鍵のかかった部屋 7話 狐火の家 ちょっと異質ストーリー あらすじ ネタバレ

 鍵のかかった部屋 7話

ドラマ「鍵のかかった部屋」第7話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

 あらすじ

モナコへグランプリを見に行くという芹沢の前に、

長野からやってきた遠藤という男性が現れる。

彼は友人を助けて欲しいと、密室殺人があった事件の依頼をしてきたのだ。

西野という男の娘の愛美が

何者かによって柱に頭をぶつけられ、

脳内出血で亡くなったという。

頬には殴られた跡がのこっており、他殺の可能性が高い状態。

それに、西野の家のタンスの引き出しが荒らされ、

金塊がなくなっていたというのだ。

だが、現場は密室。

そこで一番に疑われたのは、第一発見者の父親の西野。

だが、犯人は猛という殺された娘の兄かもしれないと言い出す遠藤。

彼は4年前、同級生を刺して連行される最中に逃走したまま行方不明になったようで。

猛ならやりかねないというのだ。

結局芹沢はモナコに行ってしまい、

強引にこの案件をまかされた純子は、

調度面白い錠があるということで、

長野へきていた榎本をナイスタイミングと言うことで引き止め、

捜査を手伝ってもらうことに。

事件現場は、築100年も立つような由緒ある家。

だが、1箇所だけ窓が開いていたという。

でも、そこはぬかるみがある場所なので、

犯人の足跡が残っていないため、そこから出入りしたとは考えられない。

目撃者は、不審者は誰も西野の家に入った様子は見受けられないし、

直前まで亡くなった愛美と電話していた友人は、

「誰」と叫んで通話が切れたというのだ。

それに何かこの村に来てから、どうにも寒気がするという純子。

そこでキツネ火を見てしまった純子の恐怖はMAX状態に!!

西野の2番目の娘の明日香が白い服を着て立っていたので、

幽霊と勘違いしてしまい、大声で悲鳴をあげてしまった純子。

だが、事件があった前日、猛を見たという者も出てきたよう。

そこで話を聞いてみると・・・

フードを被った男を目撃したというのだが・・・

雨が降っており顔までは確認できなかったようなのだが・・・

皆、昔から猛を知っているので、間違えないと断言。

西野は猛がいなくなってから、家に特殊な鍵をつけていた様子。

ここは顔見知りばかりの住む村。

だから、ご近所でのつながりも深いので、どの家も鍵などかけないようだが、

西野の家だけは違ったようで。

そして、調査を進めると、榎本は、

近くのリンゴ園で使われていた脚立が、

事件の合った日に濡れていたことを、ここで働くおばちゃんから聞く。

そして、西野の家の庭には3つのくぼみが発見されていた。

そこには、マメコバチの死骸がついていたのだ!!

それは、生息範囲が狭いリンゴ園から、

恐らく脚立の脚につけられて持ち込まれたもの。

脚立が西野家で使われたのは間違いない事実。

だが、事件があった時刻には、リンゴ園のおばちゃんが脚立を使っていたのだ。

犯人は前日に何のためにその脚立を使ったのか…。

ひとまず犯人は別にいるということで、西野を解放するように手配する純子。

そして翌日、東京のアパートで警報機が鳴っている部屋が

発見されたという話が遠藤から聞かされる純子。

その部屋で、西野の家から盗まれた金塊が発見されたのだ。

どうやら借りていたのは、猛だったよう。

彼は借金があり、取立てから逃げていたようでしかも、

彼は薬物を売っていたというのだ。

だが、榎本は、金塊を置いたのは別人ではないかというのだ。

もし、家に入ったのが、猛なら、警報機を解除しないのはおかしな話。

もしや、偽装した犯人は、アラームの音を聞いたことがなかった。

もしくは警報システムを知らないか・・・。

そんな環境にいたのは西野。

すると、純子は西野の家にいたのは幽霊ではないのかと言い出したのだ。

だが・・・そのヒントで、榎本がついに答えにたどり着く。

「この密室は……破れません」

そして、もう一度西野の家に行き、西野、遠藤たちに事件の全貌を語ってみせる榎本。

愛美を殺したのは・・・猛。

では、猛はどうやって外へ?

「どこにも 逃げてはいませんよ。なぜなら、事件が起きたとき、この家は正真正銘の密室だったからです」

事件の前の日、猛は家に戻って来たものの、

3人は遠藤の家に行っており不在。

そこでネジしまり錠がバカになっている窓を知っていた猛は、

リンゴ園から脚立を借りて2階の窓から侵入したのだ。

そして、翌日、部活のため帰宅してきた家の中で、

愛美は猛と遭遇してしまったようで

そこで愛美は家を出て行けと叫び、

逆上した猛によって突き飛ばされ、

運悪く柱で頭をぶつけて死亡させられてしまった。

戻って来た西野は、居間で倒れている娘を見て半狂乱に。

だが、そこに猛がいたことで全てを悟った。

「愛実さんを殺した猛さんを…。西野さんが殺したんです」

これは事故で、起こってしまったことは仕方ないと、

簡単に言う猛。

妹が、家族がどれだけ苦しい想いをしてきたかなど、

全く考えてない、一方的な発言。

しかも今度は警察にマークされていると知り、

海外へ逃亡するから、軍資金を、遺産として渡せと迫ってきたのだ。

金塊の3分の1は自分に分け前があると主張。

だが、今は愛実が死んだので2分の1がもらえるのかと笑ったのだ。

怒りを抑え、金塊の場所へ案内し、

好きなだけもって行けと行った西野。

そして、猛が嬉しそうに金塊を手にしていたその時・・・

ネクタイで首を絞め、殺害してしまった。

彼の遺体が浮き上がってこないように、金塊を重しにして—–

西野は遺体を便槽に モルタルを流し込んで固めた。

トイレで純子がみたキツネ火は、

死体が バクテリアによって分解される際リン化合物が 光って見える現象なのだ。

そして、全ての偽装が終わった後、

1箇所だけ窓を開けて、外部からの犯行にみせかけたのだが・・・

外に足跡がなかったことで、逆に密室ではないかと思われてしまったのだ。

この密室は意図して作られたものではなかった。

そして、釈放された西野は、猛の家に金塊をおいて、

彼を犯人に仕立てようと偽装したのだ。

すべては明日香のためだろう?

残された娘をひとりにさせないために。

返答を求める遠藤。

そして・・・がくりと膝を折った西野は、4年前、

猛が家を出てほっとしたと告白しだしたのだった。

彼が・・・息子が怖くて憎かった。

むしろこの家に戻ってくるなと思っていたという西野。

家族である限り、彼は死ぬまで自分達と関わりがきれることはないのだ。

自分が死ねば・・・

今度は娘達が猛の存在に怯えさせられ、傷つくことになるのだ。

「後悔してるんだよ。あいつを殺したことじゃない。どうして、もっと早く殺さなかったのかって。そうすれば、愛実が死ぬことも、明日香が独りぼっちになることもなかったのに!!」

息子であって、息子ではない存在。

ずっと怯えて生きていくことに耐えられなくなったとしても

仕方ないほど最低な息子を持ってしまった父。

愛する娘たちを守るため、息子を手にかけた・・・。

その気持ちは情状酌量の余地があると想いたい。

でも・・・愛実はもう戻ってこないのだ・・・。

以上、ドラマ「鍵のかかった部屋」第7話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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