イチケイのカラス 4話 黙秘を貫く少年の気持ちと隠された真実 あらすじ・ネタバレ

ドラマ『イチケイのカラス』4話あらすじ・ネタバレを紹介します!

[あらすじ]

みちお(竹野内豊)は、坂間(黒木華)を訪ねて裁判官官舎にやってきた彼女の妹・絵真(馬場ふみか)と出会う。

絵真から、姉はどんな裁判官なのかと尋ねられたみちおは、裁判を傍聴
してみてはどうかと言い出す。

その後絵真は、みちおと一緒に、坂間が裁判官を務めたいくつかの公判を傍聴することに。

そんな中、イチケイの部長・駒沢義男(小日向文世)は、家庭裁判所
から逆送されてきたある少年事件を合議制で扱いたい、とみちおたちに告げる。

被告人は17歳の望月博人(田中偉登)。

半年前に高校を中退した博人は、レジャー施設でアルバイトスタッフ
として働いていたが、あるとき売上金5000万円を盗んで逃亡。

警察に逮捕されそうになった際には、繁華街のビルの非常階段から盗んだ現金をばらまいていた。

みちおは裁判長は坂間がいい
のではないかと提案し、坂間も決意を表明する。

そして始まった第1回公判。博人は完全黙秘を貫き……。

[ネタバレ]

坂間千鶴(黒木華)のもとに妹の絵真(馬場ふみか)が訪れ、入間みちお(竹野内豊)は、絵真に坂間の裁判を傍聴することを勧める。

絵真が見守る中、バシバシと裁判を処理していく坂間は、
傍聴マニアからベルトコンベア裁判官と評されていた。

そんな中、イチケイに少年事件が回ってきて、その事件は、東京ドリームランドのアルバイトの望月博人(田中偉登)が売上金の5000万円を
盗んで逃走し、警察に追い詰められビルの非常階段から盗んだ現金をばらまいたというものだった。

坂間は少年事件を担当してたことなかったが、みちおは裁判長に坂間を推薦する。

坂間は初めての
少年事件で、かつ初めての合議制での裁判長を務めることになった。

被告人は17歳の望月博人は完全黙秘。職権発動することになった坂間望月は養護施設で育った。

年の近い瀧本陸(細田佳央太役)、
吉沢未希(ついひじ杏奈)とは兄弟のように育った。

吉沢未希はピアノが上手く、大学からも誘いがある有望なピアニストだった。

しかし1年前、あるテーマパークのジェットコースターの事故で
左手を負傷しその道を絶たれていた。

望月はテーマパークに就職し、真実を知った。

ジェットコースターはコストカットのためきちんと整備されていない可能性があった。

一事不再理。もう二度と
裁判で裁かれることはない。

その逆恨みのために強盗事件を起こしたのか。

当日の望月の行動を洗う裁判官、検事たち。

すると望月が金を奪ったあと、金をばらまいた場所とは反対の赤羽駅に向かっていたことがわかる。
第3回公判。赤羽駅で瀧本陸と落ち合ったことを追求される。

すると「俺が一人でやった事なんです!」と土下座をして早く判決をして欲しいと頼む望月。

事件の真相は…。吉沢の左手は手術をすれば回復する可能性があった、
しかしそれは保険外治療で多額の手術費がいる。

5000万円奪った望月は、赤羽で瀧本に手術代金を抜き取って渡す。

それから警察に見つかるように行動し、金をばらまいた。

ばらまいてしまえば、紛失や
なんやかんやで抜き取った金の証拠が残らないと考えた。

瀧本は望月と仲違いしたように見せていたが、本当は辛かった。吉沢は「奨学金」だと聞かされていたが、うすうすは瀧本も事件に関与していると思っていた。

しかし自分が証言をすると瀧本まで逮捕されてしまうと口をつぐんでいた、吉沢は望月の減刑を懇願。判決を言い渡す坂間。望月には執行猶予がついた。

瀧本は家庭裁判所で審議。吉沢の手術は中止となった。

望月は坂間に殴りかかろうとする。

刑務官が望月を止めるも坂間は刑務官を下がらせる。望月をしっかりを見据えた坂間。

「人生は 自分の思いどおりにならないことの方が多い。

努力してもどうあがいてもどうにもならないこともあります。

それでも自分の人生を投げてはいけない。いかなる理由があろうとあなたは罪を犯してはいけなかった。」

「お前に何が分かんだよ。許さない。」

「許さなくていい。あなたの苦しみ憤りを受け止めます。
そして 願っています。いつかあなたがあなたたちが手を取り合い、前を向いて 生きていけることを。あなたが逆境をはね返し努力して、自分の人生を切り開いていけることを。そして今があるといつかそう思える日が来ることを。
心から願っています。」

細馬終了後入間(竹野内豊)は坂間に「自分を裁くことにこれだけ苦しんでくれた人がいる。それが 少年にとっては救いになったはずだよ。冷静に客観的にそして 誰よりも被告人のことを考えていた。
坂間さんにしかできない裁判だったよ。」と声をかけた。

入間は知人の昔の弁護士仲間・青山(板谷由夏)にテーマパークの民事裁判を任せた。

刑事裁判では無罪が確定したが、民事なら損害賠償請求が出せるはずだ。

テーマパークの管理責任者も味方につけたので、吉沢未希の手術費も捻出できるのか…。

坂間は望月の環境調整をして同じ施設で滝本陸、吉沢未希と暮らせるよう厚労省管轄の児童相談所に依頼し、別の高校に編入できるよう
掛け合うと言うのだった。

以上、ドラマ『イチケイのカラス』4話あらすじ・ネタバレの紹介でした!

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