとう足が動かなくなり、意識も朦朧としはじめていた。

「いい思い出にしてほしい。僕の事も秘密なかんじで時々懐かしんでくれれば。恋人を作って…そして、幸せな結婚も、子供も二人、運動会の二人三脚一等、約束してくれ。」約束したらずっと側に居ても
いいという条件のもと、湖賀は雛に約束させる。

指切りをする二人。湖賀はようやく穏やかな気持ちになっていた。

そして、自分はついてない人間だと思っていたところに、雛が現れ、バラバラになった
自分を組み立ててくれた、ありがとうと言う。そんな二人の頭上をヘリコプターが飛んでいた。そのヘリには橘医師が乗っていた。緊急オペをするためヘリで湖賀を迎えに来たのだ。ヘリへストレッチャーで運び込もうとする
橘医師に、湖賀はオペを断ろうとする。

だが、それが雛の意思である事を知り、オペを拒否すれば雛は後を追うかもしれないと橘医師に言われ、ようやく湖賀はオペを受ける決心をする。

ヘリに乗せられ、
運ばれていく湖賀を見守る雛。

病院へ着き、手術が開始された。

雛はオペ室の外で一人黙々とてるてる4号を作って待っていた。そして、オペ室のランプが消えた。しばらく後、雛が一人瓢湖に
佇んでいた。その胸には、てるてる3号と4号が寄り添って…。

以上、ドラマ「高校教師」第11話のあらすじ・ネタバレについての紹介でした!

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