ドラマ『ここは今から倫理です』1話あらすじ・ネタバレを紹介します!
[あらすじ]
高柳(山田裕貴)はミステリアスで風変わりな倫理教師。
逢沢いち子(茅島みずき)は校内での男友達との情事をとがめられたことをきっかけに高柳に心惹かれる。
そして男友達との
心ない性交を拒絶したいち子に、高柳は愛と教養についてのマックス・シェーラーの言葉を贈る。
いち子に真剣に向き合う高柳に感化された谷口恭一(池田優斗)は自分の様ないじめ
られっ子を救う“いい先生”になりたいと高柳に告げる。
しかし高柳の答えは…
[ネタバレ]
カーテンが閉まる薄暗い倫理の教室で、女子生徒・逢沢いち子(茅島みずき)が男友達と体を重ね、偶然、教室に居合わせた男子生徒・谷口恭一(池田優斗)が目撃してしまいます。
すると、突然、教室の扉が開き、倫理教師・高柳はいち子たちに合意があるかを確認、驚いた男友達は教室から逃げ出します。
「ここは今から倫理です。」高柳は行為そのものは咎めず
時間と場所をいち子に注意し、これから倫理の授業が行われることを宣告するのでした。
恭一は中学1年生の夏、教師になることを志しましたが、手本となる教師に巡り合うことはありませんでした。
英語教師・木原は空気が読めず、物理教師・松田には自信がなく、体育教師・梅沢はパワハラにモラハラ、女子生徒のスカートをチェックする女教師・小林はセクハラ、そして世界史教師・桐谷に
至っては声が小さ過ぎて何を言っているのかさえわかりません。
教師に幻滅していた恭一は、やっと理想の教師・高柳に巡り合ったのでした。
出会いから1年、恭一は高校3年生、選択科目に高柳が
教える倫理を選び、教室には10人ほどしか生徒がいませんでしたが、生徒の中には、あのいち子もいました。
教壇に立つ高柳は、今後、倫理の知識が役立つ場面はなく役立つ場面があるとするなら、
それは「死が近づいた時」と単刀直入に生徒たちに言います。
そして、倫理は選択科目でも人生においては必修科目と高柳は断言します。
いじめられっ子だった恭一は高柳の目を見て、自身と
同じように辛い思いをしてきたのだと感じます。
いじめられていた当時、恭一を助けてくれる教師はおらず、いち子たちにも毅然とした態度をとる高柳を手本とし、いじめられっ子を救う教師に
なると恭一は誓うのでした。
放課後、いち子は倫理の教室で高柳とふたりきり、いち子は高柳に迫り、通りかかった恭一が廊下からこっそり覗いていました。
いち子はシャツの胸元を開け短くした
スカートで教壇の上に座り、黒板を消し振り向いた高柳に触れようとすると、その手を高柳が掴み拒否します。
教養ある女性が好みであることをいち子に告げた高柳は、男は誰でも性的魅力に魅了
されると思ういち子に、花魁を引き合いに出し人を魅了するのは性的魅力だけではないことを教えます。
花魁は古典や文学、囲碁に将棋、歌に舞踊、三味線に琴、茶道や華道を習い教養があり、
書道も習い字も美しく、性的魅力だけで花魁になれると思ういち子に書道部に入り書道から始めることを勧めます。
いち子への対応を見ていた恭一は、益々高柳に感化されるのでした。
数日後、倫理の授業の終わり際に次回からギリシャ思想を教えることを予告した高柳は、ギリシャ思想の本が図書室にもあり、読むことを勧めます。
放課後、恭一は図書室で本棚の『世界の哲学プラトン』
に手を伸ばしましたが、横からいち子に取られてしまいます。
いち子は他にも読む本があり、他の本を読んでいる間、恭一がプラトンの本を読むことになります。
いち子から離れた席に座りプラトンの
本を読む恭一、いち子は『遊郭の光と闇 花魁の一年』を読んでいました。
いち子を快く思わない恭一は、いち子とあまり話さず、いち子は恭一が怒っているのかと思い心配になります。
幼いころから男の黙った顔が怒っているように思え、いち子は怖かったのです。
そんな中、いち子を捜しに来た男友達・マサヤとシュウト、そしてカズキの3人が現れ、恭一に絡みだすと、いち子は
プラトンの本を持って3人と帰ります。
いち子は自宅アパートにマサヤと帰宅、マサヤがいち子の背中から抱きつき誘うと、いち子は断りましたが、驚いたマサヤが黙るとベッドで体を重ねるのでした。
翌日、結局、恭一はプラトンの本を買い、その本を胸に職員室に高柳を訪ねます。
ところが、高柳の姿はなく、高校近くにある『羽木ヶ丘商店街喫煙所』で高柳はたばこを吸っていました。
たばこを吸う高柳を見て恭一は一気に幻滅、いじめられていた頃、恭一は根性焼きをされていたのです。
恭一に気がついた高柳が喫煙所から出ると、たばこ嫌いの小林が駆け寄り高柳を非難、法的に
決められた場所で吸い問題ないと反論する高柳でしたが、小林は聞く耳を持たず、その場を後にします。
恭一もたばこを吸う高柳を非難しましたが、高柳はたばこを辞めても自身にとって救いには
ならないと言うのでした。
その夜、帰宅したいち子は、机に向かいペン字の練習をしていました。
翌日、図書室で本を探す恭一、そこへ、いち子とマサヤが現れ、本を選ぶいち子はマサヤの誘いを断り、
マサヤはいち子を図書室から無理やり連れ出すと、人気のない技術室にシュウトとカズキの3人で連れ込みます。
誘いを断るいち子をマサヤが机に押し倒し、異変に気づき後をつけ技術室を覗いていた
恭一は助けを呼ぼうとします。
しかし、いち子たちを快く思わない恭一は躊躇し、その場から立ち去ろうとしましたが、喫煙所でたばこを吸う高柳が見えました。
いち子は男友達に嫌われたくなく、
男友達が笑顔になるから身を任せていたし、幼い頃に父親から虐待を受け我慢にも慣れていました。
しかし、これまでの行いを悔いるいち子はマサヤに抵抗し、そこへ高柳が現れ、初めて会った時の
ようにいち子に合意があるかを確認します。
「違う」といち子が否定すると、高柳はマサヤを引き剥がし、そんな高柳の顔をマサヤが殴ります。
再び殴りかかるマサヤの手を掴み、高柳は教師は殴る
ことが出来ずセクハラになるから落ちつくように女生徒の背中をさすることも出来ないとマサヤを説き伏せます。
すると、マサヤたちは技術室から逃げ去り、恭一は呆然と見ていました。
倫理は人の心に触れてもらう授業、いち子に触れ慰めることは出来なくとも、いち子の心に触れ慰めることはでき、倫理の授業を選択してくれたことに高柳は感謝します。
倫理の教室で以前、高柳が
手を触ったと言ういち子に、「あれは、オフレコで」と人差し指を立て高柳は自身の唇に当てます。
「好き」勉強も綺麗な字も書けるようになると、いち子は高柳に告白。
「愛こそ貧しい知識から豊かな知識への架け橋である」
高柳はマックス・シェーラーの言葉を、いち子に贈るのでした。
高柳はいち子を保健室に連れて行き、女性の養護教諭・藤川に任せ保健室を出ると、恭一が廊下で待っていました。
放課後の校庭でサッカーの
練習をする生徒たち、高柳と恭一は朝礼台の上に座っていました。
恭一はいじめられっ子を救う良い教師になりたいと考えており、高柳はたばこを吸う自身も救うのか恭一に問うと、恭一は目を伏せ黙ってしまいます。
「善なるものは吾これを善とし、不善なる者も吾またこれを善とす。徳は善なればなり」高柳は老子の言葉を、恭一に贈ります。
善人も悪人も皆が善人、意味を知り恭一は、いじめっ子も善人と思わなければならいのか、高柳に聞き返します。
善人と悪人を区別し救っていると、いつか恭一がいじめっ子をいじめることになると高柳は忠告、いじめっ子といじめられっ子の双方を信じ良い先生になって欲しいと願い、恭一に深々とお辞儀をすると、
その場から立ち去ります。
最後に恭一が、何故たばこを吸い始めたのか高柳に尋ねると、大学生の頃に喫煙ルームに入り浸る先生と話してみたかったと答え、恭一は唖然とするのでした。
以上、ドラマ『ここは今から倫理です』1話あらすじ・ネタバレの紹介でした!
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