大河ドラマ「麒麟がくる」8話 あらすじ ネタバレ

 麒麟がくる 8話

大河ドラマ「麒麟がくる」8話のあらすじ・ネタバレなど紹介します!

第8話 「同盟のゆくえ」

 あらすじ

尾張の海辺で、

漁師たちから慕われている奇妙な出で立ちの織田信長(染谷将太)を

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目の当たりにした光秀(長谷川博己)。

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この男に帰蝶(川口春奈)を

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嫁がせていいものかと葛藤する光秀だが、

母・牧(石川さゆり)は

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美濃国の行く末のことを一番に考えることが大事だと告げる。

光秀が自分の気持ちにこたえることがないと分かった帰蝶は、

光秀の口から

「尾張に行って美濃にない海を見るべきだと、背中を押してほしい」と条件をつける。

 ネタバレ

1548(天文17)年。

利政から、

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織田との縁談話を帰蝶に説得する様に頼まれた十兵衛だったが、

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帰蝶は織田信長との結婚を受け入れない。

それに高政や稲葉たちも、

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利政が勝手に決めた和議に反対している。

十兵衛は、結婚相手の信長がどんな男なのか確かめて欲しい。と帰蝶から頼まれ、

尾張にある港に足を運んだ。

すると、船が見えた。

船首に立ち、ボロボロの服をまとった男がいた。

「あれが織田信長様です。」と菊丸が言った。

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信長は大きな魚を肩に担ぎ、船から降りてきた。

そして魚を切り身にしながら、

それを一切れ一文(約150円)で売りさばき始める。

その姿を見た十兵衛は、奇妙な男だ。

と口にしてしまう。

その頃明智荘では、帰蝶と駒が話していた。

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帰蝶は、幼い頃の十兵衛との思い出話を駒に話した。

その様子を見て、駒は帰蝶も十兵衛の事が好きだと感づく。

「困りました…」と呟く駒。

そして駒も十兵衛が好きだという事が解った帰蝶が、

ゆっくりと話し出した。

今、十兵衛は尾張の信長がどんな男か確かめに行っている。

私の結婚相手の様子を見にいく事が出来るというのは、

私に対して気持ちがないという事。

なので、気にする必要はない。と帰蝶は駒に言った。

明智荘に戻れず、

帰蝶に何と言おうか悩んでいた十兵衛の前に、母の牧がやって来た。

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「人が死んでも山や畑は、変わらずそこにある。それを残された人間が守っていく。十兵衛、大事なのはこの国ぞ。」と語った。

館に戻った十兵衛に、帰蝶は嫁いだ方がいいのか?

尾張はどんなところだったのか?と聞いた。

十兵衛は、尾張の海が美しかったと話し、

豊かで美しい尾張へ行く事をすすめた。

十兵衛がそう言うのなら…と帰蝶は、尾張へ行く決心をする。

その姿を見た十兵衛は、反面申し訳ない気持ちになった。

帰蝶が輿入れを承諾したと聞いた利政は喜び光秀の労をねぎらった。

利政は十兵衛に、信長はうつけだったか?と聞いた。

十兵衛は、うつけだったかは解らなかったが、風変わりな方だったと告げた。

そして利政の部屋から出た十兵衛は、

突然、帰蝶の輿入れに反対する高政の家臣たちに、連れて行かれた。

林の中から高政や稲葉らが出てきて、十兵衛に

「帰蝶をなぜ引き止めなかった!」と言った。

そして十兵衛を土岐頼芸の館へ連れて行った。

館で十兵衛は、土岐頼芸から

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「尾張と手を組めば、美濃も今川義元と戦わなけばならなくなる」と責められた。

そして、帰蝶の輿入れを無くし、信秀との和議を潰すよう高政からも迫られた。

しかし十兵衛は、自分が尾張に行って感じた事を話し始めた。

尾張の熱田の港は豊かで物流も栄えている。

そんな尾張と美濃が手を組めば戦をせずに

尾張を手に入れる事が出来ると考えれば、

悪くない話だと十兵衛は頼芸に熱く語った。

しかし、しらけた頼芸は、その場を去った。

廊下で頼芸は、稲葉良通に

「あの帰蝶の気質から言えば、うつけの信長とは、もって1年だろう」と言った。

その夜、頼芸がさっさと席を立った事について、高政はショックを受けていた。

皆を集めた自分の立場がなかった。

と高政は、母の深芳野に話していた。

更に高政は、利政は本当の父とは思っていない。

頼芸が父だと思っていると言い、深芳野に真実を話して欲しいと頼んだ。

しかし深芳野はそれを否定し、

利政に立ち向かう事だけは止める様、高政を諭した。

その夜明智家では、明日駒が帰る為、宴が行われていた。

宴が終わった後、駒が十兵衛に、

牧から桔梗の紋が入った扇子をもらったと十兵衛に話した。

それは、父の形見だ。

と十兵衛から聞いた駒は「大切にします」と言った。

翌朝、十兵衛は駒を見送った。

駒は、帰蝶を見送らなかったのは、

本当に辛かったからではないか?と十兵衛に聞いた。

本当は帰蝶が大好きで、遠い場所に行かせたくなかったのではないか?

誰も聞いていないので胸の内を教えて欲しいと十兵衛に言った。

すると十兵衛は「そうかもしれぬ」とだけ言った。

それを聞いた駒は、吹っ切れた様子で、京に帰って行った。

天文18年(1549)、帰蝶が尾張の織田信長へ嫁いだ。

和睦が話し合われて、わずか2ヶ月だった。

その頃今川義元は、

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尾張と美濃の和睦について、太原雪斎そして松平広忠と話していた。

 

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長年三河は織田からひどい目に合ってきた。

自分が手を貸すから、松平家の汚辱を晴らし、織田と戦をするのじゃ。と、

義元は松平広忠に言った。

帰蝶が織田家へ嫁いだ夜、

平手政秀が信長がどこへ行ったか解らないと帰蝶に頭を下げた。

信長は、なんと祝言の日に現れなかったのだった。

 考察

この帰蝶の輿入れ前の描写は恐らく創作と思われますが、

光秀とは従妹であったため恋心もひょっとしたらあったのかもしれません。

しかしながら帰蝶は主君である斎藤道三の娘。

光秀は煕子(ひろこ)という妻を娶りますが、

主君の娘でなければと考えると2人は結婚したのか?

天下に号令していたのは光秀だったのか…とは考え過ぎでしょうか…。

若いころから光秀は実直で臣に厚い人物であったのでしょうね。

そのため信長がどういう人物なのかを見に行き帰蝶に伝えたのでしょう。

しかし、もし光秀があの男はやめとけと言ったならば帰蝶は止めたのでしょうか?

この婚約は政略結婚なのでそれでも帰蝶は嫁ぐという選択をしたかもしれませんが。

以上、大河ドラマ「麒麟がくる」8話のあらすじ・ネタバレなどの紹介でした!