大恋愛~僕を忘れる君と~ 軽度のアルツハイマー病・・・第2話 あらすじ・ネタバレ

ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と~」の第2話あらすじ・ネタバレ紹介します!

[あらすじ]

真司(ムロツヨシ)のアパートへ急ぐ途中、交通事故に遭ってしまった尚(戸田恵梨香)。

病院へ運ばれ検査するも、
幸い大きなケガはなかった。

だが、偶然、尚のMRIを目にした侑市(松岡昌宏)は、尚の脳に軽度認知障害の兆候を感じ取っていた…。

交通事故に遭ったことなど気にしていない様子の尚が、真司と一緒にアパートで過ごしていると、侑市から連絡が入り会う約束をする。

結婚を自分勝手に破談にしてしまったことに負い目を感じていた尚だったが、侑市がまさか自分の脳に起こっている異変に気付いたとは
思ってもいなかった。

翌日、婚約解消の話を進めるつもりで侑市に会った尚は、軽度認知障害の疑いがあると聞き、簡単な“物忘れ検査”
を受けることに。

一方、尚の母・薫(草刈民代)は一人で真司のアパートを訪ねていた。

そして「娘と別れてほしい」と真司に手切れ金の
入った封筒を手渡し…。

[ネタバレ]

『ごめん!交通事故に遭っちゃって…』間宮真司(ムロツヨシ)の自宅に産婦人科医・北澤尚(戸田恵梨香)がやってきた。

驚く間宮に、すべて検査は問題なかったことを伝える尚。

2人は尚が買ってきたおにぎりとインスタント味噌汁を向かい合って食べ始める。

すると、尚の携帯が鳴った。

無視しようとする尚に『出たほうがいいよ』という間宮。

電話の相手は精神科医・井原侑市(松岡昌宏)だった。

『今から会えないかな?』『今日はちょっと…』尚が断り、明日の朝、会う約束をした2人。

『すいません、今回のことは』と尚が謝ると、
『それは全部あってから話そうよ』と侑市は諭す。

尚にMCI(軽度認知障害)の兆候が見られるということで、侑市は動揺していた。

コンビニからの帰り道。『いろいろちょっと焦りすぎじゃない?
だから交通事故に遭うんだよ』という間宮に、『だから今日は帰らない』と尚は笑う。

間宮は尚の手をそっとつなぎ、2人は並んで歩く。

尚は幸せを噛み締め、思わず笑顔が溢れてしまうのだった。

翌朝、侑市の病院のロビーに尚がやってきた。

2人は祐一のオフィスへ場所を移す。

『この頃、約束を忘れてしまうことってあるかな?例えば、ずっとクリニックに来ている患者の存在を忘れてしまったり、
買い物したのを忘れて、何度も同じものを買ってしまったりとか…』と切り出した侑市。

尚はないと答え、この MR画像に問題は見られないと主張。

侑市もそれを認めるが、その分野の専門医として引っかかるものが侑市にはあるらしい。

簡単な物忘れテストを受けて欲しいという侑市に、『それはずばり私に若年性アルツハイマーの疑いがあるということでしょうか?』と尚は切り込んだ。

『いや、今はMCI(軽度認知障害)の疑い』

侑市はMCIだった場合、早めの対処で病気の進行を食い止めることができると、尚を熱心に説得する。

尚は検査に応じ、合わせて婚約破棄の手続きを進めて欲しいと伝えるが、
それは次の機会に話そうとはぐらかされるのだった。

その後、尚は物忘れテストを受け、病院を出た。

同じ頃、間宮のアパートに北澤薫(草刈民代)が訪れ、『どういうつもりでうちの娘と付き合っていらっしゃるんですか?
一体どういう魔法をかけたのかしら!?』と声を荒げていた。

何事にも冷静だった尚の様子が最近おかしいと薫は語る。

尚の婚約の破談の責任が間宮にあると勘違いしている薫に、間宮は『娘さんにそそのかされたから、
抱きました。それだけです』と切り出す。

すべては尚の判断で、自分がそそのかしたわけではないと間宮は説明。

『あんたが説得しなきゃいけないのは、俺のほうじゃなくて、娘さんのほうじゃないんですか?』と返す。

『これでどこかにお引越ししていただけないかしら?』

薫は100万円が入った封筒を差し出し、間宮が消えてくれれば尚も諦めると言い、『あなたの相手は娘じゃありません!お願いします!』と頭を下げるのだった。

病院から出た尚は、街を歩きながら、間宮と行った居酒屋、間宮から尚がずっと憧れていた小説家だと告白を受けた橋を通りかかり、間宮との思い出を脳裏に浮かべた。

『覚えてる…』尚はそうつぶやき、涙を浮かべるのだった。

クリニックに到着した尚は、物忘れテストが全くできなかったこと、脳の血流にも一部異常が認められ、MCIの可能性が濃厚だと診断されたことを薫に明かす。

うまくいけば10年後もアルツハイマー症を発症させないことも可能だが、

何もしなかった場合は40%の確率でアルツハイマー症を発症するのだと力なく語る。

『でも、まだ自覚症状はないんでしょう?!』すがるように尋ねる薫に、『…自覚症状はあるの!』と尚は涙ながらに、
最近記憶の欠落が多々あったことを告白。

『この2週間くらい、最高に生きてるって気がしたんだけどな…消える前の蝋燭だったのかな?』

涙する尚を抱きしめ、薫は尚がどうなっても2人で生きていこうと涙ながらに告げるのだった。

(今夜そっちに行けなくなってしまいました)尚から間宮にLINEが来た。

(打撲、まだ痛い?)と間宮は返す。

(起きてる時は平気)と尚が返すと、

(お大事に)と間宮から返信が来た。

尚は病気のことを、
間宮は薫から手渡された手切れ金のことを、お互いに切り出したい気持ちはあるものの、2人はうわべだけのやり取りを終えるのだった。

その晩、侑市は尚の病気を両親に告白する。

母・千賀子(夏樹陽子)が
『結婚してから分かったら、一生抱え込むことになっちゃって、侑ちゃん大変なことになるところだったわよ!早く健康でいいお嫁さん探さないと』と言い、父・誠一郎(橋爪淳)も『ああ』と同意する。

母の言葉が引っかかる間宮は硬い表情のまま、『じゃあ帰るよ』とさっさと実家を後にするのだった。

病院にて、尚は『週末入院できないかな?』と侑市から切り出された。

認知症関連の検査をまとめてしたほうが良いという侑市。
『希望は捨てないで』という侑市に、まだ症状も治療方針もわかっていないため、これから積極的に考えていきたいという尚に、侑市は『それでこそ尚だ』と微笑むのだった。

(今夜飯を食いませんか?俺らしくないレストランでご馳走します)

間宮からLINEが来て、高級レストランへ出かけた2人。

そこは薫が好きでよく通う、尚も常連の店だった。『お母さんに会ったよ。100万円、もらった。これで消えてくれって』

と切り出した間宮は、その後考えているうちに、尚とちゃんと付き合いたいという気持ちが芽生えてきたと語る。

『砂漠を尚さんと真面目に歩こうと思うんです。…乾杯』

と間宮は言うが、尚はグラスを合わせずに、シャンパンを飲んだ。

『やっぱり予定通り結婚しようと思うの』

そう切り出した尚は、間宮とのことは気まぐれだったと語る。

察した間宮は『何か言えない理由があるんだね?』と尋ねるが、尚は病気のことは言わなかった。

『ただいま』尚は帰宅し、また間宮の元へ行ったんじゃないかと心配していたという薫に、『大丈夫もう別れたから』と笑顔で語る。

直後、自室へ入った尚はベッドに突っ伏して号泣するのだった。

その週末、尚は脳波検査、アミロイドPET検査などの精密検査を受けた。

検査の結果、やはりアルツハイマー病の前段階、MCIであることが発覚する。

確実な治療薬は今の所まだないが、生活習慣の見直しで進行を遅らせることが可能だと、侑市は説明する。

『適度な運動、バランスのいい食事って、それ冗談ですか?普通の人と同じ健康法じゃないですか…?』

尚は治療法がないという現実にショックを受け、涙を溜めながらそうつぶやく。

この分野において国内では第一人者である侑市に、
尚は主治医をお願いするのだった。

尚は侑一の自宅で荷物をまとめ、後は業者に依頼し、出て行く。

尚が出て行った後、間宮たちがやってきた。

侑市の部屋とは別の部屋の荷物を積む間宮に、『あれ、この前の引越し屋さん?』と侑市の部屋の上の住人が話しかけてきた。

この住人の部屋が水漏れを起こし、間宮は尚と2人でこの住人の部屋に直談判しに行ったことがある。『下の井原さんの奥さんっていうか、婚約者の方、今でてったわよ?』

尚たちが結婚をやめたらしいという噂を聞き、
間宮は驚き、尚にLINEしようと思うが、できないのだった。

その夜、間宮と行った居酒屋から1人出てきた尚。

すると、突然尚の視界が歪み始め、尚はパニック状態に陥る…

『助けて、真司!』尚は間宮に電話をかけた。

『今どこ!?』と尋ねる間宮に、『わからない!』と答える尚。

『近くに何が見える?』

『近くで飲んでたの!あの店で』

『わかった!そこ動かないで!』

間宮が駆け出して行き、やがて尚を発見した。『尚!!』間宮がそばに駆け寄ると、

『私、病気なの。そのうち、アルツハイマーになるの…』と涙ながらに尚は切り出す。

『え…?』驚きから固まる間宮。

間宮の部屋にて、尚は『私、軽度認知障害なの。だから結婚するって嘘ついて、真司と別れた』と切り出した。

『驚いたでしょう?』と尋ねる尚に、
間宮は『驚いた。尚が病気で喜んでる自分に驚いてる』と予想外の言葉を返す。

生まれてすぐに親に捨てられ、天涯孤独に育ち、夢も希望もなかった間宮は『尚が病気なことなんて屁でもない』と言い、尚がどんな状況でも『俺は尚と一緒にいたいんだ』と語り、
尚の肩を抱く。

感動から涙が止まらない尚にキスしようとした間宮。

尚が『今じゃない!』とダメ出しをし、『え?今キスするとこじゃないの?』と間宮。

尚は声をあげ、幸せそうに笑うのだった。

以上、ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と~」の第2話あらすじ・ネタバレの紹介でした!

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