ドラマ「古畑任三郎」第11話のあらすじ・ネタバレを紹介します!
第11話「さよなら、DJ」
[あらすじ・ネタバレ]
“走ったすぐ後は息が乱れるものです。三十過ぎるとなおさらです。そういう時は、大きく深呼吸をしてゆっくりとお茶を飲むと落ち着きます。しかし、一番いいのは…
三十過ぎたら走らない事です”
ディスクジョッキー・中浦たか子(桃井かおり)は、ラジオ番組の生放送中、『サントワマミー』のレコードがかかっている間だけスタジオから離れ、ラジオ局の抜け道を利用して
アリバイを作り、恋人を奪った付き人・沢村エリ子(八木小織)を殺害した。エリ子が中浦のカーディガンを着ていたことから、誰もが中浦と間違って殺されたと思ったが、
マネージャーの安藤(あめくみちこ)から中浦の身辺護衛を依頼されていた古畑(田村正和)は、中浦の犯行だと睨む。古畑はエリ子がタバコの火を消していたことから、犯人に対して
気を使っている、中浦のカーディガンを着ていたからといって間違うか、など疑問に思っていた。中浦は犯人と顔を合わせてしまったから殺されたのではと言う。古畑は納得し、再び
収録のスタジオへ。次に古畑が気になっていたこと…それは、いつも中浦がLP復活委員会でレコードに針を落とすのに事件のあった日だけ構成作家の水野に落とさせていたことだった。
古畑は中浦が怪しいということを今泉(西村雅彦)に打ち明ける。「人がいつもと違う事するのは気になるんだよ」古畑はスタジオから駐車場まで3分でいけるか今泉にさせる。
しかし、かかった時間は7分越え。古畑は目論見が外れたようだった。スタジオに戻った古畑は本番中の中浦に質問に行く。「サントワマミーが流れていた時、あなたどこに行きました?
中浦は新人のテープを聞いていたと答える。それを聞いて、自分が疑われていたことに腹をたてる中浦。そこでCMがあけるが、続けて曲を流し、話を続ける。中浦はエリを殺した後、手が
震えてレコードを落とせなかったと思ってるんでしょ?と古畑に言う。さらにエリは自分の恋人を奪った人なので自分には動機があるとまで言う。「でも無理でしょ。」3分ではここから
行って戻ってくるのはジョイナーでさえ難しいという古畑。反対にいえばそこさえ証明できれば中浦の犯行は立証できる…古畑はそう考えた。別室で放送を聞きながら事件について考える
古畑。そこにいた清掃の女性が花を持ってくる。その花はどこから持ってきたのか聞くと駐車場だという。それに古畑は閃いた。今泉を使い思いついたルートを辿らせると時間は3分以内に
収まった。そこで古畑は局の見取り図を用意し、放送中の中浦に鏡越しに見せる。これで動機とチャンスがあることは分かったが、肝心な証拠がない。そうこうしているうちに気付けば朝に…。
朝刊に目を通す古畑。そこで古畑は証拠を見つけたというのだった…。
”おたかさん、実は犯行を認めてました。しかもラジオの中で。彼女、自分が犯人であるとほとんど認めていたのです。ヒントは…コレです。(朝刊の事件を指さす)古畑任三郎でした。”
古畑は放送中の中浦の元を訪れる。困惑した中浦は鏡越しに古畑に気付き、放送中のセリフをかんでしまう。「本番中に入って来ないでって言ったでしょう」古畑が質問するが、目もくれず
立ち去ろうとする中浦。「行かれちゃ困ります」少し強い口調で呼び止める古畑。「極めて重要な話があるんです。すいません、ちょっと席を外してもらえませんか?」そういって中浦以外の
スタッフを退出させる。「どういうつもり?」「携帯テレビをお持ちですか?」「なにょ?」「持ってない…持ってませんね?」「持ってないわよ」持ってたらえらいことになるという古畑。
中浦がいまいち状況がつかめない。「えー、沢村さん殺したのあなたですね。」「面白いわね、あなた相当」サントワマミーが流れてた時どこで何をしてたか再び聞く古畑。これで3度目だ。
部屋でテープを聞いていたと言う中浦。「教えてもらいませんか?どんな曲でした?」ラストダンスは私にを聞いていたという中浦。古畑は懐からテープを取り出す。デッキでそのテープを流す
古畑。「本当にこれ?」「言っときますけどね、前もって聞いとくなんてことはできなかったですからね。番組始まる前手元になかったもん」「んーしかし、番組の途中で聞くこともできたはずです。
で、あなた、私にそこんとこ責められたんでまずいと思ってあわてて聞いた違いますか?例えばスタッフに取りに行かせてですね、本番の途中にCMの時間を利用してこっそりと…」「だとしても
証明するのは無理でしょ」「いいえ、無理じゃないんです。というよりももう証明されてるんです」「わかんない」「このテープ…実は歌ってるの私なんです」古畑はスタッフに頼み中浦が聞く
前に録音していたのだった。「本当は若い女性の声でした。演歌が入ってました。最後まで聞いたら分かったのに…」テープ最後に【古畑任三郎でした】と流れる。「だから何?」この後に及んで
まだシラをきる中浦。「これで私が白状すると思ってんの?」そこで古畑は2個目のテープを取り出し、デッキにかける。内容は今日の放送記録用に録音したものをダビングしたものだ。
そこで中浦は世間で事件の報道があった、お面強盗の話をしていた。バカボンのパパのお面…。それを確認すると古畑は、最後のテープと言って3個目のテープを取り出しかける。それはニュースで
流れていた前述の事件の報道であった。そこでは覆面とは言われてたもののバカボンのお面とは言われてなかった。そのことで中浦はCM中に報道局のテレビの前にいたことを自ら証明してしまっていたのだった。
「納得いく説明をしていただければありがたいのですが…」「難しいのね、完全犯罪って…全速力で走って損しちゃった…」そう言ってついに中浦は殺害を認めたのであった…。
以上、ドラマ「古畑任三郎」第11話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!
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