コントが始まる 1話 演技なのかアドリブなのか ジワジワくる笑いが面白い あらすじ・ネタバレ

ドラマ『コントが始まる』1話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

[あらすじ]

コント『水のトラブル』。

明転したステージに現れたのは、春斗(菅田将暉)、瞬太(神木隆之介)、潤平(仲野太賀)のお笑いコントトリオ『マクベス』。

売れない芸人による取り留めの
ないコントの「前フリ」部分が始まる…。

そして映像は、そのコントを自宅で見ている里穂子(有村架純)へと繋がっていき…。

鳴かず飛ばずの日々を過ごすお笑いトリオ『マクベス』で
ツッコミを担当する春斗は、結成10年を前に、ある決断を迫られていた。

一方、1年半前に訳あって大手企業を辞めた里穂子は、姉の世話を口実に上京して来た妹・つむぎ(古川琴音)と
同居しながらファミレスでウェイトレスをしていた。

偶然里穂子の働くファミレスに来店したマクベスの3人は、やがて常連客として定期的にファミレスでネタ作りをするようになり…。

彼らがネタ作りに励む姿を見るうちになぜか興味を惹かれ、いつの間にか隠れファンとなっていた里穂子。

日々は流れ、気づけば里穂子にとって、マクベスの存在は生きがいのようになっていた…。

しかしある日、初めてマクベスのライブを訪れた里穂子を待っていたのはトリオ解散という重大発表!呆然と帰路についた里穂子は、突然春斗から声をかけられて…。

失敗が許されない
世の中で、『大失敗』の人生を歩む人々。

20代後半、様々な決断を迫られる「最後の青春」にもがく、涙と笑いの青春群像劇。

この出会いが、俯く日々に希望の香りを漂わす全ての始まりであった。

[ネタバレ]

高岩春斗(菅田将暉)、朝吹瞬太(神木隆之介)、美濃輪潤平(仲野太賀)のお笑いコントトリオ『マクベス』は結成して10年。

鳴かず飛ばずの日々を過ごしていました。

春斗がお笑いに興味を抱き始めたのは
12年前の学園祭。

潤平が「学園祭でコントをやろう」と春斗を熱烈に誘ったのです。

ネタは春斗が作成。

緊張の面持ちで本番を迎えますが、客はまばらで、成功とはいえない結果に。

けれど、滅多に生徒を
褒めない厳しかった担任・真壁権助(鈴木浩介)が「めちゃくちゃ面白かった。よく出来ていた」と評価。

それが何より嬉しかった春斗は、高校卒業時、大学には進学せずお笑い芸人の道に進むことを決意。

潤平を誘って、二人の『マクベス』を結成しました。

この時、春斗と潤平の両親は大反対。

それを説得するために、「10年やっても売れなかったら芸人をキッパリ辞める」と約束したのでした。
一方、春斗たちと仲が良かった瞬太は、パズルゲーム「ぷよぷよ」の全国大会に出場し、優勝。

プロゲーマーの道に進みました。

しかしプロの道は厳しく、5年後、「若い子に歯が立たなくなってきた…」と
プロゲーマーを引退します。

その頃、『マクベス』もまた全く売れず、何かテコ入れをしなければと思っていました。

そこで春斗は、瞬太を『マクベス』に誘うことに。

こうして、3人の『マクベス』が誕生。
それから3人は、同じアパートで共同生活を始めたのでした。

今から一年半前に大手企業を辞めた中浜里穂子(有村架純)は、姉の世話を口実に上京して来た妹・つむぎ(古川琴音)と同居しながらファミレス
『メイクシラーズ』でウェイトレスをしていました。

偶然、里穂子の働くファミレスに来店したマクベスの3人は、やがて常連客として定期的にファミレスでネタ作りをするようになります。

里穂子は、彼らがネタ作りに励む姿を見るうちになぜか興味を惹かれ、いつの間にか隠れファンに。

3人が住むアパートの隣がちょうど空き部屋になっているのを知ると、そこに引っ越してしまうほど。

気づけば、マクベスの存在は、里穂子にとって生きがいのようになっていました。

そんな中、初めてマクベスの単独ライブを訪れると「マクベス解散」というショッキングな発表が。

次回の単独ライブを
もって解散するとのこと。

呆然と帰路につく里穂子。

そのとき、春斗から声を掛けられます。

じつは、ファミレスで出会う前に、すでに出会っていたと話す春斗。それは一年半前、里穂子が会社を辞め、公園の
ベンチで泥酔していた夜でした。

春斗が里穂子を心配して声をかけると、泥酔していたせいか、悪態をつかれ「あっちに行け!」と言われてしまいます。

そこで仕方なく、酔い覚ましのためにとペットボトルの
水だけ置いて、立ち去ることに。翌朝、里穂子がいた場所に行くと、里穂子の姿はなく、置いて行ったペットボトルの水がなんとメロンソーダになっていました。

これが不思議で、ずっと気になっていた春斗。

今回のライブネタ「水のトラブル」(手に触れた液体を全てメロンソーダにしてしまうラーメン店の従業員と、そのトラブルの解決にやってきた作業員のコント)も、里穂子とのエピソードから発想を得たものでした。

春斗は、その疑問を里穂子にぶつけました。

当時のことは酔っていてよく思い出せない里穂子でしたが、おそらく、食品会社を辞めた日、デスクの持ち物を持って帰っていたので、会社の製品である粉末ジュースを
入れたのかもしれない、と答えました。

謎が解けた春斗は、すっきりした表情をみせます。

そんな春斗に、なぜ解散してしまうのかと問う里穂子。両親と、10年やっても売れなかったら辞める約束だったと、正直に答えます。
すると里穂子は「売れないのはわたしのせいだ…。わたしが疫病神だから」と言い出します。

なんでも、好きになった雑誌が廃刊になったり、お気に入りのアパレルブランドが倒産したり、会社を辞めた途端に株価が
上がったりと、里穂子が関わるもの気に入ったものは、すべて不運に見舞われるという。

春斗はそれを否定し、「疫病神がいるとしたら、それは自分だ」と断言。

「俺が潤平と瞬太をマクベスに誘っていなければ、
彼らは順風満帆な人生を送っていたはず。

きっと彼らは後悔しているに違いない」と。すると今度は、里穂子がそれを全否定。

「ファミレスで見かけていた3人の時間は、後悔するような時間には見えなかった。

嫉妬するほど、輝いて楽しそうに見えた」と力説し、最後に「マクベスは私の人生の支えです」と語りました。それを聞いた春斗は、思わず涙してしまうのでした。

 

以上、ドラマ『コントが始まる』1話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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