家政婦のミタゾノ
ドラマ「家政婦のミタゾノ」第7話のあらすじ・ネタバレを紹介します!
あらすじ
大ヒットドラマを数々手掛ける
脚本家の稲葉祐実(高橋ひとみ)から、
執筆中の家事をしてほしいと依頼がくる。
「ミステリー好きの家政婦さんに限る」
という先方の希望を受け、
三田園薫(松岡昌宏)、
参照 tv-asahi.co.jp
霧島舞(飯豊まりえ)、
参照 tv-asahi.co.jp
村田光(伊野尾慧)が
参照 tv-asahi.co.jp
稲葉家を訪問すると、
祐実の夫・英夫(黒田アーサー)から
ミステリードラマに関するクイズが出題され、
その実力が試されることに…。
さっそく業務を開始した三田園たちが目にしたのは、
来週放送のドラマ『家政婦は見たぞ!』の
脚本執筆に行き詰まっている祐実の姿だった。
アシスタントの芦田詩織(遊井亮子)にもキツく当たる祐実に
ハーブティーを差し出す三田園。
そんな三田園に祐実は、
自分の師匠だった紅葉(ジュディ・オング)が
執筆のスランプを苦に自ら命を断ったこと、
現在の夫である英夫はもともと紅葉の夫だったこと、
そして最近自分をつけ狙うストーカーがいることを明かす。
その頃、書庫を掃除していた舞は、
英夫と詩織が不倫関係にあることを知る。
さらに、シナリオのことで
祐実と詩織が激しく言い争っている現場まで目撃!
「先生を殺して、私が『家政婦は見たぞ!』を書きます!」
と宣言する詩織を、
祐実は「できるものならやってごらんなさい!」と挑発する。
その後、家では血のついた包丁を流しで洗う英夫、
そして重たいスーツケースを持って出ていこうとしている詩織の姿が…。
そしてそれを境に、祐実の姿はどこにも見当たらなくなる…。
ネタバレ
「ねえ。稲葉裕美(高橋ひとみ)って知ってる?」
と結頼子(余貴美子)が聞きます。
参照 tv-asahi.co.jp
「もちろん知ってますよ。ラブストーリーは鬼ばかりとかふぞろいのやまとなでしことか沢山書いてる超有名脚本家じゃないですか。僕好きなんです」
と村田光(伊野尾慧)が言います。
参照 tv-asahi.co.jp
阿部真理亜(平田敦子)がネットで検索します。
参照 tv-asahi.co.jp
「ふぞろいのやまとなでしこって放送中、街中からOLが消えちゃう伝説のドラマだったんですよね」
と霧島舞(飯豊まりえ)が言います。
参照 tv-asahi.co.jp
「旦那さんはテレビ局のプロデューサーだって。これこれ。いい男~」
と真理亜が言います。
新作は家政婦ものになるそうです。
そしてその稲葉裕美から執筆中に家事をして欲しいと依頼がありました。
式根志摩(しゅはまはるみ)が
参照 tv-asahi.co.jp
「最近女優に間違えられるのよね。スカウトされたらどうしよう」
と言います。
「コミットした女は違うわね」と真理亜。
光が行きたいと手を挙げます。
条件がありミステリー好きな家政婦さんが条件だと言います。
真理亜はうちにいる?と言うと光が手を挙げます。
「松本せんちょう全部読んでます」と光。
「松本せんちょうじゃなくて松本清張」と舞がツッコムと驚く光。
「あんた自体がミステリーだわ」と真理亜は言います。
三田園薫(松岡昌宏)が
参照 tv-asahi.co.jp
アガサクリスティーの作品を年代順に言います。
そして三田園、舞、光が稲葉裕美のお宅に伺います。
出迎えたのはアシスタントの芦田詩織(遊井亮子)。
やって来たのは裕美の夫、稲葉英夫(黒田アーサー)。
英夫がミステリークイズを出すと三田園と舞が答えます。
そこに手を叩きながら裕美が登場。
「素晴らしい。合格よ。うちにふさわしい家政婦さん達が来てくれたわ」
と言います。
「本物だー」と光が言うと
「偽者がいるの?」と裕美が言います。
「僕、アイドルを目指してるんです。よろしくお願いします」と光。
「残念ながらあなたは不合格。あなた平成のアイドルっぽいのよね」
と裕美は言います。
新しいドラマの脚本がまだ出来上がっていない事をきつく言う英夫。
「ミステリー好きの家政婦が条件って私達アイデア出しに呼ばれたのかも」
と舞が三田園に言います。
アシスタントの詩織が
「家政婦見たぞ、の新しい展開を書いてみたんですけどどうですか?」
と裕美に差し出します。
何行か読み使えないわねとシナリオを丸めてしまいます。
すると舞が考えたシナリオを話します。
それを聞いた詩織はフッと鼻で笑いますが、
裕美はいいじゃないと笑顔で言います。
褒められ喜ぶ舞。
納得いかない詩織は裕美に反論します。
しかし「ろくなシナリオも書けないくせに」と言われ
裕美は手に持っていたワインを詩織にかけます。
ブラウスがワインで赤く染まりました。
すると三田園がその上から焼酎をかけます。
「赤ワインの色の成分アントシアニンは強いアルコールほど溶けやすくなります。焼酎の様なアルコール度数の高いものほどシミ抜きに有効でございます。この通り」
とシミがなくなったブラウスを見せます。
皆んなはすごいと感心します。
「痛み入ります」と三田園。
「ですがこれはあくまで応急処置ですので早めの漂白をお勧めします。早めに対処をしなければ残ってしまいますので。厄介なシミとして」
とジロリと裕美を見て言います。
「やってられないわ」と部屋を出て行く裕美。
それを見て三田園がフンッと鼻を鳴らします。
怒りながら自室に戻りパソコンの前に座る裕美。
しかしなかなかはかどりません。
ゴミ箱に捨てた詩織の原稿に目をやります。
それを拾い見ながらパソコンを打とうとすると
部屋をノックする音が。
三田園がハーブティーを差し出して
「罪悪感の取れる優れものですよ」と言います。
どう言う意味?と裕美は言います。
三田園は詩織の原稿を手に取ると、慌てて奪い取る裕美。
「あなたには分からないのよ。ゼロから作品を生み出すって難しいのよ。
それを続けるのはもっと難しい。時にはスランプになるわ」
と言います。
そして女性と裕美が写っている写真に気付いた三田園。
「紅葉先生。私の師匠よ」
と紅葉先生の話をする裕美。
「今の旦那は紅葉先生の元旦那なの」と言います。
伊集院紅葉(ジュディ・オング)は
裕美にシナリオを教えてくれたと話します。
紅葉先生は今?と三田園が聞きます。
「亡くなったわ。15年前。書くのが辛くなって自ら命を。スランプになってあの時の紅葉先生の気持ちが痛いほど良く分かるわ。巡ってくるのよね。スランプは誰にでも。まるでリングの様に」
と裕美は言います。
そして窓の外を見ると男性が家の様子を伺っています。
裕美のストーカーの様です。
追いかけ凄いスピードで走る三田園。
すると林の中にある井戸に辿り着きました。
中を覗きフンッと鼻を鳴らす三田園。
舞は台本が沢山置かれている部屋を掃除します。
隣の部屋から物音が。
ドアの外から様子を伺う舞。
詩織が「計画通りね」と英夫に言います。
「大丈夫だ。まだバレちゃいない」と英夫が言います。
そして2人は抱き合います。
いつの間にか舞の後ろに三田園が。
驚き声を出す舞。
2人が部屋から出で来ました。
「お前達、何やってんだ」と英夫。
「何も聞いてません」と舞は言います。
「正確にはまだバレちゃいないからです」と三田園。
「誰にも言うな。これは4人だけの秘密だ」と英夫は言います。
「承知致しました」とお口チャックの動作をする三田園。
裕美と詩織が口論になります。
才能が感じられないと言う裕美。
「才能が枯れたのは先生の方じゃないですか?時代に取り残された作家。ネットではそう言われてます。先生も知ってますよね?」
と詩織は言います。
「クビ。あなたの事をアシスタントだなんて思わない。荷物をまとめて田舎に帰りなさい。2度と顔を見せないで」
と裕美は怒ります。
「殺してやる。私が居なくなって困るのは先生ですよね?いつも私の作品否定するくせに、いつもちょこっとだけ変えてほぼ丸写ししてるじゃないですか。私は先生のゴーストライターで終わるつもりはありません。先生を殺して私が書きます。家政婦は見たぞを私の名前で」
と興奮気味に言う詩織。
「やれるものならやってみなさいよ。さあ殺しなさいよ」
と裕美が言います。
赤い血の様な物がついたナイフを洗う英夫。
そこに三田園と舞がやって来ます。
慌てる英夫。
お腹の辺りが赤くなっている英夫。
血だと言う舞に、
「違う。これは血じゃない。断じて違うんだ」と英夫が言います。
「血の汚れを落とすにはオキシドールが1番でございます。このオキシドールをシミの所につけてあげるとこんなに綺麗に落とす事が出来ます」と
三田園が汚れを落とします。
やはり血の様だと言う三田園。
英夫は怪我などしていない様子。
三田園は、返り血と呟きます。
詩織が荷物をまとめてお世話になりましたと言い出て行きます。
三田園が荷物を運ぶのを手伝います。
嫌がる詩織ですが、三田園は片手で軽々持ち上げ歩きます。
随分と重いと言う三田園がだいたいの重さを予想します。
「中身はだいたい47.5キロ。何を詰めたんでしょうね」と
三田園は言います。
原稿やパソコンと言う詩織。
「裕美先生」と三田園が言うと驚く詩織。
「みたいになれるといいですね。いつか」と三田園が言います。
スーツケースを押し歩き出す詩織。
その姿を見てフンッと鼻を鳴らす三田園。
裕美が居ない事を英夫に聞く舞。
シナリオは完成して机にあったから息抜きかもしれないと言う英夫。
書き上げるとフラッと1人旅に行く事があると言う英夫。
行き先は知らないと言います。
三田園は英夫のネクタイを直しながら
「完璧だと思っていてもちょっとした事で崩れてしまうものですから。ネクタイも計画も」
と言います。
慌てて出掛けて行く英夫。
チャイムが鳴り舞が出ると警察官が裕美を尋ねて来ました。
井戸の近くにスカーフが落ちていたと言います。
見ると血の様な物がついています。
舞がオキシドールを使うと取れた為、血である事は間違いないようです。
その時詩織が戻って来ました。
夢を諦めきれないと戻って来たと言います。
荷物を軽々持ち開けようとする詩織を見て
「あらケース随分軽くなったんですね」と三田園が言います。
変わらないと言う詩織。
スーツケースのタグに赤いシミがついています。
血です。
私のと言って指につけている絆創膏を見せる詩織。
怪しく笑う詩織。
舞が頼子達に事件を解説します。
光が「主人とアシスタントは共犯」と言います。
三田園が皆んなに一斉にメールを送ります。
そこには英夫と詩織の密会が写された写真が。
「申し訳ございません。送り先を間違えて誤爆してしまいました」と言います。
そして皆んなは推理します。
これが動機。
裕美先生が邪魔になったと。
真理亜が伊集院紅葉の元旦那が英夫と気付き、
紅葉も殺されたのかもしれない。
その時は英夫と裕美が共犯。
これは紅葉の呪いだと。
もう1人容疑者がいると言う三田園。
それはストーカーの男。
そして三田園は家政婦は見たぞの原稿を皆んなに見せます。
「興味深いストーリーでございますね」と三田園は言い、
「必ずホシはあげる」と低い声で言います。
男が裕美の自宅の前にいます。
三田園が声を掛けると男は驚きます。
そしてニュースで裕美が失踪したと流れます。
三田園もインタビューされますが、守秘義務があると言います。
英夫は裕美が居なくなった事が何故バレたのかと三田園と舞を疑います。
「私は口も身持ちも堅い家政婦でございます。この子の事は分かりませんが」
と言います。
「私も堅いです。カチカチです」
と舞は言います。
すると英夫の携帯が鳴ります。
裕美から電話で今ハワイにいると会話しています。
「もしもし、奥様。家政婦の三田園でございます。アロハ。ご無事で何よりでございました。もしもし、もしもし」
と三田園。
切れてしまった電話。
三田園が掛け直すと、詩織の携帯が鳴りました。
「あら、不思議」と三田園。
舞は「本当の事を言って下さい。2人は共犯ですよね?」と言います。
2人で裕美先生を殺したのかと聞く舞。
否定する2人。
裕美の遺体を持って来いと英夫が言います。
「承知致しました」と三田園が言って外に出ます。
テレビに写る三田園達。
英夫はカメラに向かい三田園と舞に容疑をかけられたと話します。
「絶対に裕美先生を見つけ出します。家政婦の名にかけて」
とカメラ目線でポーズを決める舞。
林の中の井戸に向かいます。
報道陣も同行します。
「言ったはずよ。あなたには才能のかけらを感じらない。こんなのただのゴミ屑よ」
と舞にシナリオを渡します。
それは家政婦は見たぞのシナリオ。
三田園はその中にあるセリフを言います。
以前裕美と詩織がしていた喧嘩のやり取りと同じでした。
舞はこの原稿に書かれている事と同じ事が起こったと言う事?と言います。
「予言の書、ふふ」と言う三田園。
「だとしたら遺体の場所とかこの後のストーリーもシナリオ通りに?」
と舞は言います。
「家政婦達は殺される。赤い服に身を纏い不死鳥の様に現れた犯人に。この井戸の前で」
と三田園が言います。
すると赤いドレスを着た裕美が現れました。
アガサクリスティーの真似をし、
失踪して話題を作り新作に注目を集める為と言います。
「問題は私達が敷いたレールの上をきちんと走ってくれる家政婦がいるかどうかだった」
と裕美は言います。
「私達?」と舞は驚きます。
すると指をパチンと鳴らす英夫。
ニッコリ笑う詩織。
すべて裕美達が仕込んだもので、
舞達は推理をし井戸に辿りついた事を褒め称える裕美。
そしてカメラに向かい新作の宣伝をする裕美。
「ドッキリ大成功」と言う裕美。
ブラボーと言う英夫とハイタッチする裕美。
ファンタスティックと言う詩織とハイタッチする裕美。
家政婦は見たぞは好調で映画化も決まりました。
自宅でパーティーをする裕美達。
英夫の昇進は間違いないと喜ぶ裕美と英夫。
三田園と舞が請求書を持って訪ねます。
裕美に渡します。
英夫が飲んで行く様勧めます。
そして映画の予告編が流れます。
すると詩織と英夫の密会している所が映し出されます。
驚く英夫。
詩織が代わりにシナリオを書いている事が
その場にいたスタッフ達に知られてしまいます。
慌てる裕美。
詩織は、裕美が一行も書いていないと暴露します。
「これからは私が表舞台に立ちます」と詩織。
ストーカーの男が突然現れます。
男と詩織が会っている所が映し出されます。
「抱っこさせてくれるって言ったのに、しおりんちっとも抱っこさせてくれないじゃないか」
と男は言います。
抱っこってなんですか?と舞。
「抱っことはチョメチョメの事」と三田園。
「チョメチョメってなんですか?」と舞。
「ニャンニャン」と三田園。
「あー。フンッ」と舞は鼻を鳴らします。
詩織が書いたのではなく、男が書いたシナリオでした。
ゴーストライターのゴーストライター。
「私がチョメチョメさせてあげるから私の為に書いて」
と裕美は男に言います。
「おばさんはヤダ」と男は言います。
そして男が紙を沢山ばら撒きます。
それは伊集院紅葉の生原稿。
男は
「家の回りをフラフラしてたら街灯でプリンが食べたいとモールス信号が送られて来たと。海上自衛隊にいたからモール信号が分かるんです。だからプリンを置いたら引き換えに原稿を貰いました」
と言います。
プリンは紅葉の大好物。
裕美はちゃんと殺さなかったのかと英夫に聞きます。
英夫は井戸に紅葉を突き落としたのでした。
裕美もまだ、紅葉のゴーストライターだったのです。
「どんなに書いても先生はデビューさせてくれなかった。あなたは一生私のゴーストライターをやってればいいのよ。そう言われたら殺すしかないじゃない。おかげで私は人気脚本家にもなれた。でも因果なものね。今度は私が書けなくなっちゃった。そしたら今度はこの子が私と同じ事を考えていたなんて」
と泣き出します。
三田園がタオルを差し出します。
タオルを臭いと言う裕美。
「生乾きの匂いは普通の洗濯で洗い流しても消えません。洗濯後の濡れた状態で150度以上のスチームアイロンをほぼ乾いた状態になるまであてます。匂いの原因菌は60度以上で増殖しなくなるのでこの方法で月に1度程度行えばしつこい菌をリセットできます」
と三田園が言います。
「しつこい菌はしぶとく生きるものですからしっかり殺しておかなければ」
と三田園が言うと白いドレスを着た紅葉が現れます。
「久しぶりね。裕美。知らなかったの?私クライミングが得意なの。裕美。スランプから立ち直る方法教えてあげる。自分を捨てるのよ。見栄とかはったりとかそんなもん全部
なぐり捨てて死んだ気になって書いて、書いて書きまくるのよ。私は15年間ずっとそうして来たわ。屋根の上の隠し部屋でね。そして書き上がったのが家政婦は見たぞのシナリオ。どう?いい本だったでしょう?あなたも精進なさい。それだけ言いたくて」
と紅葉は言いました。
「ありがとうございます。やっぱり私は先生には敵わない」
と裕美は涙を流します。
微笑み立ち去る紅葉。
「どちらへ?」と三田園が聞きます。
「戻るわ。私が1番落ち着く所へ。時々プリンお願いね」
と紅葉は言います。
「承知致しました」と三田園。
「三田園さん、あなたを見ていたらいいアイデアが浮かんで来たわ」
と紅葉は言います。
「痛み入ります」と三田園。
紅葉が生きていた事に驚く頼子達。
裕美は復活し、ネットドラマが大ヒットの様です。
「復活なんてもんじゃないですよ。屋根裏部屋の魔女が大ヒットして今やネットドラマ界の神です」
と光が言います。
「1度死ぬぐらいの覚悟で書かないといいものは生まれないのかもね」
と頼子は言います。
舞はネットドラマは紅葉が書いたんじゃないかと言います。
作家の表記がモミーJになっていたと言います。
「もみじ」と皆んなは声を揃えて言います。
「って事はモデルは」と光が言いながら三田園を見ます。
三田園は電卓を使いモールス信号で
「痛み入ります」と返事をするのでした。
以上、ドラマ「家政婦のミタゾノ」第7話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!
最近のコメント