古畑任三郎 第1シーズン 第4話 殺しのファックス あらすじ・ネタバレ

ドラマ「古畑任三郎」第4話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

第4話「殺しのファックス」

[あらすじ・ネタバレ]

“ファックスで手紙を送るときはワープロを使わない方がいいです。ファックスは原稿が手元に残ります。消しゴムで消せば、一枚の原稿用紙が何回も使えます。ワープロを使わない方が
いい理由は他にもあって…”

推理作家の幡随院大(笑福亭鶴瓶)は、妻のフサ子(高柳葉子)を殺害し、ファックスを利用した偽装誘拐殺人を計画する。

誘拐犯からの指示書をあらかじめワープロで作り、パソコンのタイマー
を使って自動的にファックス送信し、自らを身代金の受渡人に指定させてその指示に従うことによりアリバイを完璧なものにした。

だが、捜査本部に“念の為”呼び出されていた古畑は、
幡随院の細かい仕草の矛盾から、彼に疑いの目を向けていた。

偶然を装い一緒に食事をする古畑。身近な人物が犯人だと言う古畑。その言葉に食事を止めてしまう幡随院。その頃部屋にはファックスが
2枚届いていた。

【金と携帯電話を持って9時半までに次の場所へ】【環八沿いのファミリーレストラン・フィオーレの地図】早速、地図と身代金、携帯電話を持って幡随院はホテルを出る。

捜査員もあとをつけ行動開始する。

しかし、古畑は椅子に座り、幡随院の書いた小説を読んでいた。

「今泉君さ…」「なんでしょう?」

「明日でいいから幡随院先生、今日昼間どこ行ってたか
調べといてくれる?」「打ち合わせだって言ってましたよ」

「どうだか」「どういうことですか?」

「それから、ほら女秘書がいたろ?」「はい」「あの子との関係も洗っといて」

「幡随院先生
疑ってるんですか?」「言うなよ、刑事長さんには」

「しかし、なんでまた」

「幡随院先生さ、ファックスが届いた時さ、最後にピーって音が鳴るだろ?」

「ええ」「あの音確認しないのよ。
さっきもほら、地図が送ってきた時さ、それ持って出て行こうとしたのよ、ピーが鳴る前に…」

「しかし、それって…」

「3枚目があるかもしれないのにさ。どうして2枚で終わりって分かったのよ」

「あぁ」「知ってたんだよあの人…何枚送ってくんのか」

古畑は幡随院を犯人と推測しているようだった。

一方、フィオーレにつく幡随院。

中に入ろうとするが、入らず外の公衆電話でどこかに
電話する幡随院。

そのあと店に入るがその時点で3分オーバーしていた。

コーヒーを頼み回りを見渡す幡随院。

すると携帯が鳴る。

電話の相手は蟹丸警部(峰岸徹)だった。

電話をしていた理由を
確かめるためだった。

幡随院は取材のキャンセルの電話をしていたという。

「勝手な行動は慎んで頂きたい」「申し訳ない」自分の妻の命に関わるときによくできるなと捜査員たちも幡随院の神経を
疑う。

その時、再びファックスが届く。【3分遅れだ。時間にルーズな奴は俺は信じない。今度遅れたら人質の命はない。】蟹丸はまた連絡が入ると思うからそこで待機するよう命じる。

それを聞いて幡随院
は少しほほ笑む。

蟹丸は怪しいやつがいたらどんどんしょっぴくようにと捜査員に指示を出す。

蟹丸は古畑にこの事件についてどう思うか聞く。

犯人は近くにいるという蟹丸に対し古畑は
「なんで幡随院先生は公衆電話を使ったかってことですよ、携帯電話を持ってるのに…今泉君」と明太子スパゲッティを注文する。

「どういうことだ?」単純な誘拐事件ではない気がすると控えめに
言うが、考え過ぎだとやはり言われてしまう。フィオーレではコーヒーを飲みながら時間を気にする幡随院。時刻は21時40分。

そこに再びファックス。今度は向かいのママズ・ショップに5分以内に
来るように指示が入る。

道を渡ろうとする幡随院だが、工事中のため離れた歩道橋を使うように工事の人(酒井敏也)に言われてしまう。結局回り道をしたせいで7分遅れでママズ・ショップについてしまう。

そこでまたファックスが来て【60分後に芝公園へ行け】先ほどとは内容がガラリと変わっていたが、捜査員たちは犯人が怒ってないと喜びの様子。幡随院は移動の途中ということでホテルに戻ってくる。
「警察の方何人ぐらいおられるんですか?」「30人です」それを聞いて30人は少なすぎるのでもっと増やすようにとお願いする幡随院。増員として選ばれたのは今泉。

地図上の空いてる部分に
配置されることとなった。

今度は時間前に到着し指定された場所で待っていたが、再びファックスが届く。

【歩道橋の上にいる黒いコートの男は刑事だ。人をなめるのもいい加減にしろ。交渉決裂。

人質は二度と
戻らないだろ】これを見て激怒する幡随院。

「これは完全に手落ちや。警察の!」黒いコートの男は今泉であった。上司の古畑は呼び出されるが、1つだけいいですか?と質問する。犯人は幡随院が警察と
接触してるのはとっくに知ってるはずなのにさっきのファックスはおかしいという。それを聞いて幡随院は逆上し、出ていってくれと部屋を追い出されてしまうのだった…。

 

”やはり幡随院先生はあの女秘書にぞっこんで奥さんにバレてけっこうもめてたようです。

これはですね、んーファックスを使った一種の狂言誘拐。んー推理作家らしい手の込んだ犯罪です。しかし、彼は。

大きなミスを犯しました。

全てのヒントは今夜送られてきたこのファックスの中にあります。

解決編はこの後で…古畑任三郎でした。”

幡随院の部屋にファックスが届く。【あなた、助けて。】振り返るとそこに古畑。

「どこからですか?奥さんからですか?」「いたずらや」「どうしてわかるんですか?もう奥さん死んでるから?」ファックスを
送り主は古畑だった。

「悪趣味極まりないな君は」2,3質問させてくれという古畑はやや強引にファックスを読み上げていく。字体から犯人はモノ書きか句読点の位置に拘る人物、文筆業の人だと古畑。

またファックスを
準備するには1分では間に合わない、犯人はあらかじめ内容を知っていた、さらに歩道橋の上にいた黒いコートの男…実は今泉は全身白のタキシードで歩道橋に立っていたのだ。

これは古畑が仕掛けたトリックだった。
これにより犯人はあらかじめファックスを用意し、それに合わせて幡随院が動いていたこととなり、妻を殺したことを認めたのであった。

 

以上、ドラマ「古畑任三郎」第4話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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