BG〜身辺警護人の第2話のあらすじ
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朝、章(木村拓也)とその息子瞬は朝の準備をしています。相変わらずうまくいっていなそうな中、テレビでは「赤羽老人ホーム殺人事件」の判決が行われるというニュースが流れていました。
日ノ出警備保障警護課に出勤すると相変わらずそのニュースが流れています。課長の村田(上川隆也)から新しい警護の依頼があったことを告げられます。
「赤羽老人ホーム殺人事件」の裁判を担当している裁判官行永辰夫(田中哲司)の家で放火事件が発生したのです。
人権派の裁判官、行永辰夫(田中哲司)宅の玄関先の自転車が燃える、放火事件が起きます。
行永は一審で死刑判決の出されたこの事件を無罪にするのではと言われていて、それを反対する何者かによる脅迫行為と警察は判断しました。
行永には警視庁のSPが付き、行永は妻の亜佐美(大塚寧々)にBGを依頼します。
亜佐美の警護には、菅沼まゆ(菜々緒)と島崎章(木村拓哉)が付きます。
転居して3年の自宅で、こんなことは初めてだという行永。
行永の家に行くと、そこには落合(江口洋介)の姿が。
一方、亜佐美は武器を持たない民間のボディカードであるBGに対して依頼費用を支払うことにあからさまに不信感を見せます。
「片時も離れずどこへでも付き添ってください」妻の身を心配しながら出かける夫に
「気をつけて。いってらっしゃい」と夫を送り出す妻。
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行永を送ったあと亜佐美は、食器洗いや玄関掃除をまゆと章に頼みます。
章は言われたように快く従います。
玄関先を掃除しながら章は、収納されている靴は派手なブランドものばかりかが並んでいるものと思いきや意外にそうでもないことに気がつきます。
章はゴミをまとめてゴミ捨て場にいくと、置かれていた新聞袋の一番上にある不動産のチラシが目に入ります。
新築マンションの写真が載っています。新築の住居にいながら、なぜ?と不思議に思います。
職場で1日のスケジュールの確認をSP落合(江口洋介)と取りながら移動していた行永が女に襲われます。
事件で殺された犯人の娘でした。行永宅の放火への関与はなく、犯人ではないとわかります。
同時に他に犯人がいることになります。行永はそれを知っても、裁判官らしく冷静に対応します。
一方、亜佐美は外出し、美容室やブランド店で買い物して回ったりとわがまま放題。
それに、ついて回るまゆと章。
買い物している店の対応から常連である様子が伺えます。
章はあちこち買い物や美容室も何か違う他の目的があるのではないのか?と亜佐美を監視しながら、まゆと章は疑問についての話をやり取りしています。
と、少し目を離した隙に、亜佐美は警護をまこうとします。
人に会いたいからだと亜佐美はいいます。
相手は、年下の若い男性で、不動産会社の営業マンの三上(石黒英雄)でした。
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都心のマンションに引っ越したいという相談をしているといいます。
まゆは不倫を疑いますが、話が終わったあと亜佐美の態度が一変します。
一変した理由を章が問うと、突如クビ宣告されます。
章はその旨を行永に報告します。そして放火されていたのが、亜佐美の自転車であったこともあり、狙われていたのは亜佐美ではないかという見解を伝えます。
行永自身も妻の不貞を疑っていました。
事実を知った行永は、はじめ受け入れようとしませんでしたが、男に関する情報を求めました。
行永は自分の身分は倫理に乗っ取った生活が大事で、私生活が乱れている裁判官が下した判決に信頼性がなくなるという懸念から妻の行動を調べるべくBGを雇ったのでした。
しかも、妻が会っていた男は、裁判の関係者(被害者家族)の可能性があるとわかり、行永は警察に知らせずに家に連れて帰るよう依頼します。
そんな中、亜佐美がBGの隙をついて姿を消してしまいます。
亜佐美はレンタルガレージにいました。
立派な夫との、いつも正しく穏やかに、贅沢はしてはいけないという窮屈な生活に疲れた亜佐美。
そこは憩いの場所として、こっそり買い物した物を置き、ほっと息を抜いて一人になれる時間を持てる場所だったのです。
そして、その場所は三上が紹介したものでした。
三上には以前に行永が下した判決によって妻を失った過去がありました。
実は亜佐美を殺すために近づき、その目的は亜佐美を殺すことで行永を動揺させることでした。
章は亜佐美に三上の素性と真実を伝えます。
ショックを受け動けなくなっている亜佐美を連れだそうとする章。
その行く手を三上が塞ぎ、襲いかかります。
その手には、トンカチ。武器何も持たない章ですが、ひるまず格闘の末、無事制止します。
連行されていく三上を見つめ、「その人も被害者なんだ」と呟きます。
外に出ると、SP落合にまた皮肉を言われますが、「武器なんてない方が強くなれる」。と章は強く言い返しました。
「自分を偽っていた、嘘をついていた、本当は妻が心配だったのだ」と吐露する行永に、章はその続きは亜佐美に話すよう諭します。
また、「だまされて馬鹿なことをしていた、後悔で合わす顔がない」という亜佐美の背中を押します。
章の計らいによって、行永と亜佐美はお互いの気持ちを確かめ合うことができたのでした。
その後、身辺警護課を辞めた高梨ですが、章に対して交錯する思いを抱きながら「身辺警護課を背負うことにした」と戻ってくることになります。
ある夜、帰宅途中の章の前に突然大臣の立原が現れます。
立原は現在の専属SPが気に入らず、落合に打診していましたが、いなされていました。そこで、章にプライベートでBGを依頼したいと伝えます。
章は会社を通すように促し、立ち去ります。
帰宅後、息子俊(田中奏生)にBGの仕事をしていて、いつ死ぬかわからないからと片付けをしていた理由を伝えたのでした。
感想
誰もが羨む裁判官の妻。そんな人でも苦しんで生きている部分があるんだなと思いました。
そのストレスを犯人に知られてしまい今回の事件が起きてしまったのではないかと思います。
この事件をきっかけに夫婦がもっと分かり合えて行けることを切に願います。
そして章のBGとしての心構えには感心させられます。
依頼人の身体の危険だけで
はなく、心のケアまで出来てしまう。凄いですね。最後に走り去る落合の車に叫んだ「武器を持っていない方が強くなれるんだ!」という言葉に心が沸き上がりました。
最後に警護課に高梨が復帰したり、愛子がプライベートの警護を依頼してきたりと次々と目が離せない展開に。
また、章に興味を持った大臣立原の依頼から、BGと関わりを持っていきそうです。
立原はSPも付けているので、SP落合とBG章の間でまたぶつかりそうな予感です。
落合がBGの必要性、存在を認めていくようになるのでしょうか。
章はそれを証明できるのでしょうか。
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