[男子50km競歩 開催日・場所]
2021年8月6日(金曜日)5時30分~10時00分に開催されます。
開催場所は北海道、中心部である札幌駅前通がコースとなっており
20km(男子/女子)は1kmの周回コース、50km(男子)は2kmの周回コースとなっています。
[男子50km競歩・メダル候補]
2019年世界選手権金メダルの鈴木雄介(富士通)が代表を辞退したため
世界記録保持者のY・ディニ(Diniz/フランス)への注目度がより大きくなっているようです。
自己記録は日本記録より4分以上速く
優勝した17年世界選手権でも銀メダルの荒井広宙(富士通)を8分05秒も引き離した実力者です。
しかし、19年世界選手権を途中棄権した後
一度もレースに出場していないことと
現在43歳ということもあり動向が注目されています。
また、もう1人の外国人金メダル候補がM・トス(Toth/スロバキア)です。
トスは15年世界選手権、リオ五輪と連続優勝した選手で、
3時間34分38秒の世界歴代3位の記録を持っています。
しかし、16年以降は3時間40分を切っていません。
世界的に若手の台頭がなく、18年は野田明宏(自衛隊体育学校)
19年は川野将虎(旭化成)、
21年は丸尾知司(愛知製鋼)と
日本勢が4シーズン中3シーズンで世界リスト1位を占めています。
20年はコロナ禍のため50kmの国内大会が行われず
3時間41分15秒のトスが1位でした。
そんな中、日本勢も世界記録更新は十分可能だといえます。
川野選手や丸尾選手は選考レースのラップで世界記録を部分的に大きく上回っており
勝木隼人選手(自衛隊体育学校)と共に3人で金メダル獲得に
挑戦します!
川野将虎のプロフィール
種目 競歩
大学 東洋大学総合情報学部総合情報学科
生年月日 1998年10月23日
出身地 宮崎県日向市、静岡県小山町
身長 177cm
体重 60kg
[概要]
自衛官の父が熊本市勤務時に、宮崎県日向市で生まれる。
日向市は父の実家のある場所だった。
小中学校は静岡県小山町にある学校を
高等学校は静岡県御殿場市にある学校をそれぞれ卒業した。
2019年10月27日、第58回全日本50km競歩高畠大会(山形県)において
3時間36分45秒の日本新記録で優勝し
2020年東京オリンピックの日本代表選手に選出された。
2021年度より大学の同期で
20km競歩で内定している池田向希とともに旭化成への入社が内定している。
勝木隼人のプロフィール
種目 競歩
所属 自衛隊体育学校
大学 東海大学卒
生年月日 1990年11月28日(30歳)
出身地 福岡県大野城市
身長 168cm
体重 63kg
趣味 カメラ
[概要]
大野城市立平野中学校、福岡県立武蔵台高等学校卒業。
2010年5月、東海大学在学中、大学2年生で競歩を始める。
日本インカレでは2011年、2012年に10000mWを連覇した。
卒業後はアルバイト生活などを
経て、2014年に自衛隊へ入隊。
2015年に社会人競歩の強豪、自衛隊体育学校に入校すると
専門種目を50kmWに転向。
2017年10月、全日本競歩高畠大会を優勝すると
翌年5月の世界競歩チーム選手権では、
個人準優勝、団体優勝の成績を収め
暑熱環境下で開催された同年8月のアジア大会では優勝した。
2019年の世界陸上競技選手権ドーハ大会にも出場し
暑熱環境下での活躍が期待されるも、体調不良により
27位に終わる。2016年に結婚。
2019年9月20日に第一子となる長男が誕生している。
2021年6月22日、コンディション不良により
2020年東京オリンピック日本代表を辞退した鈴木雄介に代わり代表に繰り上げられた。
丸尾知司のプロフィール
種目 競歩
生年月日 1991年11月28日 (年齢 29歳)
出生地 京都府
体重 60 kg
身長 175 cm
学歴 びわこ成蹊スポーツ大学、 洛南高等学校
[概要]
丸尾知司選手は京都府出身。
体の軸がぶれない安定したフォームが特長で男子50キロ競歩では
2017年の世界選手権で4位に入賞。
東京オリンピックの代表選考を兼ねた2019年の山形県での大会では
レース終盤
まで優勝を争い2位で内定を逃す。
この時にマークした3時間37分39が自己ベストで日本歴代2位の記録。
雪辱を期した2021年4月の石川県での日本選手権で優勝して
初めてのオリンピック代表を勝ち取る。
以上、『男子50km競歩』いつ開催?どこでやるの?メダル候補は?川野将虎・勝木隼人・丸尾知司のプロフィールの紹介でした!
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