ボイス110 緊急指令室 9話 絶体絶命の透  あらすじ・ネタバレ

ドラマ『ボイス 緊急指令室』9話のあらすじ・ネタバレの紹介です!

[あらすじ]

本郷ホールディングスが関わる地下鉄駅拡張工事の現場でトンネル崩落事故が発生!

現場に駆けつけた樋口(唐沢寿明)は緊急指令室に救助要請を指示するが

ひかり(真木よう子)は
トンネル内から漏れるガスの音に気づく。

樋口と石川(増田貴久)は爆発の危険が迫るトンネルに入り、ひかりが聞き取った音を頼りに暗闇の中で生存者を探すが、ガス漏れによる爆発が
襲い…!

消防隊が消火にあたる中、樋口は開発反対派の一人から

本郷ホールディングスが絡んだ別の工事現場でも事故が起きていたという話を聞き、疑念を抱く。

そこに雫(伊勢谷友介)が現れて…。

雫の挑発に怒りを感じる樋口の隣りで、密かに雫と通じる石川は身を強張らせていた…。

本郷ホールディングスが絡む工事について調べていたECUは、ずさんな管理体制を突き止める。

そして、雫の殺人の証拠を探す樋口とひかりは

未希(菊池桃子)が残したボイスレコーダーから微かに海の音が聞こえることに気づき

雫が殺人を繰り返している場所が海のそばにある、と
推測する。

ひかりは内通の疑いがある石川をチームから外した方がいいと主張するが

樋口は石川が犯人に取り込まれた理由を自分が探ると話す。

樋口は、本郷ホールディングスの下請け
リストに石川の父親がかつて勤めていた会社の名前があることが気にかかっていた。そ

の頃、施設にいる父親を見舞った石川は、一人苦悶の表情を浮かべ……。

苦悩する石川が選ぶ道とは……!?

そして、殺人鬼・本郷雫誕生の秘密が明かされようとしていた…!

[ネタバレ]

本郷HD(ホールディングス)が関わる工事現場で地下トンネル崩落事故が発生し

残された作業員の救護に向かう樋口彰吾(唐沢寿明)と石川透(増田貴久)。

暗闇で視界が悪い中、無線機
から聞こえる音から状況を分析する橘ひかり(真木よう子)の指示を頼りに探っていきます。

配管の損傷によるガス漏れの音も聞こえ、危険が迫る中

最後の一人まで無事救助した樋口。

その直後に、ガス爆発が起こり、まさに間一髪の救助劇となりました。

消防隊も駆けつけ、消火活動が行われる中、樋口は開発反対派の人から

本郷HDが絡んだ横須賀の現場でも、ビルの
外壁崩落事故が起きたことを聞きます。

これに眉を顰める樋口。

そこへ本郷 雫(伊勢谷友介)がやってきました。

わざとらしく樋口の活躍を労い、拍手を送る雫。

そんな雫に樋口は「必ず
罪を暴いてやる」と宣戦布告し、二人は睨み合います。

その傍ら、体を強張らせる透。

雫は、帰る車に乗り込む直前、目の前にいる透に電話すると

「上杉から”例のもの”を譲り受けた」と伝えました。

それは、上杉が、透の持つUSBメモリ(上杉の押収品から抜き取った、雫に関する証拠データ)と引き換えに渡そうとした

透親子の秘密を記録したSDメモリでした。

雫は、ペンションで上杉を
殺害した時、それを抜き取っていたのでした。

その後、事件による騒ぎを恐れた本郷辰夫(伊武雅刀)は、形式的な謝罪会見を開いた後、報道関係者へ「これ以上の報道はするな」と圧力をかけました。

そして、樋口からマークされている雫へ「しばらくアメリカへ行ってろ」と命じる本郷。

けれど雫は、「今からがおもしろいのに」と全く逃げる気が無いことを告げると、顎を鳴らしながら「二度と
僕に指図するな。父さんでも許さない」と脅したのでした。

今回の崩落事件をきっかけに、本郷HDが携わる工事現場について調査したECU。

次々と、そのずさんな管理体制と安全性の欠如が露呈します。
そして、その責任を全て下請けに擦り付けるのが本郷HDの常套手段だと判明。

一方、多くの路上生活者を殺害した雫の犯行現場を探る樋口とひかり。

未希(菊池桃子)の残したボイスレコーダーに
ヒントが隠されていないかと思い至り、解析することに。

ひかりが波の音に気付き、犯行現場は海の近くではないかと推測します。

そして、内通者である透をチームから外すべきだと、樋口に提言するひかり。

けれど樋口は、透がどうして雫らに取り込まれたのか、まずはその理由を知りたいと

自ら調査すると申し出ました。

そうして透の身辺調査をした結果、以下のことが判明。

3年前、未希殺害事件が起きた直後のこと。

本郷HDの下請け「みなと第一工業」で働いていた透の父・義和(斎藤暁)は、クレーンの居眠り運転で、誤って運んでいた廃材を落し、作業員一人を死なせてしまったのです。

けれど、そのときの記憶は
朦朧としていてまるで思い出せない義和。

その現場に透と、上杉渉(手塚とおる)とその部下が数人やってきました。

そして、透へ「この事故のことは揉み消すから協力しろ」と取引を持ちかける上杉。

透はこの申し出を拒みます。

ならばと、部下に110番しろと命じる上杉。

透は「待ってくれ!」と叫ぶと、警察に通報しようとする男と揉み合い、突き飛ばしました。

すると運悪く、男は倒れ込んだ先の
尖った瓦礫に胸を貫かれ、絶命。

「親子揃って人殺しだ」上杉が発したこの言葉に、もう逃げられないことを悟った透は、このとき、彼らの手に落ちたのでした。

そして、上杉と取引を交わした直後、
最初に命じられたのが音声データの消去。

未希殺害事件の裁判にて、ひかりが「証拠となる音声があります」と主張するも

その音声が残っていなかったのは、透の仕業でした。

この事実を知った樋口は、
「この一連の出来事は、透を駒として利用するために、わざと仕組んだ奴らの罠だ」と推測。

そして、「あいつは俺のせいで道を踏み外した。俺が必ず救ってやる」と心に誓う樋口でした。

樋口は、行き着けの居酒屋に透を呼び出します。

そして、透の秘密を全て知ったと明かした上で、「なぜ加担した」と問いました。

これに「あいつらは俺たちが敵う相手じゃない。兄貴と俺を守るためだ」と
涙ながらに答える透。

樋口は、そんな透に「たとえ敵う相手じゃなくとも、結果が見えていようと、俺たちは負けちゃ駄目だ!絶対に」と力強く言い聞かせます。

そして拳銃を渡すと「俺は背中を向けるから、
構わず撃て」と透に命じました。

透は震える手でそれを受け取ると、銃口を樋口へと向けます。

けれど、引き金を引くことができない透は拳銃を置くと、その場を去って行ったのでした。

一方、雫の過去を探っていたひかり。

猟奇殺人鬼と豹変するキッカケとなった出来事を突き止めました。

それは27年前、雫が11歳の頃。

本郷の出張の翌日、母・千尋(河井青葉)と共に別荘へ遊びに来ていました。

そこで、地下の物音に気付いた雫は、本郷の凶行を目にしてしまいます。

ライバル会社の社長を椅子に縛りつけ、激しく罵倒し、暴行を加え、そして挙句の果てに、ナイフで刺し殺してしまった、その一部始終を。

騒ぎに気付いてやってきた千尋は「見ては駄目!」と雫の目を手で覆いました。

それでも雫は、千尋の指の隙間から血塗れの男を凝視し

視線を離せないままでいました。

そして翌日、千尋はその別荘にて
首を吊り、自ら命を絶ったのでした。

この衝撃的な報告を受けた後、樋口の携帯に「借りを返す」というメッセージが透から送られてきます。

これに、一人で雫と対峙しようとする覚悟を感じ取った樋口。

急いで、透を探しに行きます。

その頃、樋口の予想通り、雫と対峙する透。

銃口を雫に向け「これで終わりにする」と告げました。

しかし躊躇いを突かれ、殴り飛ばされてしまいます。

そのまま何度も蹴られ、
昏倒する透。

雫は、その透のジャケットからUSBメモリー(上杉の押収品から抜き取ったもの)を取り出すと、投げ捨てました。

そして、気を失った透を別荘の地下へと連れ込んだ雫。

透へと、今まさに、鉄球
(ケトルベル)を振りかざします。

以上、ドラマ『ボイス 緊急指令室』9話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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