マツコの知らない世界【ヴィジュアル系バンド&ヒューマンビートボックス】
昔のヴィジュアル系のバンド名・簡単なプロフィールと現在のヴィジュアル系との違いについて紹介します!
【昔のヴィジュアル系のバンド名・簡単なプロフィール】
1990年代を華麗に彩ったヴィジュアル系バンド5組を紹介致します!
【X JAPAN】
メンバー
YOSHIKI(ドラムス・ピアノ)
Toshl (ボーカル)
PATA (ギター)
HEATH (ベース)
SUGIZO (ギター・ヴァイオリン)
HIDE (ギター)
TAIJI (ベース)
[概要]
日本テレビ『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の「ヘビメタコーナー」に出演したことがメディアに出るきっかけになりました。
中でもステージ衣装のままで競技を行う「ヘビメタ大運動会」や、
「早朝シリーズ」(就寝中の芸能人の部屋に侵入してバズーカなどの爆音で起こす名物コーナー)の一つである「早朝ヘビメタ」などで話題になり注目を集めました。
テレビ出演をきっかけに知名度が
全国区へと広まったXは、当時デモテープの配布すら滅多に無かった時代に、オリジナル映像を収録したVHSを客に配布しました。
この時、他にも配布するものとして、冷蔵庫、電子レンジ、トラック
などのアイデアが出ていたが全てボツ。
他のバンドよりプロモーションを積極的に行っていたため、他のバンドからは金持ちバンドとしてみられていたようです。
[代表曲]
1991年9月 Silent Jealousy
1996年7月 Forever Love
【LUNA SEA】
メンバー
RYUICHI(ボーカル)
SUGIZO (ギター・ヴァイオリン)
INORAN (ギター)
J (ベース)
真矢 (ドラムス)
[概要]
1992年5月21日:2ndアルバム『IMAGE』でMCAビクター(現:ユニバーサルミュージックK.K.)よりメジャーデビュー(オリコン初登場9位)。
LUNA SEAには、明確なリーダーが存在しません。
これについてJはNHK総合のドキュメンタリーでは「全員が局面局面でイニシアチブを取れるから、責任を押し付けるようなリーダーはいらない」と発言しており、意思決定は、全会一致が原則。
なかでもライブ前などは
必ず円陣を組み一致団結を図ります。
提案に対し決は取るが1人が否定すれば、その案は棄却されるというほどの徹底ぶり。
最終的にはSUGIZOが音楽プロデューサーとして、アルバムの最終的なコンセプト・カラーを
決めており、曲順を決める所からレコーディングの最終工程にまで関わっています。
なおSUGIZOは【X JAPAN】と兼任してます。
[代表曲]
1994年7月21日 ROSIER
1998年7月1日 I for You
【黒夢】
メンバー
清春(ボーカル)
人時(ベース)
[概要]
前身バンドGARNETに所属していた清春、人時、鋭葵の三人と、GERACEEに所属していた臣によって1991年に結成される。
GARNETはシーケンサーによる打ち込みなども入るような「無機質な」激しさを持ったバンドだったが、
清春と人時はもっとハードな音楽性のバンドをやりたいと不満を募らせていた。
そんなある日、4人は名古屋市名東区小池町のライヴハウスMUSIC FARMで対バンしたことをきっかけにして出会う。
臣が電話で
「僕がギターを弾いて、君が歌をうたえば日本制覇も夢じゃない」、「早く解散しろー」と清春を説得し、これに清春が応えたことがすべての始まりであった。
当時を振り返って、清春は「(黒夢は)臣君が作ったと言ってもいい」と
述べている。
当時はバンドやメンバー名にアルファベットを用いるのが主流だったが、メンバーの名前に漢字を用いるなど流行に逆らうスタイルをとった。
[代表曲] 1996年11月18日 Like@Angel1998年4月8日 MARIA
【GLAY】
メンバー
TERU (ボーカル)
JIRO (ベース)
TAKURO (ギター)
HISASHI (ギター)
[概要]
1988年に北海道函館市でTAKUROとTERUを中心にバンドを結成し、後に現在のメンバーであるHISASHIとJIROが加入した。
1994年にインディーズのエクスタシーレコードからアルバム『灰とダイヤモンド』、プラチナム・レコードからシングル「RAIN」の同時発売でデビュー。
チャンスを掴むため、いろんなオーディションに出場しており、その中にはTBS系で放送していた『三宅裕司のいかすバンド天国』(イカ天)もあった。
[代表曲]
1996年 BELOVED
1998年 HOWEVER
【MALICE MIZER】
メンバー
Klaha (ボーカル)
Mana (ギター)
Közi (ギター)
Yu~ki(ベース)
Kami (ドラムス)
旧メンバー
Tetsu (ボーカル)
Gackt (ボーカル)
GAZ (ドラムス)
[概要]
「人間とは何か?」というコンセプトを持ち、楽曲・衣装・メイク・ステージセットにおいて独自の世界観を徹底した奇抜なパフォーマンスで知られたため、「究極のヴィジュアル系」「総合芸術集団」などと巷で称され一部で社会現象を起こした。
楽曲の大きな特徴はクラシック音楽とロックを巧みに織り交ぜた点にある(メンバーの多くが幼少期にクラシック音楽に触れていたことによる)
衣装は中世ヨーロッパのような特徴を織り交ぜたものが大半を占める。
また、楽曲の世界観を表現するため
曲によっては白塗りのメイクをしている。
メジャーデビュー期からはメンバー毎にイメージカラーが決まっており髪色や衣装、楽器に反映されているが、楽曲や時期によっては厳密に定まっていない。
ライブにおいて、曲によっては楽器を演奏せず踊ったりと
演劇要素を取り入れて、幻想的なライブを行うのが魅力の一つであった。
1997年8月6日 ヴェル・エール ~空白の瞬間の中で~
1998年5月20日 ILLUMINATI
【現在と昔のヴィジュアル系の違い】
ヴィジュアル系という言葉が使われ始めたのが1990年代(略してV系)で、音楽的な演奏もさることながら、視覚的な(visual)衣装やパフォーマンスで注目を集めていた音楽シーンのことをいいます。その発端となったのが上記でも紹介した【X JAPAN】。
インスパイアされたほとんどがヴィジュアル系バンドとして活動していたため、ヴィジュアル系専用の番組『Break out』や専門誌『SHOXX』などがありました。
今でもヴィジュアル系として活躍しているアーティストはいるようですが、90年代のように
専用の番組や雑誌もないため、若い人も「ヴィジュアル系ってなに?」という状態です。
未だ『ヴィジュアル系』という言葉が残っているのは昔一世を風靡した古参のバンドたちの名残であり、当時からのファンたちがそう呼ぶため残っているのかなと思います。
また、ヴィジュアル系といえば見た目の華やかさと演奏する激しい曲のギャップも特徴の1つといえますが、現代ではギャップよりも「聞かせる系」の見た目はさほど重要視されてないように思えます。
恐らくメディア媒体の増加(youtubeなどの動画コンテンツ)
によって刺激的な見た目よりはいつでも見れるため減少していったのではないかと思われます。まとめますと、現代ではほとんど『ヴィジュアル系』というのは存在が薄く衰退しつつあるというのが実状なようでした。
以上、昔のヴィジュアル系のバンド名・簡単なプロフィールと現在のヴィジュアル系との違いについての紹介でした!
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