古畑任三郎 第シリーズ 第10話 矛盾だらけの死体 あらすじ・ネタバレ

ドラマ「古畑任三郎」第10話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

第10話「矛盾だらけの死体」

[あらすじ・ネタバレ]

“人の心を読むときは、相手の目を見て話して下さい。逆に、心を読まれたくない時は絶対に目を合わせないことです。鼻を見て話して下さい。相手の鼻です。自分の鼻じゃありません。
言葉の裏を読むのがうまい人にありがちなのが…”

参議院議員・鵜野忠国(森山周一郎)の秘書・佐古水茂雄(小堺一機)は、鵜野の指示に従い、鵜野の愛人・沢田マリ(泉本のり子)に大量の睡眠薬を飲ませて殺害する。さらに、
自分を身代わりにしようとした鵜野を置物で殴り、マリの無理心中に偽装した。そして、佐古水は部屋を抜け出した。マンションで古畑任三郎(田村正和)が現場検証をしていると、
そこへ佐古水が戻って来た。佐古水は、マリから自殺すると電話があり、あわてて駆けつけたように装う。だが古畑は、現場の状況と佐古水の証言に矛盾を感じていた。宇野が警察病院に
収容され、一命をとり止めたと知ってあわてる佐古水。同じ病院に入院していた部下の今泉(西村雅彦)を使って、佐古水に揺さぶりをかける古畑。さらに古畑は亡くなった沢田マリの検死報告書を
佐古水に見せる。おかしな点があるという。佐古水はそれに気づかない。「舌下部分に2錠残留」普通、舌下に薬が残ってたら吐き出すか、飲み込むかするはずなのに、残っていることが
おかしいという古畑。「ということは誰かが眠っている彼女の口に無理やり流し込んだ…それしか考えられません」佐古水はメガネを上げる。「ということは、これは…殺人です」
「まさか、先生が?」となると鵜野を殴ったのは誰なのか…。鵜野を殴ったのがマリであれば、マリを殺したのは誰なのか…。ということは誰かもう1人あの部屋にいたことになると古畑。
そして、そこにいた1人が犯人だという。事実を確認するため2人は鵜野の回復を待つことになった。佐古水にかかってきた電話は本当にマリだったのか…鵜野を殴ったのは誰なのか…
回復することで全てが判明する。そんな時、通りかかった看護婦が様態が急変しました、と駆け抜けていく。2人は急いで駆けつけるが、その患者は今泉だった。痔が悪化したらしい。
佐古水はそれを見てわざとやってませんか?とイライラしている。と、そこに鵜野事務所の関係者が佐古水を呼びに来る。そこで佐古水は、外部にもらさないことや葬儀の手配、雄三の帰国の
手配などを指示する。雄三とはアメリカに留学している鵜野の息子だ。それを見て古畑はニヤリ。この非常時に落ち着いてらっしゃると佐古水について行く。佐古水は嗅ぎつけた記者に
鵜野について説明をする。「鵜野は病気でも事故でもない。」記者からは誰かにやられた、噂の女性が絡んでるなど言われるが、佐古水はそれに答えない。鵜野が倒れたことは家族も
知らないので内密にとお願いする佐古水。古畑はそれを見て何も言えないと言いながらあなたほとんど喋ってましたよと、佐古水を心配する様子。そこに鵜野の意識が戻った連絡が入る。
しかし、シマ健忘症というやつで、今日あったことや殴られた前後をどうしても思い出せないのだという。実際、会ってみると佐古水のことはわかるようだが、なぜ今自分が病院にいるのか
さえ、分からない様子だった。そこに古畑が2、3質問をする。「誰かに殴られたんです。」「誰に?」「えー、覚えてらっしゃいませんか?」「佐古水」「はい!」突然、名前を呼ばれ
驚く佐古水。しかし、「なにがなんだか私にはさっぱり…」思わず安堵する表情の佐古水。「とりあえず私はホッとしてます」と言い鵜野の手を握る。「命が助かっただけでももうけもんと
おもわなくっちゃ」結局、誰が殴ったのかわからずじまい…。佐古水は鵜野の持病の薬や腱鞘炎の薬を医者に渡す。そこで医者は時間をかけて思い出していくしかないという。明日があるといって佐古水は帰っていくのだった…。

”えー、鵜野先生を殴ったのは十中八九佐古水です。肝心の鵜野先生の記憶が無くなっていたのは痛かったです。でも…考えがあります。今日は一つだけ仕掛けをしてみようと思います。
佐古水を自白に追い込むための仕掛けを。ただし、鵜野先生は記憶喪失状態…仲間に引き入れることは不可能です。あなたならどうするか考えてみてください。古畑任三郎でした。”

帰ろうと車に乗り込む佐古水を「先生がお話があるみたいですよ」と古畑が呼び止める。記憶が戻ったのかもしれないと2人、鵜野の元へ。しきりに鵜野が何か言ってなかったか気になる佐古水。
「なんか大事なことを思い出されたみたいですよ。犯人のことだったらいいんですけどもね」部屋に入ると、佐古水は古畑に席を外すように言うが、大事な証言が聞けるかもしれないと拒否。
「佐古水…色々すまなかったな…」「とんでもない」「迷惑をかけた…佐古水…ありがとう。今後ともお前には色々働いてもらわにゃならんからな…お前ほど、有能な秘書はおらん」「ありがとうございます」
そこで古畑、殴ったのは誰か聞くが鵜野は無言…。しぶしぶ、部屋を出る2人。明日になれば何か変わるかもしれないと古畑は帰っていく。佐古水は過労と偽り医者に栄養剤をもらえないかと頼み込む。
車の中で何かを思いつき再び病院に忍び込む佐古水。注射器を盗みそれを手に鵜野の部屋へ向かう。注射を打ちこもうとした瞬間、部屋の電気がつき振り返るとそこには古畑が…。鵜野と思っていた
ベッドの人物は今泉であった。殺人未遂は認めるが、私は殺してないと言う佐古水。しかし、腱鞘炎の人が口をこじ開けて薬を押し込むのは無理だと古畑。それを聞いて佐古水はついに犯行を認めた。

以上、ドラマ「古畑任三郎」第10話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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