古畑任三郎 第1シリーズ 第1話 死者からの伝言 あらすじ・ネタバレ

ドラマ「古畑任三郎」第1話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

第1話「死者からの伝言」

[あらすじ・ネタバレ]

大雨の中、1台の車が山の中を走っている。

運転しているのは少女コミック作家の小石川ちなみ(中森明菜)。

助手席には愛犬の万五郎(ゴールデンレトリーバー)を乗せどこかへ向かって
いるようだった。

途中ですれ違うのは立ち往生している今泉慎太郎(西村雅彦)と古畑任三郎(田村正和)。

雨に濡れながらエンジンルームを点検しているが、原因が分からない様子。

「原因がわかりません」と言う今泉だったが、恐らく「ガス欠」と言う古畑。

2~3km先にガソリンスタンドがあるから、そこまで行くように指示する古畑。

古畑は警部補で今泉はその部下に
当たるのだ。

言い返せない今泉は渋々1人山を下っていく…。

車で待つ古畑だったが、山の中に灯りを見つける。どうやら家があるようだった。

メモを書いて(今泉への伝言)ハンドルへ
張り付けた古畑は早速その家へと向かうのだった。

一方、車を運転していたちなみは家についた様子。

家の地下にある金庫室では人が死んでいた…。

この人物は少し前にちなみが金庫室を
閉めきり殺害した編集者の畑野茂(池田成志)であった。

恐る恐る様子を見るちなみ。

死んでいることを確認したちなみは警察へ連絡する。

しかし、大雨の影響で土砂崩れが発生しているため
来るのに時間がかかるという。

その時、家の呼び鈴が鳴る。

見れば、1人男性が立っている。古畑だ。

車が故障したので電話を借りたいと警察手帳を見せ身分を明かす古畑。

ちなみは渡りに船と
中に古畑を入れるのであった。

早速電話をし、帰りつくのは深夜になると言う古畑。

要件を済ませ車へ戻ろうとする古畑だったが、ちなみが地下室で人が死んでいるということを古畑に伝える。
早速遺体を確認したところ、亡くなってから3日は経っていると言う古畑。

事情を聞き一旦内容を整理すると、死因は酸欠による窒息死で間違いなさそうだということだった。

しかし、古畑は
ちなみの言動からおかしな点をいくつも指摘。

例えるなら缶に入ったかじられたクッキーは10人中10人が開けてかじられたと思うが、あなたは違う…作家さんの捉え方は流石です、という
ような皮肉を言う古畑であった。

しかし、一転、古畑は殺人の可能性があると突然言い出す。

もっと詳しく調べる必要があると畑野の部屋をみせてもらう。

トランクケースから出てきたレシートに
カレー南蛮と焼きそばの記載があったことから、3日前に畑野は間違いなくだれかとここに来ていたと話す。

さらにはスキンが出てきたことから、ホテル代わりにここを使っていたと推理。

怪しいのは女性関係だと言う古畑だったが、ちなみは特定できないほどに女性関係は派手だったという。

次に手帳がでてきて3日前の予定にOともCともとれる頭文字のような字を見つける。

古畑はOだと思い、大山、大川、太田黒とめぐらすが、ちなみは心当たりがないという。

しかし、古畑はOではなくCだと気づく。

しかも苗字ではなく名前だろうと推測するが加藤茶と荒井注しか
思い浮かばないという古畑。

そういえば、あなたも小石川ちなみさん…と古畑の頭には、ちなみが犯人とすでにわかっているような笑顔をみせる。

すると、カメラを見つけた古畑は畑野の
遺体の元へ行き写真を撮り始める。リビングに戻った古畑とちなみ。

事件の考察から、畑野は閉じ込めた人物を知っていた可能性が高いという古畑。

最後に握り締めていた原稿とボールペンには
ダイイングメッセージ(死者からの伝言)がなにかしらあるというが、ここではまだ検討がつかない様子。

その時、雷鳴が鳴り響き停電してしまう。

ローソクを取りに行くちなみだったが、
古畑は原稿をもう一度見つめ、何かに気付いたようだった。

ローソクの灯りでコミック(カリマンタンの城)を読む古畑。ちなみは自分の部屋のベッドで外の景色を見つめていた。

全てを
読み終わった古畑は感動して涙を拭く。

そこにちなみが、ローソクを持って再びリビングへやってくる。

古畑は涙を流した理由を眠いからだとごまかすが、ちなみは本読んで泣いてくれた
のだと嬉しそうだ。その気持ちから何か作りましょうか?と料理を作り始めるちなみ。

しかし、食糧庫が外ということで2人は傘をさして向かう。

そこから卵をとり卵スープでいいですかという
ちなみ。大丈夫ですか?という古畑。

さっきまで電気きてたから大丈夫というちなみ。

そこに違和感を感じる古畑。料理を作っているとそこに来訪者が…。

ずぶ濡れで入ってきたのは今泉だった。
「ガソリンスタンド潰れてましたよ、踏んだり蹴ったりです」という今泉。

お風呂を借りてもよろしいでしょうか?と水滴を落としながらお風呂場へ行く今泉。そこで先ほど捨てたメモを取る古畑。

”今回のテーマはダイイング・メッセージ。

やはり被害者はこの中に犯人を示すメッセージを残していました。

えー自分を殺したのが小石川ちなみであることを示す充分すぎるほどの手掛かりが
この中にあったんです。

この謎が解けた時、同時にもう1つの謎も解決されるはずです。すなわち被害者を殴った人物は誰なのか…ヒントになったのは、これです(メモ)古畑任三郎でした”

 

卵スープを飲む古畑とちなみ。

カリマンタンの城も良かったが、この卵スープも最高ですという古畑。

卵スープを飲み終わった古畑は、そろそろあなたと畑野さんとの関係をおしえてくれませんか?
と聞きだす。

何も知らないと言うちなみだったが、プライベートは知らないという割に女性関係に詳しかったりあなたの発言は矛盾だらけですと言う古畑。

「付き合ってらっしゃいましたね」と聞くと
「どうかしら」とちなみはシラをきる。

さらに古畑は詰める。「3日前、畑野さんここにいらっしゃいましたね?」しかし、ちなみはここに来たのは1か月前だという。

じゃあ、冷蔵庫の卵がなぜ新しい
と知っていたのかと聞く。

1か月ぶりに来たのなら卵を使うのにはためらうはずだが、何のためらいもなく卵を使った…さらに手帳にあったCはちなみのCで、女性作家とプレイボーイ編集者の恋だったと
古畑。

気になるのは犯人がどうして畑野を殴ったのか…事故に見せつけるなら絶対に殴るべきじゃなかった…ところが傷がつくほど殴っている…犯人は1人だが、被害者の裏をかいた存在がいるという古畑。
話を変えて、最後畑野が握り締めていた原稿の謎が解けたという古畑。

金庫室は暗闇なので原稿に書いてあることに意味はないという。

問題はなぜ畑野はメッセージを残さなかったのか…考えられるのが5つ
あるという。

1つ、被害者は犯人をみていなかった、2つ、被害者は犯人の名前を知らなかった、3つ、書こうとしたけどその前に力尽きてしまった、4つ、メッセージは書いたけど犯人がそれをもみ消して
しまった、これらの4つは全て可能性がないということ…となればこれしかないと5つ目を話す古畑。畑野はメッセージを残しているがそれに我々が気づいてないだけという。

メッセージはこの中にあるんです
と、白紙を指さす古畑。

オレを殺した犯人はオレの死体を最初に見つける犯人だと…だから何を書いても無駄だと悟った畑野はあえて何も書き残さなかったのだという。

じゃあ頭を殴った傷は?とちなみが
聞くとそれも畑野のメッセージだという古畑。

畑野は事故ではなく、事件にするために自分で自分を殴ったのだという。

「もっとつづけますか?」という古畑に「頭いいんですね」と観念したようなちなみ。
古畑は初めから金庫にちなみがいたという証拠が残っていたと話す。

それは畑野が履いていたスリッパだった。片っぽのスリッパを持っていったのは愛犬の万五郎だった…。これが事件の足掛かとなった。

「あなたはいい奥さんになれますよ最後の最後にハッピーエンドになればいいんです」とちなみを励ます古畑であった。

以上、ドラマ「古畑任三郎」第1話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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