ドラマ『ここは今から倫理です』4話 あらすじ・ネタバレを紹介します!
[あらすじ]
近藤陸(川野快晴)は兄のカイト(山科圭太)が逃げたとチンピラ達から言いがかりをつけられ暴行を受ける。
そこに現れた“ジュダ”と呼ばれる男(成河)に助けられた陸だったが、
今度はジュダに軟禁されてしまう。
そこに飛び込んでくる高柳(山田裕貴)。
ジュダと高柳の間にはかつて、一人の女子生徒を巡る浅からぬ因縁があった…。
高柳は陸を連れ出そうと
するが、ジュダはそれを阻み、ハンナ・アーレントの言葉を突きつける。
[ネタバレ]
羽木ヶ丘北高等学校(羽高)3年・近藤陸(川野快晴)は、兄・カイト(山科圭太)が作ってくれた夕飯を食べていました。
ナポリタンが盛られた皿に茹でたブロッコリーを乗せ、カイト
は嫌がる陸をよそにたっぷりマヨネーズを掛けます。
カイトのスマホに着信があり、電話に出たカイトが二言三言、言葉を交わし電話を切ると、陸に小遣いを渡し友達にたばこを渡して
くるよう頼みます。
渋々引き受ける陸のネクタイをダサいと言って、カイトはネクタイを外し陸の制服のズボンのポケットに押し込み送り出します。やがて日が暮れ、陸がひとり夜道を
歩いていると、ワンボックスが横づけし後部座席の男(板橋駿谷)の言われるがままたばことレジ袋に入った何かを交換します。
おかしいと思う陸でいたが、考えないことにするのでした。
翌日、倫理教師・高柳(山田裕貴)が授業を行う教室に陸の姿はなく、この2週間、陸は登校していませんでした。
職員室でも陸のことは問題になっており、陸の卒業が危ぶまれていました。
授業が終わり、教壇の高柳のもとに女子生徒・逢沢いち子(茅島みずき)と男子生徒・谷口恭一(池田優斗)が駆け寄る中、山野亮太(浦上晟周)と間幸喜(渡邉蒼)が陸のことで高柳に相談に訪れます。
亮太と幸喜、そして陸の3人は仲が良く、亮太と幸喜のふたりは担任の女教師・木原から陸について度々尋ねられ、ふたりは何か疑われているのではないかと危惧していました。
亮太と幸喜が陸のスマホにメッセージを送っても返信はなく、仲が良いといっても陸は家族のことなどプライベートなことは一切話さず、ふたりは陸が休んでいる理由を知りませんでした。
いち子はカイトが原因と断言、カイトはいち子の地元で有名な半グレで、地元が笠出と知った高柳はメッセージを送り続けるよう亮太と幸喜に言い残し、慌てて教室を後にするのでした。
一方、カイトが仲間とさばいていた商品と金を持ち逃げし、何も知らない陸は昨夜の男たち3人から人気のない地下駐車場で暴行を受けていました。
そこへ、ジュダ(成河)と呼ばれる男が現れ、
その場をおさめるのでした。
助けられた陸は、ジュダが営むバーにジュダとふたりきりでいました。
ジュダは陸に迫り、拒む陸は逃げようとしましたが、先ほどの男たちのこともあり逃げるに
逃げられませんでした。
ジュダはドアに鍵をかけ、「優しくするから」と再び陸に迫り、するとジュダは陸のポケットに入ったネクタイに気づきます。
そのネクタイが羽高のものと知ると、焦る
ジュダは陸から離れ、ちょうどそこへスマホに着信がありジュダは電話に出ました。
羽高のプールにいち子と恭一、そして亮太と幸喜がいました。
亮太と幸喜は、陸にメッセージを送り続けて
いましたが、既読にはなりませんでした。ドアを叩く音に怯える陸、高柳がバーに駆けつけました。
ジュダに電話をしたのは高柳で、高柳はジュダを悪と決めつけ対話を拒み、陸を連れ帰ろうとします。
ところが、陸を助けたのがジュダと知ると、動揺していた高柳は落ち着きを取り戻し、倫理教師にあるまじき行為を反省しジュダに謝罪します。
ジュダの生きる世界を知る高柳は、何も考えずに
その世界に飛び込んだ陸に、「何故ここにいるのか」問い質します。
カイトが悪い仲間とつるんでいるのは知っていましたが、考えないようにしてきた陸は分からないとしか答えられませんでした。
「人間の本性は悪」荀子の性悪説、カントの「人間は気ままに生きると争う『悪』になる」、そしてハンナ・アーレントの「『悪』は陳腐『悪』は月並み」悪について説いた哲学者、荀子、カント、
そしてハンナ・アーレントの言葉を引用し、誰もが簡単に悪に染まることが世界の真理と高柳を畳みかけます。
荀子、カント、そしてハンナ・アーレントも悪を容認するとは説いておらず、ジュダの
都合の良い解釈であると高柳は反論します。
これまで名だたる哲学者が人が悪であることを前提に、その悪を乗り越えることを模索し、その都度答えを出したものの、未だに人や世界は変わらないと
ジュダは高柳を論破します。
善ぶる高柳を不思議に思うジュダ、そんなジュダに、教師である以上、陸に善の心で接すると言う高柳は、陸がここにいる理由をジュダに尋ねます。
しかし、善である
高柳には教えないとジュダは答えませんでした。
分からなくても分かろうとすることはできると、高柳は再び陸に問いましたが、陸は分からないとしか答えられず、その場に泣き崩れます。
そんな時、陸はスマホの着信音に気づき、亮太と幸喜からのメッセージを読み、「学校に行きたい」と訴えかけます。すると、ジュダはどこかに電話し、陸に手を出すなと警告、ドアを開け高柳と陸を送り出すのでした。
バーを出ると既に日は落ち、夜の繁華街を高柳と陸は歩いていました。陸にジュダを知っている理由を問われ、高柳は立ち止まります。
2年前、高柳は自殺願望のある女子生徒をジュダに奪われたのです。
女子生徒は校内で自殺未遂を繰り返し、高柳は何度も話を聞きましたが、女子生徒は学校に来なくなります。
夜の繁華街でジュダの隣にいる女子生徒を見かけ、高柳は連れ戻そうとしましたが女子生徒は戻って来ませんでした。
憎むべき悪のおかげで、その女子生徒は今も生きており、高柳は女子生徒の話を聞きに時折ジュダのバーに行っていたのでした。
すると突然、陸にとっての善悪を考えるよう高柳は声を荒げて陸を叱咤し、
明日から学校に来るのか陸に問います。陸は「はい」とひと言だけ答えるのでした。
翌日、陸は昼休みに亮太と幸喜の3人で教室で弁当を食べていました。
カイトは逮捕され、自分でもできるからと陸の弁当は
ブロッコリーだけでした。教室の前を通り掛かった高柳が3人のことを眺めていると、幸喜が気づき、陸が休んでいる間のノートを写していることを高柳に教えるのでした。
以上、ドラマ『ここは今から倫理です』4話 あらすじ・ネタバレの紹介でした!
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