好きな人がいること 7話 兄弟それぞれの思い あらすじ・ネタバレ

ドラマ『好きな人がいること』7話 あらすじ・ネタバレの紹介です!

[あらすじ]

柴崎千秋(三浦翔平)の制止も聞かず、冬真(野村周平)は夏向(山﨑賢人)が本当の兄弟ではないと言い放った。

それは、今まで千秋が隠し続けて来た事実だった。

しかし、突然のことに
夏向は信じられない。

傍にいた櫻井美咲(桐谷美玲)も唖然とするばかり。

すると、冬真は夏向の本当の妹だと西島愛海(大原櫻子)を連れて来た。

愛海は、実の兄、夏向を探していたと言う。

愛海の母、つまり夏向の本当の母親が重篤な病で苦しんでいて、一刻も早く輸血が必要な治療をしたいらしい。

しかし、母親は珍しい血液型なので、血のつながった夏向に輸血を頼みたかったのだ。

いきなりの事に、動揺を隠しきれず夏向は出て行ってしまう。

美咲は追いかけるのだが、かける言葉が見当たらなかった。

柴崎家に戻った美咲は、冬真に夏向が心配ではないのかと問いかける。

だが、冬真は自分のせいでこんなことになったと言いたいのかと怒ってしまう。

美咲や千秋は、いつも夏向の味方で、自分が本当の兄弟でない方が良かったのではないかと言い放ち、冬真も家を
出て行ってしまった。

冬真とすれ違いに、夏向が帰ってくるのだが…。

翌朝、美咲は夏向の部屋に食事を持って行く。ノックをするのだが返事がない。

美咲が部屋に入ると、そこに夏向の姿は
なかった。

冬真も昨夜出て行ったきり。

美咲は千秋とともにレストランの予約客にキャンセルの連絡。

シェフ不在では店が開けられない。

千秋は、夏向を傷つけてしまったのではないかと
自分を責めていた。

[ネタバレ]

兄弟の中で柴崎夏向(山崎賢人)だけ血が繋がっていないことを西島愛海(大原櫻子)から聞いたという柴崎冬真(野村周平)。

『西島愛海さん、夏向の本当の妹さん』冬真は愛海を紹介し、
夏向の母親が血液系の重い病気にかかっており

夏向の輸血が必要だと説明した。

『もう夏向さんしか頼れる人いなくて、お願いします!』

『…意味わかんねえ』夏向は飛び出して行ってしまった。

『少しは夏向の気持ち考えろ!』冬真を責める柴崎千秋(三浦翔平)に冬真は千秋が黙っているせいだと言う。

『俺だって意味わかんねえだよ!!秘密を守って、そんなの自己満足だからな!』

夏向を追い、声をかけた櫻井美咲(桐谷美玲)。

しかし夏向は何も言わず去っていった。

なぜあんなことを言ったのかと冬真に問う美咲。

『美咲ちゃんまで…にいちゃんも親父もそうだった。
血が繋がってないの俺だったらよかったのにな』

夏向は戻ってきたが、入れ違いに冬真が出て行ってしまった。

美咲は夏向に声をかけたいという気持ちにかられるが、夏向のドアをノックしようとしてやめた。

夏向はベッドに寝転がって、幼い頃の3兄弟が写った写真を見つめていた。

翌朝。『夏向~、おはよう!朝ごはんできたよ!』

美咲が夏向の部屋のドアを開けると、そこに夏向の姿はなかった。
シェフの夏向がいなければ店を開けることができない。

美咲は今日の分の予約キャンセルの電話に追われていた。

『俺が間違ってたのかな…』夏向に告げるべきだったのかと後悔する千秋は
5歳の頃、父親がお前の弟だと突然夏向を連れてきたと語る。

その日から夏向のことを絶対に守るのだと言う気持ちでやってきたこと

しかしそんな自分が夏向のことを傷つけることになってしまったと
千秋は美咲の前で涙を流した。

レストランから自宅に戻った美咲が夏向の携帯にかけると、家の中から着信音が…

夏向はスマホを追いたまま出て行ってしまったらしい。

その時美咲は夏向の部屋のゴミ箱に
夏向の出生に関する書類が捨てられていることに気づいた。

そこには母親の欄に『磯山渚』の文字があり、柴崎兄弟の父母は養父と養母となっていた。

『千秋さん、これ!』美咲が千秋に書類を見せると、
千秋は尾道の病院に入院してるという夏向の本当の母親に会いに行ったのではないかと推測。

千秋は夏向を産んだ磯山渚という女性がかつてSeasonsの従業員で、必ず夏向を引き取るという約束で千秋の父親らが夏向を預かったこと、
しかし夏向の母親は約束を破り、夏向をそのまま引き取りに来なかったことを美咲に明かした。

美咲と千秋は尾道に向かうことになるが、その途中、出て行ったきり行方が分からなくなっている
冬真の居場所がわかったとの連絡が高月楓(菜々緒)からあった。

千秋が冬真を、美咲が夏向を迎えに行くことになり、千秋と美咲は別れた。

千秋は楓と合流。楓が知り合いにいろいろ聞いた結果、
冬真が寝泊まりしているらしいアパートがわかった。

『千秋さ、もう少し私のこと頼ってよね…』アパートの前に冬真が現れた。

『行ってくる』その頃。1人尾道駅に降り立った夏向は母親が入院しているという病院へ。

ベッドの上の母親らしき人物の前に立った。

『あの…どなた?』そこへ愛海がやってきた。

『愛海のお友達?』

『友達です、愛海さんの』

『でも愛海にこんなにかっこいいボーイフレンドがいるとわかって安心しました。
愛海は1人娘で、内気な子で…』

『1人娘』という言葉を聞いた夏向の表情が変わった。

その頃、冬真と対峙した千秋。

冬真は小さい頃から父親が夏向ばかり可愛がっていたこと、夏向がいなければ自分ももっと父親から料理を教われたのにと
悲しい思いを千秋に打ち明けた。

『もういいでしょ、これ以上みじめな思いしたくないから』

『お前何もわかってないんだな…ちょっと来い!』千秋が冬真を連れ出した。

愛海はさっきの母親の言葉と
はるばる遠くまで呼び出したことを謝罪。

自分も夏向という兄がいることを千秋の父親がかつて出した手紙をこの夏偶然見つけて知ったのだという。

『母がしたことは本当に許されないことだと思います。
それが今更助けてなんて…夏向さんからしたら本当に都合のいい話だと思います。でも私にとってはたった1人の母なんです。だからどうか母を助けてください、お願いします!』

夏向は血液を提供することを了承。
自分のことは母親には言わないでくれと言い残し、出ていった。

尾道に着いた美咲は愛海から一部始終を聞いた。

やがて目覚めた愛海の母親。

『ねえ愛海…』その頃、冬真を連れSeasonsを訪れた千秋。

『この広い厨房を見ろよ!夏向はお前のことを待ってんだよ!』もう1人シェフを雇うという千秋の提案を夏向は冬真の枠を開けて待っていたいとずっと断っていたのだ。

千秋は父親のレシピノートを冬真に手渡した。

話を愛海から聞いた美咲は海岸で夏向を発見した。

『夏向にしかできないことしたんだね、それってすごいことだよ。ってことでご褒美!』美咲は買ってきたアイスを夏向に手渡し、2人は黙ってアイスを食べ始めた。

『全然実感湧かなかったわ…』実母にあったという実感も、今更兄弟じゃないという実感もまったく湧かないと語る夏向。

血が繋がっていないことをまったく感じさせない育て方をした
両親や千秋のことをすごいと夏向はただただ感心。

美咲は世界で1番あったかい嘘だと言った。

『今更知ったところで親父に礼も言えないけど。最後の約束も守れなかったし…』

以上、ドラマ『好きな人がいること』7話 あらすじ・ネタバレの紹介でした!
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