ここは今から倫理です 8話 いち子の決死の告白 あらすじ・ネタバレ

ドラマ『ここは今から倫理です』8話 あらすじ・ネタバレを紹介します!

[あらすじ]

クラス全員が入っているグループチャットから抜けたことでクラスメイトからいじめを受けるいち子(茅島みずき)。

高柳(山田裕貴)は、その問題について倫理の授業で対話することを
提案し“最後”の授業が始まる。

いち子や恭一(池田優斗)たちの対話を聞いた高柳は、ある哲学者の言葉を生徒たちに贈る。

そして迎えた卒業式の日、いち子は高柳に告白をすることに…。

[ネタバレ]

倫理の教室の机を後ろに下げ、丸く並べた椅子に向かい合って座る11人の生徒たち、倫理教師・高柳(山田裕貴)は最後の授業を生徒たちによる『対話』にしました。

対話のテーマは逢沢
いち子(茅島みずき)は『3年4組グループチャット』に戻るべきか。

3年4組はクラスメイトの仲が良く、学校行事に関わる連絡からたわい無い会話に至るまでグループチャットを利用していました。

大学へ進学を希望するいち子は受験に向け勉強するようになり、通知の多さにグループチャットが煩わしくなり、ある日、特に深い意味もなくグループチャットを退会、以来、いち子はクラスから
孤立、グループチャットはいち子への誹謗中傷で荒れていたのです。

「好きにすれば」という深川時代(池田朱那)の発言で始まった対話は、受験勉強のために退会したいち子が、そもそもクラスから
孤立していても困っていないことが分かり、生徒たちによる対話はほどなくして終わりを迎えました。ところが、いち子と同じクラスの谷口恭一(池田優斗)は、いち子がグループチャットに戻れば、
また仲の良いクラスに戻ることができ、いち子に戻って欲しいと訴えかけます。

クラスが一丸となって体育祭の準備を進める最中、グループチャットを抜けたことを少し悔いているいち子は、
クラスメイトに謝りグループチャットに戻ることを選択します。

「最大多数の最大幸福」相変わらず無言の曽我涼馬(犬飼直紀)が功利主義の創始者でイギリスの哲学者・ベンサムが論じた言葉を
黒板に書き出すと、このために「たった一人の犠牲は容認されるのか」と続けて書きました。この涼馬の問題提起を切っ掛けに、生徒たちは時間が経つのも忘れ活発に意見を交わします。

生徒たちの対話が結論に至ることはなく、山野亮太(浦上晟周)は結論が出るのか高柳に問いかけます。しかし、高柳にも結論は出せませんでした。

涼馬が提起したような問題の葛藤は、この閉ざされた
教室に限らず世界中にも渦巻いており、生徒たちの思考によって世界と繋がっていると説きます。「人間は考える葦である」高柳は数学者としても著名な哲学者・パスカルの言葉を生徒たちに贈り、
思考し続けることを生徒たちに望みました。

高柳は結論をいち子に委ね、いち子はグループチャットに戻らない選択をし、倫理の最後の授業が終わりました。3年4組でのいち子の孤立は変わらず
誹謗中傷はその後も続いたものの、同じクラスの南香緒里(中田青渚)と恭一がフォローし、生徒指導室を利用し3人で自習したりしていました。

そんなある日、図書館を出たいち子のスマホに着信があり、
恭一がビデオ通話で大学に合格したことを報告すると、いち子はその場で小躍りします。

受験勉強の日々を送るいち子が遂に入試に挑み、そしてある日、世界史教師・桐谷と物理教師・松田(田村健太郎)と
連れだって校舎に向かう高柳を呼び止めると、いち子は合格通知書を見せるのでした。

『羽木ヶ丘北高等学校(羽高)』卒業式当日、式に出席し卒業の挨拶に耳を傾けるいち子は、列席する高柳をそっと見つめます。

そして、式が終わり、卒業生たちが諸々に写真を撮る中、高柳の倫理を選択した生徒たちが集まり、みんなで集合写真に納まりました。いつものように高柳が『羽木ヶ丘商店街喫煙所』でタバコを燻らせていると、
喫煙所の外に立ついち子に気がつきます。

タバコを消し喫煙所を出た高柳は、いち子に祝意を述べました。

いち子に頼まれて付いて来た恭一は、ふたりの様子を物陰から見守ります。「愛こそ貧しい知識から
豊かな知識への架け橋である」いち子は高柳に教わったドイツの哲学者・マックス・シェーラーの言葉を引用し、架け橋が高柳であるといういち子は、頭を下げ高柳に交際を申し込みます。

高柳はいち子の告白を、頭を下げ丁重に断りました。

いち子の若さを断る理由に挙げる高柳を批判するいち子、その若さはいち子の責任ではないからです。出会いを高柳で最後にしたいといういち子に、
将来の結婚や出産について高柳が尋ねます。

結婚して子供が欲しいと答えたいち子に、バツイチで結婚に懲りた高柳は結婚はしないと告げます。

その場からいち子が走り去り、後を追う恭一は高柳の前で
立ち止まり一瞥をくれると、再びいち子を追いかけるのでした。

駅前の人波の中に、マスクをしたいち子の姿がありました。

間幸喜(渡邉蒼)はマスクをしてコンビニで働き、そんな幸喜のもとをマスクを
した近藤陸(川野快晴)と山野亮太(浦上晟周)が訪ねます。

そして、バスに揺られる香緒里は、マスクをしたまま深呼吸していました。

高崎由梨(吉柳咲良)と都幾川幸人(板垣李光人)は各々の自宅で
オンラインゲームで対戦、大学でリモート授業を受ける田村創(杉田雷麟)、そして涼馬は自宅でアリストテレスの本を読みながら同じ大学のリモート授業を受けていました。

マスクをする時代は
友人ふたりと連れだって公園を行き、マスクをした恭一は震える指でスマホをタップしいち子に電話したものの、慌てて直ぐに電話を切ります。着信に気づき人波の中、足を止め振り返るいち子の顔には、
笑みが浮かんでいました。

 

以上、ドラマ『ここは今から倫理です』8話 あらすじ・ネタバレの紹介でした!

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