ドラマ「のだめカンタービレ」の第7話あらすじ・ネタバレの紹介です!
Lesson7 「新オケ始動! すれ違う恋に波乱の予感!?」
[あらすじ]
のだめ(上野樹里)の担当教師が江藤(豊原功補)に交代した。のだめはスパルタの江藤に拒否反応を示し、逃げ回る。一方、千秋(玉木宏)は有志オケの初合わせを行い、レベルの高さを
実感。卒業後の進路に希望を見いだす。そんな中、千秋はのだめにレッスンを受けさせようと、江藤にのだめの“扱い方”を助言する。
[ネタバレ]
のだめ(上野樹里)の担当教師が、落ちこぼれ専門などと呼ばれている谷岡(西村雅彦)からエリート育成で知られる江藤(豊原功補)へと変更になった。
江藤は、のだめと千秋(玉木宏)が、
2台のピアノで連弾していたラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を偶然耳にし、自らのだめの担当を申し出たらしい。
しかしのだめは、ハリセンを振り回して怒鳴りまくる江藤の高圧的な態度にキレて、
彼のハリセンを奪ってへし折ると、練習室を出て行ってしまう。
関西弁で捲し立てる江藤(ハリセン)「もうお遊びは一秒たりとも、」突然キレたのだめ「お遊びじゃなか!のだめめっちゃ真剣にやっとっとよー!」
逆ギレして叫ぶのだめ。
引きかかったハリセンおとなしくなる実は手が震えているのだめ、ドアに手をかける「お前言うな!」静かにそう言い残してレッスン室を出て行く。のだめは、助けを求めるように
谷岡の元へと向かった。
「のだめ、あの先生はいやです~。」もう半泣きののだめ。
しかし、そんな彼女に谷岡は、自分にはどうすることも出来ない、と告げる。
一方、千秋は、清良(水川あさみ)の提案を受けて新たに結成したオーケストラのメンバーと飲みに出かける。
そのオケには、森光音大のオーボエ奏者・黒木(福士誠治)やボストン留学から一時帰国した
チェリストの菊池(向井理)ら、コンテストの常連でもある他大学の有名な学生が集まっていた。
千秋と清良以外で桃ヶ丘音大から参加することになったのは龍太郎(瑛太)、真澄(小出恵介)、桜(サエコ)の3人。
龍太郎と桜は、Aオケに入ること、という千秋から提示された条件をクリアして参加を許されていた。始まりは落ち着いた雰囲気だったメンバーに感心していた千秋だったが30分もすると、見慣れた風景に…。
酔っ払いもいいとこ、酒弱すぎのメンバーたち。
しかも演奏曲を何にするかで、みんな自分に自信ありの人たちばかりで自分のソロが出来る曲ばかりを提案してくる。苦笑いの千秋、揉めた末、千秋に一任する。
すると千秋は、モーツアルトの「オーボエ協奏曲ハ長調」をやろうと皆に提案する。ソリストは黒木。黒木はみんなから少し離れた所で静かに飲んでいた、そして落ち着いた表情でその提案を引き受けるのだった。
そんな中、千秋は、のだめのようすがいつもと違うらしい、と龍太郎から教えられる。龍太郎の父・龍見(伊武雅刀)が、裏軒に立ち寄っても食事もせず、幽霊のように消えたのだめを目撃したらしい。
千秋は、不安を覚えて帰ろうとするが、オケのメンバーに引っ張られ、そのまま二次会に連れ去られてしまう。裏軒を後にしたのだめと、オケのメンバーに連れられて行く千秋。道路をはさんで、反対側の
歩道をそれぞれ歩くニアミスの千秋とのだめ。
あくる日、千秋の新しいオケは、練習のために桃ヶ丘音大に集まった。初めて合わせたにも関わらず、レベルの高い演奏を披露するメンバーに興奮する千秋。
中でも、黒木の実力は圧倒的だった。このオケはいいと身震いさえ憶える千秋。『しかし…』心の中で千秋「武士ね…まるで。」と真澄。
練習後、千秋たちは、裏軒に集まる。するとそこに彩子(上原美佐)が現れ、
千秋たちの演奏会のためにホールを予約した、と伝える。それは、無名のオケには大きすぎるキャパシティーのホールだった。そこにやってきた音楽評論家の佐久間(及川光博)は、宣伝なら自分に任せて欲しい、と千秋に告げる。
一方、龍見は、「クラシック・ライフ」誌記者のけえ子(畑野ひろ子)に、雑誌を1ページ買い取って広告を載せる、と張り切っていた。実は匿名で電話があったというけえ子。何気に目を伏せる龍見。
おまけに、龍太郎と龍見は、千秋の新しいオケを「R☆Sオーケストラ(ライジングスター・オーケストラ)」と勝手に命名していた。いい名前だと絶賛する佐久間、解説するけえ子。「そこまで深い意味は…」龍太郎と龍見。
佐久間は千秋にシュトレーゼマンの新しいCDをプレゼントする…ドイツの友人が送ってくれたと。龍見からスタミナ定食をのだめにもらった千秋は、マンションに戻り、のだめに食事を世話する。
いつもと変わりないのだめの姿を見た千秋は安心するが…。演奏曲目がモーツァルトと聞いて、のだめが笑う。「先輩がモーツァルト!?」「何故笑う?」「だってモーツァルトはピンクですよ。」
「???ピンク?」「のだめの中のイメージカラーですぅ。」「先輩がピンク、、あはっ。」レッスンはどうしているのかと千秋に聞かれ、一瞬凍りつくのだめ。
「実はのだめ…」暫くは面倒を見てやれないから頑張れと言われ、
何も言えなくなってしまうのだめ。そしてオケに差し入れを、と思いつく。
絶対に来るなと拒否する千秋。「どうしてですか?」馴れ合いたくはないのだと話す千秋。そして今日本で出来る唯一のことだと。
翌日、オケの練習する千秋たち。『ピンクというより、、、、いぶし銀?』そこにのだめが入って来る。慌ててつまみ出す千秋。「オケの方たちに挨拶を…」「何で?」「つ、妻だから…」「お前、今日レッスンだろ?どうした?」
「今日は谷岡先生が風邪で…」「じゃぁ谷岡先生にお見舞いの電話を」「あぁ、、谷岡先生は家族で、、メキシコに…」「やっぱりおかしい!何を隠してる?」「何も…」そこに黒木がやって来る。
「お取り込み中?」「いいえ!全然、お取り込んでません。これ、おにぎりとお味噌汁ですオケのみなさんでどうぞ。」そそくさと去って行くのだめ。「絶対吐かせてやる。」「千秋君の彼女?」「いや、ピアノ科の後輩」
「名前は?」「野田恵。」「野田、恵ちゃんか…」「……?」清良がバイオリンを弾く。聴き惚れる龍太郎は演奏が終わると自分の先生になって欲しいと清良に頼む。「大好きだ!」「清良のバイオリンが…」
その時千秋が戻ってくる、清良は龍太郎を殴る。
「さぁ始めよう。」すると何だか音に艶が…黒木もピンクに包まれ、清良もポッって感じに…。『さっきまでいぶし銀だったモーツァルトがピンクに…』千秋はオケの変化に素早く反応。
谷岡に事情を聞いた千秋は何とかならないか話すが、谷岡は野田さんが嫌がっているなら何とかしてあげたいけれども、見てみたい気もする、一個人として…。と話す。
表ではハリセンから逃げ回るのだめの姿が…。
レッスン室に残されたのだめのノート。
おなら体操や園児のことが書いてある。
そこに一緒に帰ろうとのだめがやって来る。レッスンの事を話すと話を逸らそうとするのだめ。「お前の先生はハリセンだろ。レッスンは絶対休まなかったお前が…」
「授業はちゃんと出てます、幼児教育とか…」今のままでは駄目だと話す千秋。
「向いていない。」「のだめは絶対幼稚園の先生になるんです!」「子供に舐められる、いじめられる…オレなら自分の子供をお前みたいな先生には絶対預けない」
「今日は一人で帰ります。」「ああ、そうしてくれ…」
「もう、絶交です、別居ですよ…離婚ですよ…」去って行く千秋の後姿に語りかけるのだめ。千秋はのだめを引き上げてやる為には結局自分が今を頑張るしかないのだと悟るのでした。
のだめは黒木を見かける。黒木は差し入れのお礼にとすずらんの鉢植えをプレゼントする。のだめは黒木に幼稚園の先生になりたい自分が上を目指すのは変ではないかと質問する。
すると黒木はめぐみちゃんの言う上の意味がよくわからないが、
音楽をやった以上、上手くなりたいと思うし、上手に弾けたら嬉しいし楽しい。
もっと楽しくなりたいって思うことは自然な事で、上を目指すっていうのは純粋に音楽を楽しみたいっていうのと同じなんじゃないかな、そう思わないかと言われる。
千秋を見つけた江藤が、のだめについて聞いてきた。「お前の女、どうなっとんじゃ、普通にレッスン受けられへんのか?あれは天然の変態か?」「彼女じゃないけど…変態です。」「普通って、あなただって普通じゃないでしょ?
そんなハリセン持ってレッスンする人なんていませんよ。」「これはただのハリセンやない、俺の愛の形や」「俺はもうお前の時のような失敗はしたくない。だからどんな変態でも俺は自分の見込んだ生徒を二度と投げ出したりはせん。」
ハリセンを投げ捨てて決意を語る江藤に、千秋は取り合えずの方法を伝授。翌日、廊下でプリごろ太のフィギュアを見つけ、こっそりかばんに仕舞い込むのだめ。すると、次々にフィギュアが…ところが肝心のカズオがいない…。
キョロキョロするのだめ。その視線の先にカズオ発見!!思わず駆け寄るのだめ。するとドアが閉まる。なんとそこは江藤のレッスン室だったのだ。慌てて逃げ出そうとするのだめ。弁当を差し出しながらもう何もしないと江藤。
振り返ると、その手からハリセンは消えていた。「見てみぃ。丸腰や!」「一つだけお願いがあります。」「なんや?」「1つおなら体操を完成させること。2つ絶対なぐんない。」「ひとつちゃうんかい?」じっと江藤を見つめるのだめ。
サラサラとサインする江藤。「おなら協定此処に成立したり!」がっちり握手するふたり。「まずは弁当…」とお弁当を食べようとするのだめ、レッスンしてからと止める江藤。のだめのピアノ伴奏に合わせ、江藤が踊る。
頑張りや~これが終わったら本当のレッスンが始まる…自分を勇気付ける江藤。その時江藤のポケットからメモ用紙が落ちる。
『野田恵の扱い方』
1.取り合えずプリごろ太
2.取り合えず弁当
3.取り合えず自由に
千秋情報。「これは…」「何だかんだ言って、あいつが一番お前の事心配してるんだろう。」その言葉を聞き笑顔になるのだめ。そして、レッスン室を飛び出して行く。
千秋は次回公演の演奏曲目を何にするかで悩んでいた。そこに彩子がやって来る。千秋が海外に行けない事情をただひとり知る彩子は千秋に日本でやれることをやっと見つけたのかと話す。
千秋もまた留学出来ない自分がどんなに努力しても駄目だと諦めていたことを話すのだった。それを柱の陰から聞くのだめ。帰宅したのだめは千秋の部屋でいつものように食事。風の噂で千秋が飛行機に乗れないことを知ったと聞き出すのだめ。
千秋には盗み聞きしたと直ぐにバレる。エコノミー症候群か、それとも悪い事してパスポート作れないのか、もしかして飛行機怖いとか…?それを聞いて、震える千秋。だから留学しないで院に進むのかとのだめ。
もういいんだと千秋はかばんから荷物を取り出そうとする、すると佐久間に貰ったシュトレーゼマンのCDが。『ブラームス交響曲第一番』早速かけてみる。その音に圧倒される千秋。そして閃いたように本棚から一冊の楽譜を
探し出し、のだめのことも忘れ、何かメモを始める。
翌日、楽譜を手にオケの練習に向かう千秋。ところが清良や菊池、コンクール組が遅刻してやって来る。龍太郎は怒りを露わにする。いかにコンクールが大事とはいえ、コンマスが遅刻なんてありえないと。
自分はこのオケに賭けているのだと真剣に話す龍太郎に、メンバーは冷ややかだった。
このメンバーで何かやれたらいい経験になるだろう、でも自分たちはソリストが目標で、海外を拠点に活躍したいのだという意見が殆ど。
そして千秋にも当然、千秋だって海外に行くのだろうと話す。
落胆して席に着く龍太郎。指揮を始める千秋、泣きそうに演奏する龍太郎。『当然…か…』みんなを見回す、そして哀しそうな龍太郎を見つめる千秋。
『ふざけんなよ。何故みんな峰を笑う!?オレだって…』「みんなバラバラ…」のだめ指揮をやめてしまう千秋。「今日はもういい。いや、コンクールが終わるまで、練習はなしにしよう…健闘を祈る。」そう言って千秋は出て行く。
差し入れの水筒とタッパーを持って、のだめは後を追う。階段に差し掛かると、のだめが水筒を落としてしまう。コロコロと落ちていく水筒。それを見た千秋は胴体着陸したときの記憶が蘇る。
しかし、その光景はいつも感じていたものとは違う光景で…
転がる薬の瓶、そして苦しむ初老の紳士。これは一体…!?。その状況に戸惑う千秋であった。
以上、ドラマ「のだめカンタービレ」の第7話あらすじ・ネタバレの紹介でした!
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