ドラマ『ボイス 緊急指令室』10話のあらすじ・ネタバレの紹介です!
[あらすじ]
雫(伊勢谷友介)の別荘に急行した樋口(唐沢寿明)は
雫の車と血痕を見つけ、消息の途絶えた石川(増田貴久)が中にいると確信。
室内に人気は無いものの、現場音を聞いたひかり(真木よう子)が
地下室の存在に気付き、向かう樋口。
すると、そこで樋口を待っていたのは血まみれで倒れている石川だった…。
怒りに震える樋口に奇襲を仕掛ける雫!樋口と雫の激しい銃撃戦が繰り広げられる!
激闘の末、駆けつけた強行犯係によって取り押さえられた雫は
怒りの治まらない樋口を楽しげに挑発して…。
現場の樋口に合流したひかりは「怪物を作るのは人」だと話し、歪んだ父子関係に
よって殺人鬼となった雫の心中を想像する。
そんな中、雫の容態が急変し意識不明だと無線が入り…。
不審に思った二人は病院へ向かうが、処置中に雫が服毒自殺を図って死亡したと告げられる……!!
周到な筋書きに疑念を抱く二人は、雫を乗せたストレッチャーが地下駐車場から運び出されたことに気づくが…!
[ネタバレ]
本郷 雫(伊勢谷友介)の別荘までやってきた樋口彰吾(唐沢寿明)。
そこで雫の車と血痕を見つけ、石川透(増田貴久)がこの別荘にいると確信し、侵入します。
広い別荘の中、音の分析による
橘ひかり(真木よう子)の指示に従い
地下へと辿り着きました。
そこには血塗れで倒れている透の姿が。
意識は無いものの、微かに息をしていることに気づく樋口。
急いで救急隊の要請をします。
その背後から、雫が銃を構えて発砲。
樋口と激しい銃撃戦を繰り広げます。
結果、樋口が雫を追い詰め、倒れ込んだ雫の額に銃を向けます。
しかし、雫は焦りもせず、むしろこの状況を楽しんで
いるかのように嗤いながら「撃てよ!」と樋口を挑発。
激情に駆られた樋口は、ついに引き金を引いてしまいます。
しかし、すでにもう弾は残っておらず空撃ち。
そのとき強行犯係が到着し、雫を
逮捕したのでした。
その後、救急車で運ばれる透と雫。
逮捕されてもなお、相変わらず不遜な態度を崩さない雫に樋口は怒りを募らせますが
ひかりは、雫の過去(子供の頃、父・本郷辰夫(伊武雅刀)の
凶行を目にして殺人鬼へと変貌したこと)を慮り、憐れむ様子をみせました。
雫の逮捕は速報で報じられ、本郷HDの御曹司が連続殺人犯だったという衝撃が世間を騒がせることに。
これにいち早く動き
出したのが、検察特捜部の滝沢(村杉蝉之介)。
この火の粉が自分にまで及ばないようにと、捜査機関と本郷HDとの癒着
収賄の全てを田所賢一(小市慢太郎)に被せるべく、田所の逮捕へと動き出したのでした。
そしてもう一人、ニュースを見てすぐに行動を起こした人物が。
本郷が雫を救出すべく、関係各所に手を回しはじめます。
そんな中、救急隊員から「雫の容態が急変したから(指定先の病院ではなく)
最寄りの病院で処置を行う」との連絡が樋口に入り
さらには、その先で雫が服毒自殺したという報せを受けます。
これに胡散臭さを感じる樋口とひかり。
調べると、案の定、その病院は本郷の息の
かかった病院であると判明。
樋口たちは病院へ急行し、雫の行方を追いましたが
間一髪というところで取り逃がしてしまいました。
救出の手引きをした本郷のもとに運ばれた雫。
本郷は「しばらく韓国へ逃げろ。
とにかく身を隠して生き抜いてほしい」と懇願しますが、雫はこれに従おうとはしませんでした。
その後、署長が呼んでいるとの伝言を受け、署長室を訪れたひかり。
そこには雫が待ち構えていました。
雫はひかりを人質にとると、自らECUに入電し
『3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙』と謳うECUが
「果たして、何分で私を検挙できるかな」と焚きつけます。
そして、ひかりを人質にしたまま指令室へと入る雫。
中にいる職員全員を部屋から締め出し、見せつけるようにひかりを甚振り
ひかりの額に銃を突きつけます。
しかしひかりは、少しも怯えや怒りの表情を見せず
むしろ慈愛の表情で「あなたは悲しい人。
わたしなら、あなたの抱える苦しみや悲しみを聞いてあげられる」と語りかけたのでした。
これに興をそがれる雫。
すると、背後から樋口に腕を撃たれてしまいます。
樋口は、透の次はひかりが雫に狙われるに
違いないと読み、ずっと署の前を張って雫の動向を探っていたのでした。
雫は、ギラギラとした目を向ける格好の獲物がきたことに喜び、また樋口を挑発します。
そして、あの時と同じように、倒れた雫に
覆い被さって、雫の額に銃口を向ける樋口。
ひかりが「人殺しになってはダメ!あいつの思うツボになってしまう」と、声を張り上げて止めようとします。
しかし一方で、樋口の憎しみを増幅させるが如く、
未希(菊池桃子)を殺したときのことを細かに挙げ連ねて嗤う雫。
樋口は狂気に満ちた表情で、拳銃から雫の鉄球(ケトルベル)に持ち替えて、それを振り上げました。
そして、鈍く響く音。
鉄球は、雫の顔のすぐ横の床を叩き割っていました。
雫をどうやったら一番残酷に殺せるかと、ずっと考えていた樋口は、しかしそれは雫を苦しめることにはならないと気づき、雫へ「生きろ。平凡な
日常を生きるんだ」と告げたのでした。
これに、酷く苦しそうに顔を歪ませる雫。
雫からの入電後、10分での逮捕となりました。
一連の事件が解決し、息子の大樹(鳥越壮真)へ喜びの報告をする樋口。
そして、透の見舞いに行くと、意識はまだ戻らないものの、手に微かな反応が。
回復の兆しが見え、同じく見舞いにきていた森下志津(YOU)や森下 葵(矢作穂香)と喜び合います。
吉報はもうひとつ。
試用期間を経たECUは、その功績を認められ、晴れて正式運用されることに。
後任の署長(おかやまはじめ)から激励を受け、ひかりは、ECUの落合智明(安井順平)や緒方拓海
(田村健太郎)、森下 栞(石橋菜津美)らと喜び合いました。
しかし一方で凶報も。
雫の病院から警察署への移送時、車へ乗り込むときに報道陣に囲まれ
そのどさくさに紛れて、失踪中の本郷に刺殺
されてしまったのです。
その後、本郷自ら自刃。
この凄惨な光景を、野次馬たちがこぞって動画を撮っていました。
その動画が拡散され、これに感化された若者が、また面白がってナイフを振りかざす…
「女性拉致事件発生」被害者の命を救うため、今日もECUは忙しなく稼働し
樋口もまた現場へと走り出すのでした。
以上、ドラマ『ボイス 緊急指令室』10話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!
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